サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

親善試合でのPK戦実施

2022-12-13 07:22:56 | 日記

JFA反町技術委員長が、親善試合でのPK戦実施をアピールしているが気持ちは分かるがこれは悪手だろう。スコアに関係なくPK戦を実施するとしているが、当然のごとく緊張感はない。単なるPKの練習である。PK戦の勝者に賞金とか何かご褒美がでるのならいいかも知れないが、それでも余興にすぎない。

 

そもそも親善試合を日本国内でやることは強化の点は無意味。どんな国を呼んでも(例外としてブラジルとアルゼンチンとウルグアイ)2軍、3軍しか来ないし、試合の前日に到着して時差ぼけでコンデイション不良という選手ばかり。

 

それならばお得意のデユッセルドルフでアフリカのチームとでもやればいい。相手もいいメンバーが集まる。日本のテレビ放送の時間帯にキックオフを合わせることも可能。問題はJFAが国内で親善試合をしなければ金儲けできない事情かも知れない。しかしそんなことを言っている時代ではないだろう。

 

日本と韓国でたすき掛けにして、チリとパラグアイあたりを呼ぶなんて芸当はもう飽きた。あるいは中東遠征も面白い。サウジとカタールと試合すればホームで強い相手はいい練習相手となる。

 

どんな形態で親善試合をするにしても、試合後に無意味なPK戦なんて実施すれば、世界中の物笑いになること間違いなし。Jリーグの最初のころは、同点の場合は無理やりPK戦やっていたけど、それを思い出した。PKなんてスキル半分、メンタル半分くらいだろうから、まずは日ごろから所属チームでPK練習を徹底するのが近道。PK1000本から始めよう。