初恋草 2010-02-14 | Flower 初恋草は別名レシュノルティアと呼ばれる花で薄いはなびらに淡いブルーとクリーム色が儚げに咲く。品種はムーンキャッスルで、5月まで一面を覆うように広がって咲くという。太陽光を浴びなければこの可憐な花は咲くことができない。オーストラリア原産。初恋といえば、ツルゲーネフの小説「初恋」は主人公が16歳だった時に体験した初恋の思い出を書いたもので、初めて愛した女性は自分ではない男性と結婚してしまう。憧れた恋。しかしその幸せは、自分と大人のどうすることもできない隔たりを無残な現実として主人公につきつける。ツルゲーネフが最も愛したという作品である。 « 風景 川崎洋 | トップ | 夢先案内猫 レオノール・フィニ »