サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

岩田智輝がセルティックへ移籍

2022-12-26 09:04:06 | 日記

マリノスの岩田がセルティックへレンタル移籍するという記事が出ていた。買い取りオプションのついたレンタル移籍で、移籍金は100万ドル(1億3300万円)とある。この記事を読んで2つの違和感が出てきた。

 

まずどうしてセルティックはそんなに日本人を搔き集めのだろうか。干されている井手口を含めれば6人目の日本人選手である。冬の移籍市場では神戸の小林に次いで二人目の日本人選手獲得となる。他にも全北現代のイケメン、チョ・ギソンにもオファーを出したらしい。アジア人ばかりのチームになってしまう。

 

これはひとえに移籍金が安いからだ。岩田の場合はレンタル移籍の移籍金が100万ドルなのか、買い取りオプションが100万ドルなのか分からない。しかしトランスファーマルクトで見ると岩田のマーケットバリューは100万ユーロである。昨季のJ1MVP選手がたったの100万ユーロとは悲劇だ。

 

ちなみに全北現代のチョ・ギソンのバリューは250万ユーロ。ワールドカップで2ゴールを決めて価値が高まったのだろう。いくらJリーグのMVPでも世界的には無名の岩田では価値は低い。岩田だってワールドカップで活躍できるタレントである。もったいない。

 

セルティックの中では古橋が600万ユーロ、旗手が430万ユーロ、前田が500万ユーロ。この3人と比べても岩田の100万ドルというのは破格の安さである。井手口は75万ユーロとかなり安い。セルティックは井手口をガンバ大阪から6700万円で買い取っているので、放出するにしても元が取れるかどうかは疑問である。

 

セルティックでは最も市場価値の高い選手でも1000万ユーロは超えないので、選手獲得にはあまり予算がないので日本人選手を安く仕入れてできれば高く売るという戦略なのだろう。古橋の場合はサザンプトンへ48億円くらいで売却という話も出ていたので、それが実現すれば2億円くらいで仕入れたはずだから、ほとんど詐欺のような利益である。

 

 

 

セルティックでは年俸を1億円はもらってください。

 


槇野引退

2022-12-25 09:04:11 | 日記

夕べの日テレのGoing Sports & Newsという番組で槙野が引退を発表というか宣言した。こういう番組で宣言するのが槙野らしいというか、あまりアスリートらしくない。ほとんど芸能人である。ワールドカップでピッチからのレポートなど露出が多かったので、ほとんど芸能人だったからもう引退を決めたのかとすぐに予測がついた。

 

広島、浦和でのプレーはよく知らないが、時々代表に呼ばれても際立った活躍をしたわけではなかったし、どうしてこの程度のレベルの選手を代表に呼ぶのか不思議で仕方がなかった。ピッチ内外で元気があるし、選手のモチベーションを上げるためのアジテーターとしては才能があるのだろう。

 

昔からよくテレビに出ていたし、奥さんも芸能人。ちゃらちゃらしたイメージが強く、アンチも多いだろう。ただし、サッカーを盛り上げるという観点から見れば、プロ野球の新庄のようなタイプだから貢献度は大きいと思う。しかしメディアでの貢献ではなく、ピッチでの貢献をもっとしてほしかった。

 

Goingでは本田圭佑と吉田麻也もコメントしたり、槙野引退を番組として演出、利用していたので、これもまたスポーツ選手らしからぬ引退発表である。アンチ槇野がこの番組を見ればイラっとくるだろう。

 

今後は監督をしたいとのことだが、失礼ながら槙野が戦術を駆使する監督になれるとは思えないが、アジテーターとしての監督を目指すのはいいかも知れない。怪我が多かった影響で神戸の1シーズンが期待はずれに終わったことが残念。

 

槇野引退。


AFCのクラブ国際大会改革

2022-12-24 08:03:32 | 日記

サッカーキングに出ていた記事に、AFCがACL、AFCカップを改編して、3層に分ける案が出てきているとなる。開始時期も出ていないし、まだ正式決定ではないようだが多分こうなるのだろう。

 

それによると呼び方は仮に1部、2部、3部として、1部は東西12チームずつの24チームのみ。現在は40チームだから大きな変化である。東地区は12チームで、リーグ戦で8試合を行い、上位8チームがラウンド16に進む。このリーグ戦で8試合というのがミソで、12チームを4チームで3組ではなく、12チームのうち8チームのみと対戦する。

 

これはホームで4試合、アウエーで4試合。UEFAの新方式をコピーしている。ラウンド16もホーム&アウエー、QF、SF, 決勝は集中開催方式で一発勝負となる。つまり仮に決勝まえd進んだ場合は最大で13試合をこなすことになる。ラウンド16までいけば10試合。

 

東地区で12チームということは、国別の枠は分からないが、AFCのカントリーランクからすれば、日本、韓国が3,中国、オーストラリアが2.残り2枠をタイ、ベトナムといったところか。今季のACL枠は日本は、リーグ戦の1位と2位、天皇杯優勝チームで3枠、リーグ戦3位がプレーオフから。これは毎年変わるので要注意。

 

これが3枠になれば天皇杯優勝チームを残すとすれば、リーグ戦1位と2位で2枠が妥当なところか。2部、3部への参加枠も日本に割り当てがあるかどうかは知らないが、そんな下層大会に参加したがるチームがあるだろうか。

 

来季のACLは甲府も出場するが、誰がどう見ても甲府の1次リーグ敗退は目に見えている。いくら天皇杯優勝といっても身分不相応だろう。他には横浜マリノス、川崎フロンターレが本大会から。広島がプレーオフから出場するが、マリノス以外はACLが苦手。従って来季のACLの日本勢は惨敗でしょう。

 

AFCチャンピオンズリーグ2023 出場権獲得チーム


いつまでも余韻に浸ってはだめだ

2022-12-23 08:33:42 | 日記

カタールWC後に代表選手たちがテレビに出まくっているが、もうそろそろおしまいにしてもいいんじゃないか。余熱をさまさないようにしたいからという趣旨はよくわかる。しかし現在はヨーロッパではオフではないし、リーグ戦も再開する。ドイツは冬の中断が長いので、クラブによってはクリスマス休暇でオフかも知れない。しかしあくまでも中断期間であって、シーズンオフではない。

 

だいたい選手たちはスポーツ選手であって芸能人ではない。オフとオンの切り替えも大切だろうがちゃらちゃらした気分はもうやめてトレーニングに励むべき。それにいくらWCで好成績を残せたといっても目標のベスト8には届かなかった。ドイツとスペインには勝ったが結果だけみれば失敗とまでは言わないが、成功ではないのだ。

 

その中でも三苫はほとんどマスコミに露出せずに、さっさとイングランドに戻ってトレーニングをしていた。ブライトンの日程からたまたまそうせざるを得なかったのかも知れないが、自分の立ち位置をよく理解している。

 

長友なんていまだにブラボーと叫んで芸人のようになった。今季で現役引退してそのまま芸人になるのならそれもいいだろうが、FC東京で現役続行というのならば2月中旬のシーズン開幕に備えてすることは多いはず。

 

みんな芸人にはならないで欲しい。

 

ちゃらちゃらしないストイックな男。


2026年WCを考察

2022-12-22 08:43:18 | 日記

4年後の北中米WCがどうなるのかを考察してみたい。参加国が32から48に増えるという大変化が起こるのだが、みんなぴんと来ていない。何がどうなるのかを調べてみたい。

 

まず試合数が大幅に増える。カタール大会を含めて1998年フランス大会から馴染んできた32チームはそれ以前の24チームから8チームも増えたが、1次リーグで16に絞るという点では同じだった。決勝Tはラウンド16から始まる。32チームの場合の総試合数は64試合。

 

これが48に増えるということは劇的な変化が起こる。1次リーグを各組3チームから4チームにするかも知れないらしいが、仮にそうなる場合は4チームが12組に分かれる。そして上位2チームの24チームと3位の中で8チームを上げて、32チームに絞る。そしてラウンド32から決勝Tが始まる。

 

この場合の試合数は、

1次リーグ 各組6試合 x12組 =72試合
ラウンド32 16試合
ラウンド16 8試合
QF 4試合
SF 2試合
3決 1試合
決勝 1試合

総試合数は驚異の104試合。これまでの64試合よりも40試合も多い。これはいくらなんでも多すぎるだろう。1次リーグを中3日でこなしたカタール大会同様のスケジュールにするとしても、これまでよりもラウンド16にたどりつくまでに40試合も多いために、大会日程もまともにやろうと思えば2週間は長くなる。

 

それでは当初案のように1次リーグを3チーム x 16組にするならば1次リーグは48試合になる。しかしこのキリンカップのような3チーム総当たりでは、2チームによる談合の可能性も出てきて、不公平感まるだしとなるので実現するかどうか怪しい。

 

もっとも簡単な解決方法は32チームのままにして拡大をやめることだ。これが一番いい。