サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ヘタフェvマラガ

2018-01-13 17:10:06 | 日記
柴崎は復帰してからの初先発。4-4-2の2トップの一角である。しかし柴崎はほとんどボールに絡めなかった。ヘタフェとマラガは似たようなタイプで、選手個々の質も同じようなかんじだった。


この試合はたまたまヘタフェが勝ったようなものだ。さほど背が高くない柴崎をトップに置いてはあまり機能しない。柴崎はトップ下か2列目の左右のどちらかで、スペースがあればボールをさばけるタイプだからCFのように点で勝負するようなことは無理がある。


後半途中から2列目の左サイドに下がってからボールタッチが多くなり、やっと試合に入れたかんじだった。FOOTBALL ZONEでは「ゴール前で見せた技術の高さは海外メディアで「卓越したコントロール」と絶賛されている」と出ているが、どうみてもこれはほめ過ぎである。


シュートらしいシュートはこの卓越したコントロールからの1回だけ。それ以外はトップではあまりボールに絡めないということを証明したにすぎない。


前節は途中出場からボランチだったが、監督さんは柴崎の復帰以来フィットするポジションを探しているようだ。4か月の先発だからその間に先発でフィットしてきている選手を外すのも難しいだろう。


さてこれから毎試合先発で起用されるかどうかは分からないが、この程度のプレーで代表に復帰できるとは思えない。代表のポジションでは右ウイングかトップ下だろう。右サイドは、浅野、久保、伊東との競争。トップ下は香川、長澤あたりと競争。


点を取れる選手ならば間違いなく柴崎と思うが、3月の強化試合前までに大ブレークしないと難しいかも知れない。