DEREK JARMAN/ "ARIA" (Please watch in HD!)
アリアはオペラなどに含まれる旋律的な独唱曲のことだが
1987年のイギリス映画「アリア」は10人の監督がそれぞれ選んだ1曲で、
愛、死、運命、真実などを描いたオムニバス映画。
その中の第9話 デレク・ジャーマンによる、ルイーズ<シャルパンティエ>は、
老プリマドンナが最後のカーテンコールに立ち、若き日のかがやく恋の喜びを回想する。
舞い降りる紙吹雪、きらきら光る波、さざめく花…。
監督デレク・ジャーマンの8ミリフィルム撮影は
過ぎ去った向こうにあった幸せの日々を黄昏のように描き出す。
確かにあった幸せ、真実だった日々を。