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トルコはガザの軍事行動に対して、イスラエルとの貿易を全面停止した

2024年05月04日 | 国際
5月4日 トルコはガザでの軍事行動に対して、イスラエルとの輸出入を全面停止し、イスラエル政府がガザへの人道的支援物資の流入を認めるまで、これをつづけると明言しました。

 Hurriyet

トルコ貿易省は5月2日、声明文で「イスラエルとの輸出入は、全商品に関して停止する」と発表しました。トルコ当局は、輸出入の停止によって、パレスチナ人が被害を受けることのないよう、パレスチナ当局と調整すると、貿易省は言いました。

貿易省は、これはイスラエルに対する対策の「第2段階」だと言い、「イスラエルが、ガザへの人道的支援物資の、継続的かつじゅうぶんな搬入を認めるまで、トルコはこの対策をつづける」と付言しました。「トルコ共和国は、これまで同様、パレスチナの兄弟姉妹の正当な主張を支持しつづける」

先月、トルコは、アルミニウム、鉄鋼、建築資材、化学肥料を含む54種の品目の輸出を制限すると発表しました。イスラエルも貿易制限の発表で、これに応じました。4月9日の規制後、イスラエルはトルコに対して対策をとると明言し、両国間の貿易契約の違反だと重ねて非難しました。

ハマスの保健省によると、イスラエルの作戦によって、ガザでは34,500人が殺害されています。トルコはイスラエルのガザでの戦争を、最も厳しく批判してきた国のひとつです。


アンカラのケチオレン地区で外国語の看板が禁止になった

首都アンカラのケチオレン地区の議会は、外国語の看板の使用禁止議案を満場一致で可決しました。

 Hurriyet

5月3日の区議会による声明は、外国語の看板の使用を禁じ、トルコ語の看板のみの使用を指示する決議を発表しました。ケチオレン地区のメスト・オザルスラン区長は、法的に認められている法人ブランド以外は、トルコ語の使用を推奨する区議会の合意を発表しました。

「私たちは、この件はじゅうぶんに配慮したうえで、この地区内では、トルコ語で書かれた看板を使用することで合意しました。私たちは外国語の看板の使用を黙認したくありません。誤解を防ぐために、私はすべての外国語の看板を一掃します」と、オザルスラン区長は言い、アラビア語に対する差別という誤解を避けました。「私たちはこの問題に対処し、厳しく実践します」

トルコではこの10年余の移民の増加に伴い、多くの商店、とくにさまざまな国からの難民を対象にする店が、外国語、とくにアラビア語を使い始めています。

3月の選挙で選出されたイスタンブル・ベイオール地区のイナン・ギュネイ区長は、この問題について、包括的な意思決定が必要だと主張しました。ベイオール地区には、ツーリストの通行が多く、従って外国語の看板も多い、有名なイスティクラル通りがあります。


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