サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

QF ブラジル対クロアチア、オランダ対アルゼンチン

2022-12-10 13:55:40 | 日記

なかなか見ごたえのある2試合だった。

 

ブラジル対クロアチアは1-1,PK戦でクロアチア。

前半はクロアチアが強度の高い守備、フィジカルでボールを奪い取りきれいにボールを回した。互角かブラジルを押していた。しかしゴールが奪えない。後半に入るとブラジルがギアを押し始め、速いテンポでクロアチアを圧倒したが0-0のままで延長戦に突入。

 

延長前半終わりにネイマールがワンツーを2回取り入れて、スーパーなゴールを決めた。これが今大会のベストゴールになるだろう。しかし延長後半に入ると一瞬の気のゆるみからカウンターをくらって、クロアチアが同点ゴール。残り1分くらいだったからブラジルはこの同点ゴールの精神的ダメージは大きかった。

 

PK戦をクロアチアがいつものように制してSFへ進出。ブラジルにしてみれば勝てた試合だったし、負けた気はしないだろう。SFはブラジル対アルゼンチンが見たかったので、クロアチアには悪いがブラジルに勝って欲しかった。

 

ネイマールは次のWCには出ないと発言しているので、もう今日の試合のようなスーパーなゴールはWCでは見られない。

 

ネイマールをなぐさめるチアゴ・シウバとダニ・アウベス。この世代はもう代表引退か。

 

 

オランダ対アルゼンチンは2-2、PK戦でアルゼンチンの勝ち。

前半は互角の戦いだったが、前半35分にメッシのスルーパスからアルゼンチンが先制。なかなかスーパーなパスだった。そして後半73分にPKをもらいメッシが決めてアルゼンチンが2点リード。これで試合は決まったかにみえたが、その後オランダが長身のFWを2人投入して空中戦を開始。

 

これが実に効果的で83分にまず1点で1-2.そして後半AT残り1分でFKから同点ゴールで2-2となり、延長戦に突入。そしてPK戦へ。メッシは試合中にもPKを決めているが、PK戦でも一人目できちんと決めた。まさに頼りになる男だ。

 

アルゼンチンのGKが2本止めてアルゼンチンが勝ち、クロアチアとのSFに進んだ。この試合で主審が合計18枚のイエローカードを乱発。試合後にメッシも乱発に怒った。

 

選手どうしの小競り合いも発生し、主審の試合コントロールに問題があった。