2月14日 YPG(人民防衛隊)がシリアのアフリンから、トルコの国境のキリス県やハタイ県に発砲している映像を、トルコ軍のドローンが撮りました。

映像はアフリンの町ジンディレスの郊外で、YPGの攻撃の様子がはっきりと捉えられています。YPGの戦闘員がシリアの住宅街からトルコへ向けて発砲している映像も撮られています。映像のYPGの戦闘員は私服を着用しています。戦闘員らは車に積んだ大砲を使っています。
ロケット弾を発射した後、戦闘員らは近くの家に逃げ込みました。このような攻撃で、トルコでは、少なくとも市民7人が死亡し、113人が負傷しています。ドローンは大砲を積んだ車の配備など、戦闘員のあらゆる動きを記録しています。
トルコ派YPG戦闘員をアフリンから排除するために、1月20日、「オリーブの枝作戦」を開始しました。
ロケット弾を発射した後、戦闘員らは近くの家に逃げ込みました。このような攻撃で、トルコでは、少なくとも市民7人が死亡し、113人が負傷しています。ドローンは大砲を積んだ車の配備など、戦闘員のあらゆる動きを記録しています。
トルコ派YPG戦闘員をアフリンから排除するために、1月20日、「オリーブの枝作戦」を開始しました。
「トルコの安全保障への懸念は正当だ」NATO事務総長
トルコは他のNATO諸国にくらべて最もテロリストの攻撃を受けているのだから、“トルコの安全保障への懸念は正当だ”と、NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長が、2月13日、ブリュッセルで行われたNATOの防衛相会議の前に、記者会見で言いました。

「NATO同盟国で、トルコ以上にテロリストの攻撃を受けている国はない。トルコは当然、安全保障への懸念に対処する権利がある」とストルテンベルグ事務総長は言いました。「しかし、トルコはバランスのとれた、慎重なやりかたで行動すべきだ」と、事務総長は付言し、トルコが1月20日から、自由シリア軍(FSA)とともに、シリアのアフリンで行っている軍事作戦にも言及しました。
「オリーブの枝作戦」は、トルコと国境を接するアフリンから、クルド人民防衛隊(YPG)を排除することを目的としていますが、同じNATO同盟国のアメリカはYPGを公然と支援しています。「私はトルコが同盟国であるつづけることを期待する」と、ストルテンベルグ事務総長は言いました。
事務総長はまた、先週、トルコがNATOに調停を依頼したこと、彼はエルドアン大統領と作戦について定期的に連絡を取っていることを確認しました。
1月17日、アメリカ主導の連合軍は、SDF(シリア民主部隊)とともに、シリアに3万人の国境治安部隊を設立する計画を発表しました。SDFは主としてYPGのメンバーで構成され、トルコ政府はYPGをクルド労働者党(PKK)とつながるテロ組織と見ています。
「オリーブの枝作戦」は、トルコと国境を接するアフリンから、クルド人民防衛隊(YPG)を排除することを目的としていますが、同じNATO同盟国のアメリカはYPGを公然と支援しています。「私はトルコが同盟国であるつづけることを期待する」と、ストルテンベルグ事務総長は言いました。
事務総長はまた、先週、トルコがNATOに調停を依頼したこと、彼はエルドアン大統領と作戦について定期的に連絡を取っていることを確認しました。
1月17日、アメリカ主導の連合軍は、SDF(シリア民主部隊)とともに、シリアに3万人の国境治安部隊を設立する計画を発表しました。SDFは主としてYPGのメンバーで構成され、トルコ政府はYPGをクルド労働者党(PKK)とつながるテロ組織と見ています。
