Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

フェリーボートつくって〜!

2019-10-20 14:35:56 | 育児: 4歳〜
【4歳8ヶ月】
息子がここのところ最近ずっとうるさくリクエストしていたのが、
「ねー、ねー、フェリーボート つくろう?」

息子はサンフランシスコ湾を走るフェリーに乗るのが大好きで、
週末によく利用していたフェリーにすっかり魅せられて、
いつからか「フェリーボート をつくってみたい」と思うようになったみたい。

何日間か「今日は材料がないから」「今日はいそがしいから」と、
なんやかんやでパスして来たのだけど、
あんまりうるさく言うのでこちらも根負けして、
ある夜、紙工作でつくるフェリーボート の型紙をオンラインで見つけ、
さっそく作業開始。

型紙。
大人なら一目見てピンと来るけれど、
4歳児にはこれがボートの船底とふちがうまく立体になるようにされたデザインだとはあまりわからないらしい。
でも言われたとおりに、紙に写していた。

フリーハンドでなんとなく写したボートの型紙を、
ハサミで切って。

適当にテープで止めた。
立体になって来たらやっとわかったらしく、
ここはテープを貼る手がとっても張り切っていた。

息子「でもこれじゃ、やわらかい紙だからダメだよ。お水にはいけないよ。」
私「いいの、これは練習だから。こういうのプロトタイプというんだよ。」

次の日:
今度は厚紙にちゃんとプリントアウトしたフェリーボートの型紙を渡した。
小学生用の教材だったので、切るところは私が前もって切って、
山折谷折りもあらかじめ折り目をつけておいてから、
息子は組み立てとのり付けだけ。


じゃーん。
息子はたいそう喜んで、この日はこれと一緒に寝ていました。

息子「でも、これも紙だからお水の上にはいけないよ」
私「だからこれもまだプロトタイプなんだよ。練習なの。今度、牛乳パックみたいな水に濡れても大丈夫な紙でつくるのが本番なんだよ」

息子「えー、牛乳パックやだ。じゃあ、ぼくこのプロトタイプのままでいい。」

子どもの頃、ボートといえば牛乳パックやお惣菜やお豆腐の容器で作ったものですが、どうも息子はそういう「ザ・工作」みたいな手づくり感満載のデザインがキライらしい。

なので、結局息子のフェリーボートづくりはここで今ストップしているのですが、息子にはプロトタイプという考え方、失敗できる環境でまずはつくれるかどうか試してみる、という態度を身につけて欲しいです。ついつい相手できなくてタブレット視聴時間が増えつつあるこの頃ですが、なるべく手を動かして一緒になにかをつくる時間をもっと確保したいものです。

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