夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

25周年の『エリザベート』

2021-02-25 00:37:20 | 観劇の周辺
次の次の花組の本公演は『エリザベート』かも?と言われています。
(って、誰かから聞いたわけではなくネット情報ですが😅💦)
不確かな「たられば」で話を進めることをお許しください🙏
また、これを読まれて不愉快に思われる方がいらしたら、すみません🙇


『エリザベート』は、昨年は東宝版20周年と銘打って上演予定だったし(すべて中止になりました😢)、今年は宝塚版25周年で、OGのガラコンサートもやるし、宝塚歌劇の本公演でもどこかの組が上演する可能性は高いです。
それが花組ではないか❔と。

確かに、次期トップスターを含めて、トートという人外の役がいちばん似合うトップスターは、今の宝塚では、柚香 光さんでしょう。
しかもトートというのは、雰囲気を作り込めば圧倒的な歌唱力がなくても立派に成立する役です。
が、シシィとフランツにはそれなりの歌唱力が必要です。
そのシシィを演じるために星風まどかさんは花組に異動になる、と言われています。
(美風舞良さんはゾフィかな?)
「柚香 光にトートをさせたい!」という企画が通れば、歌劇団は最善の人事を考えるのでしょう。
華 優希さんが明日海りおさんの相手としてトップ娘役に決まったときにはまだ、《花組の『エリザベート』》は決定していなかったのかもしれませんが・・・もしその後、花組での公演が決まって肩たたきにあったのだとしたら・・・あるいは自分から身を退いたのだとしたら・・・せつないですね・・・
華 優希さんは可愛いし、演技が上手くて好きなのですけれどね・・・
とはいえ、星風まどかさんにしても劇団の手駒のひとつとして動かされているわけで・・・
トップ娘役の交代が穏やかに進めば良いな、とは思います。

過去にも '05年の月組のときは、映美くららさんが前作で退団しました。映美くららさんは紫吹 淳さんの相手役でもあったので、『エリザベート』で退団する彩輝 直さんのために1作退団を延ばしたと考えれば、まあ、これは納得できるものでした。
(だから '04年の運動会では、月組はトップ娘役が不在。)

'09年の月組のときは、前年の『ミー・アンド・マイガール』で彩乃かなみさんが退団しました。
彩乃かなみさんは、歌唱力に優れていて、当時のトップスターの瀬奈じゅんさんや2番手の霧矢大夢さんからの信頼が厚かった娘役でした。
その後、『エリザベート』の上演が発表され、肝心のシシィ役はオーディションの結果?他組若手男役の特出と発表されたとき、ものすごい違和感があったのを覚えています。
なぜ、彩乃かなみさんではダメだったの?!演出家の好む娘役ではなかったのかしら?と思ったものでした。
そのせいかどうか分かりませんが、'09年の月組エリザは、トート閣下とフランツ陛下がぐいぐいと話を引っ張っているような印象でした。


さて、フランツ。
宝塚版ではフランツ・ヨーゼフは2番手の役で、歌唱力が必要とされています。
過去には、フランツのために組替えしたり、専科(新専科とかスター専科)から呼んだりもしていました。
現在の花組の2番手は瀬戸かずやさんです。
瀬戸かずやさんがトップスターになるとは思っていませんでしたが、今回の退団発表は唐突な印象を受けました。
フランツ外しの肩たたきかも?というブログ記事を読んで、腑に落ちたというか・・・
私はフランツは難しくても、舞台全体を掌握するルキーニは瀬戸かずやさんに合っていると思うのですが・・・そうもいかないのかな・・・

花組では、華形ひかるさんもかつて '14年の『エリザベート』がきっかけで専科異動になったのでは?と考えていました。
明確な番手はついていなかったものの、一応路線系の上級生。
と言って、シシィパパには若すぎるし、グリュンネやツェップスでは役が小さすぎる・・・トップスターが代わって組の雰囲気も変わることだし、ここは専科に、と提案されたのでは?と思っていました。
それでも昨年まで、恵まれない時期もあったけれど、専科で6年間、頑張ってきたのは素晴らしいことだなぁと応援してきました。


いずれにせよ、全てはあくまでも私個人の勝手な臆測です。
花組の前の星組までは演目が発表になっていますので、いよいよ次ですね😵💨


かつては「お嬢さまたちの芸事の発表会」だの「阪急のドラ娘」だの言われていた宝塚歌劇ですが、今は、日本のエンターテイメントの一翼を牽引する影響力のある存在です。
「生徒」となんの不思議もなく呼び習わしていますが、中身は400人ものプロ集団。
プロの世界なので、優遇される人、不遇をかこつ人がいて当たり前とは思いますが・・・昔のおっとりした雰囲気が、ずっと残っていたらいいな、と思います。
それは、本拠地を都会の真ん中ではなくて、「ムラ」に置き続けているからこそ出来ることで、そういう雰囲気も宝塚歌劇がずっと愛されている理由だと思うのでした。
コメント
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