サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ブリスベンロアー ACLプレーオフ予選2回戦

2018-01-25 08:49:37 | 日記
夕べ、ACL本大会にでるための予備選、ブリスベンロアーとセレス・ネグロスというフィリピンのクラブの試合があった。会場はブリスベンのホーム扱いだがサブスタジアムのこじんまりとしたスタで平日ということもあり、観客はなんと1270人である。これはいくらなんでも寂しい。


スコアは2-3でブリスベンが敗北。フィリピンの創設6年の素人のようなクラブに負けた。、試合に負けたこと以上に世界中の物笑いになるような珍事が起きた。ブリスベンの背番号22のユニフォームからなんと背番号そのものが落ちてしまった。ユニフォームが敗れたわけでもなく、背番号そのものが落ちたのだ。


この選手は代わりのユニフォームをもっていなかったので、他の選手の33番のユニフォームを借りて試合に戻ろうとした。しかし当然のことながら審判がこれを認めず、この選手は5分間ピッチに戻れなかった。選手が代わりのユニフォームを持参しなかったのが悪いのか、スタッフの手際が悪いのかは知らないが、選手は怒り心頭である。


審判も認めた代替措置は驚くことに背番号77を着ることであった。どうして77番が22番の代わりになるかというと、7の左上と右下にガムテープを張り2に見せかけたのだ。これを最初見たとき、どうしてガムテープを張っているのか意味が分からなかった。背番号は白色だったし、ガムテープは茶色。ユニフォームはオレンジ。どうみても7は2に見えない。


とにかくこれでこの選手は試合に戻れたが、試合に負けるは恥をさらすはでブリスベンロアーは世界中の物笑いとなったのである。

原口の移籍と宇佐美

2018-01-24 09:04:52 | 日記
原口のフォルトゥナ・デュッセルドルフ移籍が決まった。現在2部の首位で来季の1部への昇格は十分に狙える位置である。オファーのあった1部のブレーメンは降格圏内だから、降格しそうなクラブよりも昇格しそうなクラブを選んだということか。また試合に出られるかどうかも見極めたのだろう。


さてフォルトゥナ・デュッセルドルフといえば宇佐美である。18節終了時点で先発4回、出場なし2回、あとは途中出場で2ゴール。FWとしては実に物足りない数字である。このチームのことをよく知らないので宇佐美がどのように起用されているのか分からないが、数字だけみれば控えである。


さて原口の加入により宇佐美のとポジション争いすることになる。ポジションがかぶらないとしても、攻撃の選手が増えるわけだから、ベンチに入る選手が変化するのは当然。原口の場合、左右のウイングができるので宇佐美よりは重宝されるかも知れない。


原口の契約は半年だけだが、ヘルタとの契約を1年延長してフォルトゥナ・デュッセルドフに半年のレンタルになっている。フォルトゥナ・デュッセルドルフが1部に昇格して移籍金で折り合えばそのまま完全移籍、もし2部に残留ならば他に移籍ということか。原口を干しておいての1年延長とはわかりにくい。


さて原口は復活できるだろうか。

エイバルvマラガ

2018-01-23 09:41:07 | 日記
最下位に沈み監督を交代したかりのマラガをホームに迎えての試合、乾は4-4-2の左MFで先発。試合は1-1でドローだったが、マラガ相手ならば勝ち点3は欲しかった。エイバルのサッカーは単調で見ていてつまらない。


戦術としては左右のサイドからのアーリークロスに2トップが合わせるのが基本のようだ。攻撃は右サイドに偏り、乾にはあまりボールが来ない。乾にボールが来てもさばいているだけで効果的なクロスをあげられない。ドリブルで仕掛けてもロストしてしまう。後半25分くらいまでプレーして乾からの質の高いクロスは2回だけ。これでは途中交代でも仕方がない。


乾の交代ででてきた選手からのグランダーのクロスにFWが合わせて同点ゴール。今日のようなプレーをしていては乾の先発は危うい。ボールをもらおうとして真ん中に行けば囲まれてボールロストしたりして空回りの連続。


違うクラブだから比較することは無理があるかも知れないが、同じポジションでも中島翔哉のほうが動きがいい。中島はボールを取られないしキープ力がある。ドリブルも中島のほうが乾よりも突破力があるかも知れない。乾も頑張らなければクラブでのポジションを奪われかねない。

選手のうなり声

2018-01-22 13:48:29 | 日記
テニスのオーストラリア・オープンで女子選手の「うなり声」が問題になっていることを受けて女子テニス協会は声明を発表し、うなり声は「競技の一部」との見解を示した。ロシア、ベルラーシなどのロシア系の女子選手にショットを打つ瞬間に奇声というかうなり声をあげる選手が多い。シャラポワなどはその典型である。


昨日の女子テニスの試合を見ていたら、やたらとうるさいのでどこの国の選手かと思ったら、やっぱりロシアだった。ロシア系に集中するかどうかは調べたことがないのでわからないが、たまたま一緒にその試合を見ていた職場のスタッフがやはりロシア人で、この人もショットが決まるたびにうるさかった。


サッカーで奇声をあげる選手をほとんど見たことがない。常に走る回るのでいちいち声をあげるひまがないからだろうが、接触プレーで痛かった時は大声を苦痛をもらすことがある。テレビなどではそこまでの音声を拾わないのでわからないことが多い。


2011年のアジアカップ決勝の日本vオーストラリアで、オーストラリアのイエデニクがタックルを受けて悶絶。その瞬間にイエデニクは「Fucking Hell」と大声で叫んでいた。テレビではピーと音を消される単語である。ライブ放送だから当然消せない。試合後にイエデニクから協会から怒られたかどうかは知らない。

デンべレとオーバーメヤン

2018-01-21 13:39:25 | 日記
ドルトムントのオーバーメヤンがクラブと移籍をめぐってもめている。普通の常識のある選手であれば、練習やミーティングを故意に欠席してクラブに移籍を強要したりしない。そんなことをすれば次のクラブでもその次のクラブでもいい態度とみられない。過去にデイシプリン問題を起こした選手はいい目で見られない。回りまわって自分の不利益になる可能性がある。


しかしオーバーメヤンはお構いなしにチームの試合際中に仲間内でフットサルをするという問題行動を起こした。これは確信犯だろう。自分をアウエーへの遠征に帯同しなかったことへのあてつけであることは明白。


どうしてそこまで我儘ができるのは、前例があるからだ。昨年の夏の市場でデンべレがバルサへの移籍を強行して、移籍が成立する前に引っ越ししたりクラブにたてついてバルサへの移籍を認めさせた。巨額の移籍金をドルトムントは得たが、その結果第2のデンべレともいうべき、オーバーメヤンが問題を起こしている。


もちろんアーセナル移籍が成立すればドルトムントは巨額の移籍金を得られる。しかしチームの和は当然壊れたままだし、クラブの弱腰の態度に他の選手もサポーターもあきれてしまい、不信感を持つ。ムヒタリアンがマンUに移籍した際もここまでひどくはなかったが、似たような行動だった。


安く選手を獲得して高く売る。これは当然の戦略だろうが、ドルトムントほどのビッグクラブが今回のような選手の問題行動を許容するのであればその名声は地に落ちる。