夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

3ヵ月‥‥

2011-06-14 21:57:28 | 大震災

あの日から3ヵ月経ちました。

明るくなるのがとても早くなりました。


「復旧から復興へ」と言われ始めていますが、“復旧”すら不可能な地域、いつになるのか目処が立たない地域がたくさんあります。

明るいニュースもありますが、それも手放しで喜べるものではありません。
その一筋の“光”の裏には、大きくてとらえどころがない悲しみや不安や葛藤という“影”があるに違いないからです。


この3ヵ月で永田町の人々が一番生き生きとしていたのが、“政権転がし”の画策だというのは、情けない限りです。

腹が立つのは、被災した方たちへ、義援金がほとんど渡っていないという事実。


先日、仙台に出かけてきました。
街の中心部は人が溢れ、デパートやレストランも以前と変わりなく賑わっていましたが‥‥

半年振りに会った友人との会話の端々に、深い闇を感じたのでした‥‥

彼女の自宅は原発から25㎞のところにあり、家の仕事の関係で、今は家族みんなが自宅と仙台を行き来して暮らしています。
今のところいつでも自宅に戻れるし、仙台市の中心部に近いところに住まいも確保してあるので、自宅が立ち入り禁止区域になって避難せざるを得なくなった方々に比べれば、恵まれているとは思います。

その彼女でさえ、不安や苛立ちを通り越した絶望を抱えているのです。

ただ頷くだけで、発する言葉が見つかりませんでした。



“ものを消費する事で経済が回り、ひいては被災地のためになる”という理論で、最近は消費が煽られています。
理にかなった場合のこともあるのですが、明らかに、「それは売り上げを伸ばすための方便でしょう!?」という場合も多いです。
個人個人で人生に対する価値観は違うのだから、一概に決めつけてはなりませんが。
意思薄弱なわたしは、無駄遣いをしてしまうこともまだまだ多いです‥‥


消費だけでなく行動に於いても、自分が楽な方へと向かう前に、ちょっとだけ立ち止まって考える癖をつけなくては!と改めて感じたのでした。
本当に自分にとって必要なことやモノは何なのか?
ぐうたらなわたしのことですから、一生かかっても見極められず、寄り道ばかりしてしまいそうですが‥‥



改めて‥‥

この震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日でも早く笑顔を取り戻せますように、願ってやみません。

コメント
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