Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

仕事でイタリアへ

2012-10-19 21:30:44 | エクスプロラトリアム
晴れてミュージアムエデュケーターとなってから、初めての大きな仕事。
それが来週のイタリア行きです。ミラノにて、イタリア国内のいくつかのサイエンスミュージアムスタッフを対象としたプロフェッショナルディベロップメント研修が行われます。その研修に同僚チームメイトとともにインストラクターとして行くことになりました。


ミラノは北イタリアの端っこ。

この件は今所属しているグループでパートタイムとして働いていた頃から計画されていたので、とりたて「ミュージアムエデュケーターになれたから入ってきた案件」、というわけじゃないのだけど。でも、自覚が少し変わってくるかな。自分もっとしっかりしなくちゃ!と思う。

6月にサウジアラビアで研修を行ったときの相手は学生さんだったけど、今回は相手も同じくミュージアム勤務している人達。さぁ、私たちの実践はどう受け止められるのでしょう???


ミラノで行うワークショップに使う道具や材料は、『確実』に持参するためにすべて手持ちで持ち込みます。それだけでスーツケース5個分!そのうちひとつは機械じかけのぬいぐるみのおもちゃでパンパンだったり、まぁ全体的にへんてこりんな道具や材料だらけです。空港のセキュリティの人に質問されること間違いなし。


モノの移動、モノの管理、モノの調達。
この仕事を続ける限り、数百もの雑多な素材類とつきあっていくことは必須。

こうやって、今私たちがサンフランシスコのエクスプロラトリアムでやっている活動の伝道師(?)として他の機関へ出向き、プロフェッショナルディベロップメントを行うことは、これからの私の仕事のメインのひとつになりそうです。そしてその機関が国外であっても躊躇せず、呼ばれれば、行きます。軸足をサンフランシスコに置きながら、外の機関へ行ってそこでも研修や実践を許されるというのは、すごく魅力的な仕事の形態だと思う。内と外をじゅんぐり行ったり来たりしながら、自分たちのホームであるエクスプロラトリアムでの活動もどんどん刺激されていきそうだから。

ものすごく、ワクワクしています。
サウジアラビアに行ったことは、今の仕事を続けていくうえで強烈な学び体験となりました。今回は、また違う国で、違うレベルの人達を対象として一体どんな学びがあるのか、ホームに何を持ち帰ってこられるのか、とても楽しみです。

Stay tuned.

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