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CHPと政府が外交政策に関して意見交換することで合意した

2024年05月10日 | 国内
5月10日 最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル議長が、外交政策に関して政府と意見交換することで合意したと発表しました。

 Hurriyet
AKP本部を訪れたCHPのオゼル議長(左)とエルドアン大統領


「われわれは20年間の伝統を放棄しました。外相が外国へ行く前に、私は外務省の説明を聞く必要があります」とオゼル氏は、5月8日、民放ハベルテュルクのインタビューで語りました。

CHPのリーダー、オゼル氏は、最近のエルドアン大統領との会談で、トルコの外交政策に関する意思決定のプロセスで協力したいという問題を提起したと発表しました。

「同意できない問題があったら、私は、私の意見は違うと言います。しかし、トルコの外交政策においては、われわれは85%の共通基盤に立って協力すべきです」とオゼル氏は主張しました。

エルドアン大統領はこの提案に前向きに応え、協定を実行する指示を出したと、オゼル氏は言いました。この協定によって、国防相、内務相、外務相は、必要な場合は、オゼル氏に直接説明することになります。他の閣僚らはCHPの副議長らと連絡を取ります。

また、5月2日にオゼル氏は公正発展党(AKP)の本部を訪れていますが、今度はエルドアン大統領がCHPの本部を訪れることになりました。

2016年以来初目て行われたAKPとCHPの会談は、約1時間半つづきましたが、オゼル氏は訪問後、公式声明を出していません。


ドイツ人がアンタリヤを訪れる外国人のトップになった

トルコの人気リゾート、アンタリヤを訪れるドイツ人が20%も急増し、これまでトップだったロシア人を追い抜きました。

 Hurriyet


ナウルース(ペルシアの新年)、イースター(復活祭)、エイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)と、さまざまな祝日がつづいた後、ドイツのペンテコスタ(聖霊降臨祭)の祝日が近づき、アンタリヤの観光市場は活気づいています。(今年のペンテコスタは5月19日)

観光当局はドイツ人市場の20%増を発表しましたが、アンタリヤは初めて200万を超える外国人ツーリストで盛り上がっています。ホテル協会の代表カアン・カヴァルオール氏はこの趨勢は今後もつづくと見ています。

「昨シーズンまで、外国人ツーリストの大半はロシア人でしたが、いまはドイツ人がロシア人を抜いてトップになりました」とカヴァルオール氏は言いました。文化観光省のデータによると、ドイツ人は50万人を超え、ロシア人とイギリス人がこれに続いています。

「イギリス人、ポーランド人、イラン人も、トルコへの興味を復活させてきました。アンタリヤ観光は上向きつづけ、今シーズンは1700万人の外国人ツーリストが見込まれます」とカヴァルオール氏は言っています。


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