サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

C組 サウジ対メキシコ 1-2, ポーランド対アルゼンチン 0-2

2022-12-01 16:09:19 | 日記

C組はサウジ対メキシコ 1-2.

この組も2位争いが熾烈。サウジは勝てば勝ち点6だったのに、メキシコはあまりにも強かった。前半早々からメキシコがガンガン飛ばしてきた。サウジじゃ守るだけでゴールのにおいが全くしない。それでも前半は0-0で折り返した。

 

後半47分、52分とセットプレーからメキシコがゴール。もっとゴールが欲しいメキシコはゴリゴリに攻めて、サウジはサンドバッグ状態にされた。0-2の時点で他会場のポーランドとは勝ち点も得失点差も同じとなり、イエローカードの枚数でポーランドが優位に立った。

 

これを選手が知ったかどうかは分からないが、とにかくメキシコはどんどん攻める。しかし後半AT5分、残り1分くらいでサウジが1点返して1-2。試合はこのまま終わり、ポーランドが2位を確保。7大会連続で1次リーグ突破を継続してきたメキシコだが、ついにその記録も途切れた。メキシコ国内はお通夜状態でしょう。

 

落ち込むメキシコ選手。いいチームだったのに。

 

 

C組 ポーランド対アルゼンチン 0-2

ポーランドはレヴァンドフスキを前線に残して放り込むだけ。アルゼンチンはメッシがPK失敗したが、後半に2ゴールあげて快勝。首位通過を決めた。初戦でサウジに負けたのは一体なんだったのだろう。事故か油断か。

 

アルゼンチンは中2日で決勝T1回戦という不利な日程である。今日の試合も夜10時のキックオフで、終わって1時くらいか。ほとんど疲れも取れずに、中2日。無茶苦茶な日程である。まあ、それでも相手はオーストラリアだから楽勝かも知れない。

 

ブライトンのマクアリステルがゴール。エクアドル組は早くイングランドに戻れるが、こいつの大会は長引きそうだ。ほぼ毎試合先発しているからブライトンの監督さんは早く戻ってきて欲しいだろう。

 


D組 チュニジア対フランス 1-0,オーストラリア対デンマーク 1-0

2022-12-01 15:47:53 | 日記

D組はチュニジア対フランス 0-1.

この組はフランスが勝ち点6で突破を決めていて、残り3チームに2位の可能性がある。まずフランスは9枚替え、これは主力を決勝Tに温存するということ。チュニジアは6枚替え。これはフレッシュな選手起用ということ。同じローテーションでも意味合いが違う。

 

チュニジアは前半から高いモチベーションで押しまくる。しかし決め手を欠き、0-0で前半を折り返した。後半58分に均衡を破るチュニジアのゴールが決まり1-0.フランスはムバッペ、グリーズマン、デンべレを投入するがチュニジアが逃げ切った。

 

他会場のオーストラリア対デンマークがドローであればチュニジアが2位突破。チュニジアのベンチにいる選手たちはスマホで結果をチェックしている。しかしオーストラリアが勝ったために、チュニジアはフランスからの歴史的大金星をあげたが1次リーグ敗退が決まった。チュニジアは今回で6回目のWCだが1次リーグを突破したことがない。

 

衝撃の大番狂わせだが。。。。

 

 

D組 オーストラリア対デンマーク 1-0

ユーロベスト4ということでデンマークは強いという下馬評だったが、全くそんなことはなかった。お互いに勝ち点3が必要ということで、デンマークは質の高い攻撃を見せた。放り込むたけのオーストラリアの攻撃よりも、トラップ、パス回しなどクオリティーの高い攻撃でオーストラリアを圧倒。しかし点が入らない。

 

後半に入ると不思議なことにオーストラリアがリズムをつかみ、60分にレッキーのゴールでオーストラリアが先制。その後デンマークの攻撃が雑になりミスも多くなってきた。前半にあれだけいい攻撃を見せていたのにもったいない。

 

オーストラリアが逃げ切り2006年ドイツ大会以来の決勝T進出を決めた。しかし相手はアルゼンチンという悲運でもある。まあ仕方がない。ゴールを決めたレッキーはヘルタ・ベルリン時代の原口の同僚で原口からポジションを奪った選手。現在はメルボルンCITにいる。

 

最終予選で日本に負けてアジア3位どうしのプレーオフ、ペルーとのプレーオフといばらの道をたどったオーストラリアがまさか決勝T進出とは誰も予想できなかったことでしょう。

 

これでやっとAFC勢の決勝Tが出てきた。せめてあと一つ、それも日本が突破して欲しいです。

 

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ゴールを決めたマシュー・レッキー