ラウンド16の初戦はオランダ対アメリカ。
前半10分にオランダがデパイのゴールで先制。アメリカは5分にプリシッチの決定機があったが、GKの足でブロックされた。あれが決まっていればなあ。オランダはボールをアメリカに持たせるが、試合はコントロールできていた。
前半ATにブリットのゴールでオランダが追加点。これで2-0.オランダのカウンターは鋭く、アメリカにチャンスはほぼなかった。オランダの2点ともサイドからのグランダーのクロスを真ん中で合わせてミドルを決めるという芸術的なゴール。やっぱり強い国はミドルシュートが正確。
後半76分にアメリカが1点返して2-1に詰め寄ったが、81分にオランダが追加点を決めて3-1.オランダは強かった。
こんないい選手がどうしてバルサで干されているのか。
ラウンド16 アルゼンチン対オーストラリア 2-1
オーストラリアのアルバニージー首相はオーストラリアがWCに優勝したら決勝の日を祝日にすると公言したが、単なるリップサービスだった。
オーストラリアはよく守っていたのだが、前半35分にメッシのスーパーなシュートが決まりアルゼンチンが先制。PA内でDF二人が前にいるのに、DFの股を抜いてシュートを決めるというまさに神技。股を抜いてもそれがゴールできるコースに飛ぶとは限らないし、こんなゴールは誰もできない。
SBSのコメンテーターたちは、日本がやったように後半から挽回できると応援したが、後半57分にDFからのバックパスをGKのライアンがボールロストして失点するという間抜けにゴールで失点。これで2-0。こういうGKのミスによる失点は今大会初めてだろう。ライアンは世界中に恥をさらした。
しかし後半77分にオーストリアのグッドウインのミドルシュートが、枠外だったがアルゼンチンのDFにあたりゴールイン。最初はグッドウインのゴールと表示されたがOGに修正されて。これで2-1。オーストラリアは追い上げたかったが、メッシのシュートが雨あられのように降ってきて、そのまま2-1でアルゼンチンが勝った。
あのGKライアンのミスさえなければ、延長戦、PK戦まで行ける可能性だってあった。オーストラリアは中途半端にボールを保持して攻撃か守備かどっちつかずだった。さほどカウンターが得意ではないので、アルゼンチン相手ならば仕方がないか。相手が悪かった。
試合後にアルゼンチン選手たちが、ゴール裏のサポーターたちと大喜びしている光景を見ると、決勝Tで勝ち進んでいくことの喜び、大変さを痛感した。それにしてもメッシのゴールはすごかったなあ。
世界中に恥をさらしたライアン君。予選で三苫のシュートをこぼして失点していたよね。