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トルコの情報機構長官がドーハでハマスの政治局長と会談した

2024年05月14日 | 国際
5月15日 トルコの国立情報機構(MIT)のイブラヒム・カルン長官が、カタールの首都ドーハで、ハマスのイスマイル・ハニーヤ政治局長および代表団と会談しました。

 Hurriyet
ハマスの政治局長と会談したトルコの情報機構のカルン長菅


地元メディアの報道によると、会談中、ハニーヤ氏は、イスラエルとの交渉に関するトルコの助力に謝意を述べました。議題は交渉の現状、休戦確保への取り組み、ガザへの人道支援物資の供給を容易にすることなど、さまざまな問題に及びました。

今回の会談は、4月20日に行われたハニーヤ氏とエルドアン大統領の会談に続くもので、議題はガザの現状が中心になりました。

この会談にはカルン長官の他、ハカン・フィダン外相その他の高官も出席し、ガザの悲惨な状況がすべて伝えられました。ハニーヤ氏はトルコ訪問中、数政党のリーダーとも会っています。


FETO関連の容疑者500人余が捕まった

アリ・イエルリカヤ内相の発表によると、治安部隊は、全国81県中の62県で包括的な作戦を行い、2016年の未遂クーデターを操った集団FETO関連の容疑者544人を逮捕しました。

 Hurriyet

FETOの容疑者を標的にした作戦は、さまざまなレベルの公務員が対象になったと、イエルリカヤ内相は、5月14日、ソシアルメディアに投稿しました。

この作戦は、国家情報機構(MIT)を含む多くの治安部隊が動員され、共同作業で遂行されました。逮捕者の中には、FETOが使っている暗号化されたメッセージ・アプリ「バイロック」を使用している者もいました。

FETO組織の指導者の指示によって、公務員試験を受ける者もいると、内相は言いました。「公務員試験を受けたFETOのメンバーたちの忠誠心は、さまざまな方法で暗号化されていました。さらに、技術的監視から逃れるために、彼らは公衆電話で連絡を取っていました」とイエルリカヤ内相は言いました。

アメリカ在住の創設者フェトゥラー・ギュレンが主導するFETOは、2016年7月15日の未遂クーデターを組織しました。首都アンカラ、イスタンブル、マルマリスなどの重要な場所を標的にした未遂クーデターは、300人の命を奪い、2200人を負傷させる結果になりました。


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