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トルコ市民がスーダンから帰国しはじめた

2023年04月28日 | 国内
4月28日 スーダンからエチオピア経由で避難した684人のトルコ市民が、イスタンブルに到着しました。

 Hurriyet

スーダン軍とRSF軍の衝突は2週間目に入っています。トルコ市民たちは約24時間の厳しい旅をして、スーダンの首都カルツームからエチオピアのゴンダル市に運ばれ、ゴンダルから空路で、エチオピアの首都アディス・アババに着きました。

189人の市民を乗せてアディス・アババを飛び立った最初の避難機は、4月26日、イスタンブル空港に到着しました。301人を乗せた2番目の飛行機も到着し、スーダンから帰国した市民の数は684人になりました。

スーダンにいるトルコ市民を、エチオピア経由でトルコに避難させる政府の努力はつづいています。空港で記者団に感想を 尋ねられ たトルコ人たちは、異口同音に「めちゃくちゃ怖かった」と答えました。

「避難はとても困難でした。故国に帰れた私たちは幸せです。スーダンは厳しい状態にあります。首都は完全に包囲されています。衝突は猛烈な勢いでつづいています。私たちは自衛のために家にこもっていました」と、25年間暮らしたカルツームから避難してきたアブデュルレザク・シャヒンさんは語りました。

最初の飛行機で避難してきたナジ・アクギュンさんは、スーダンで家具の商売をしていたが、衝突が始まったので、すべてを置いて逃げざるを得なかったと言いました。

「厳しい状況です。すべての国が同時に自国民を避難させようとしています。私たちは最初の便でトルコに帰れましたが、職場は衝突中に略奪されました」と、カルツームで貿易をしていたシュクリュ・タパルさんは言いました。

多くの国々が大使館員や市民たちを、陸路、空路、海路で、スーダンから避難させようと必死になっています。スーダンでは軍とRSFの衝突で、何百人もが死亡し、水、食料、医薬品、燃料が急激に不足しています。


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