日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

年に一度の天界の逢瀬 七夕

2011-07-07 | アート・文化

Tennyo_masuda
織女星ベガと牽牛星アルタイルが天の川の両岸で

年に一度会える日。

天の川はきらめくだろうか。

小さな淡い星のかたまりは銀砂をまいたような

川となって天に出現する。

中国から伝わった七夕伝説は後に星祭りとも呼ばれる。

年に一度だけの逢瀬にも天候の条件。

今宵の空に幸運を。


画像は、益田玉城の「羽衣」(部分)
羽衣を隠した男の妻になった天女は、やがて羽衣をみつけ天に帰る。
これを追って男も天に昇るが神に仲を裂かれ男は牽牛星に、天女は織女星になって年に一度の逢瀬を許された。