7月24日 この2週間のイスラエルの猛攻撃で、ガザでは730人以上が殺され、4600人以上が負傷しました。トルコは戦乱のガザへ食料と水の配給と人道支援をつづけています。
Sabah
人間、生きるためには、まず水です。
トルコ首相府「協力・調整局」(TIKA)はエルドアン首相の指示の下、現在、ガザで食事の配布と諸々の人道支援に当たっています。TIKAはまず1万5000個の食料小包と1万5000食のイフタル(ラマザン明けの食事)を配布しました。
Sabah
ガザでは一般市民の死者数が日に日に増えてゆきます。
イスラエルの空、陸、海からの猛攻撃によって、ガザのシュジャヤ、トゥファ、ゼイトゥン地区のわが家を追われた人々は、パレスチナ難民のための国連援助活動が運営する学校に避難しています。
TIKAは食事や衛生用品の配給と同時に、飲み水の確保のために、15か所に井戸を掘り、14基の発電機で水槽に送る計画を進めています。また、30キロの水道管も建設します。
TIKAは食事や衛生用品の配給と同時に、飲み水の確保のために、15か所に井戸を掘り、14基の発電機で水槽に送る計画を進めています。また、30キロの水道管も建設します。
イフタルの食事をゲットしようとがんばるシリア難民の子供たち
イスタンブルの中心ベイオール地区が市民のために提供するイフタルが、シリア難民たちにとって、無料で、実質的な食事を手に入れる、またとないチャンスになっています。タクシム広場とゲジ公園の隣りのスペース、昨夏は全国的デモの中心となった場所で、今年はイフタルが提供されています。
このエリアはいま、何十人かのシリア人難民の住処にもなっていて、赤ちゃんや幼児を抱えた母親が常時、物乞いしています。
このエリアはいま、何十人かのシリア人難民の住処にもなっていて、赤ちゃんや幼児を抱えた母親が常時、物乞いしています。
Hurriyet
ゲットしたイフタルのセットを抱えては走るシリア人少女
Hurriyet
シリア難民の子供たちは、市の職員が市民に配ろうとするイフタルのセットをひったくろうとするので、職員も困っています。
Hurriyet
食事セットをゲットできなかった子は、テーブルをまわって市民の食べ残しを集めます。
食べ終えた人のパッケージがゴミ箱に捨てられるまえに、素早く食べ残しを集めるのも、シリア難民の子供の仕事です。
イスタンブルに住むシリア難民は6万7000人と推定されます。「私たちは物乞いをしないよう警告をしてきましたが、彼らはやめません。物乞いを止めなければ、行政上の処置として、難民キャンプに入ってもらうしかありません」と、イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事は言っています。
イスタンブルに住むシリア難民の名前や正確な人数、また、彼らがなにを望んでいるのか等々、市当局もつかめていない状態です。
イスタンブルに住むシリア難民は6万7000人と推定されます。「私たちは物乞いをしないよう警告をしてきましたが、彼らはやめません。物乞いを止めなければ、行政上の処置として、難民キャンプに入ってもらうしかありません」と、イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事は言っています。
イスタンブルに住むシリア難民の名前や正確な人数、また、彼らがなにを望んでいるのか等々、市当局もつかめていない状態です。
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