11月25日 アブデュラ・ギュル前大統領が、大統領退任後初の外国旅行で、イギリスとカナダを訪れます。前大統領はイギリスに1日滞在した後、「ハリファックス国際安全保障フォーラム」に出席するため、カナダへ向かいました。

「現在の中東情勢の深刻さを表すキー・ワードは“挫折”です。挫折が紛争の原因であり結果だと言えます。実際、中東のエリートと国際社会は、中東の問題解決の失敗、パレスチナの状況、これら問題の深刻化に、深く失望しています。われわれはなんとかして、この失望と挫折を終わらせることを考えるべきです」とギュル前大統領は言いました。
「政治家たちが建設的な考えを持って、全体論的・戦略的アプローチで、すべての問題に取り組めば、状況は変わってくると私は信じます。関係する政治家すべてが共通の基盤に立たねばなりません」とギュル前大統領はさらに言いました。「これは平和と安定につながるだけでなく、中東のみならず全世界の人々のためでもあります」
前大統領は24日夜、「アブデュル・ギュルと新しいトルコの建設」と題したジェラルド・マクリーン博士の著書の出版記念会に出席するため、イギリスに戻ります。11月25日には、彼は「トルコと中東に及ぶ影響」と題したチャタム・ハウス(王立国際問題研究所のシンクタンク)の討論会に参加します。来個kは27日の予定。
「政治家たちが建設的な考えを持って、全体論的・戦略的アプローチで、すべての問題に取り組めば、状況は変わってくると私は信じます。関係する政治家すべてが共通の基盤に立たねばなりません」とギュル前大統領はさらに言いました。「これは平和と安定につながるだけでなく、中東のみならず全世界の人々のためでもあります」
前大統領は24日夜、「アブデュル・ギュルと新しいトルコの建設」と題したジェラルド・マクリーン博士の著書の出版記念会に出席するため、イギリスに戻ります。11月25日には、彼は「トルコと中東に及ぶ影響」と題したチャタム・ハウス(王立国際問題研究所のシンクタンク)の討論会に参加します。来個kは27日の予定。
イスタンブルのカトリック教徒は教皇の来訪を待っている
今週のローマ教皇フランシスの訪土を前に、11月24日、カトリックの聖職者たちがイスタンブルに集まりました。この集会で、イスタンブル・ラテン・カトリック教会司教モンシニョール・ルイ・ペラトルは、教皇の訪問予定地はアンカラとイスタンブルでイズミルは含まれないと言いました。

教皇はイスタンブルのカトリック聖霊大聖堂でミサを挙げます。
「メディアは、教皇がイズミルの聖母マリアの家を訪れると報じていましたが、それはありません。フランシス教皇の訪問予定はアンカラとイズミルだけです」ペラトル司教は言いました。イズミル県セルチュクにある聖母マリアの家は、パウロ6世(1967)、ヨハネ・パウロ2世(1976)、ベネディクト16世(2006)の3人の教皇が訪れています。
フランシス教皇はトルコを訪れる4番目の教皇になります。教皇は11月28日午後1時にアンカラに到着し、30日の午後4時45分にイスタンブルを発つ予定です。教皇の来訪はトルコとヴァチカンの対話の改善につながるだろうと、ペラトル司教は言っています。「フランシス教皇がまずアンカラを訪れることにしたのは、両国の関係の強化を望んでのことでしょう」
3日間の滞在中、世界10億のカトリック教徒の精神的指導者は、エルドアン大統領と、トルコのムスリム聖職者のトップ、メフメト・ギョルメズ師と会います。教皇はまた、イスタンブル・シシリのカトリック聖霊大聖堂でミサを行い、世界の東方正教会の精神的指導者であるギリシャ正教会総主教バルトロメウ1世と私的に会います。
アンカラでは教皇は、トルコ共和国建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟を、イスタンブルではブルーモスクを訪れるでしょう。
フランシス教皇はトルコを訪れる4番目の教皇になります。教皇は11月28日午後1時にアンカラに到着し、30日の午後4時45分にイスタンブルを発つ予定です。教皇の来訪はトルコとヴァチカンの対話の改善につながるだろうと、ペラトル司教は言っています。「フランシス教皇がまずアンカラを訪れることにしたのは、両国の関係の強化を望んでのことでしょう」
3日間の滞在中、世界10億のカトリック教徒の精神的指導者は、エルドアン大統領と、トルコのムスリム聖職者のトップ、メフメト・ギョルメズ師と会います。教皇はまた、イスタンブル・シシリのカトリック聖霊大聖堂でミサを行い、世界の東方正教会の精神的指導者であるギリシャ正教会総主教バルトロメウ1世と私的に会います。
アンカラでは教皇は、トルコ共和国建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟を、イスタンブルではブルーモスクを訪れるでしょう。
