昨日の天皇杯決勝でセレッソ大阪が見せた守備固めを考察してみよう。
90分で1-1のため、延長戦に突入。それまでもマリノスは足の速いウイングを走らせてのカウンター狙いだった。延長前半5分にセレッソが水沼のゴールで勝ち越し。すぐにそれまでの4-4-2からFWの山村をDFラインに組み込んで5-2-2-1のようにした。マリノスの攻撃時は完全に5バックだった。
さて延長前半5分からだから、残り時間はATを合わせて25分はあった。ここで疑問が出てくる。25分も守り切れるだろうか。自信があるからフォーメーションを変えたのだろうが、ボールを持たせてもOKという守備をするには、マリノスのウイングを封じなければいけない。いいクロスがサイドから上がれば何が起こるか分からない。
実際、守備固めに自信があるという割には、マリノスは容易にサイドをえぐっていいクロスを上げることができた。セレッソのサイドバックはさほど守備が強くなかった。決定機も2回ほど作られた。そのたびにセレッソベンチが画面に映されて、ああ、危なかったという柿谷などの顔をクローズアップしていた。
つまりセレッソの守備固めはさほど機能していなかったのだ。5人でDFラインを作ってもピンチはできる。選手の心理が守りに入りすぎて逆に攻められる。これならば前線に山村を残して2トップでハイプレスをかけていたほうがよかったと思う。もちろん結果論であるし、守備固めの25分間は失点しなかったのだから成功ともいえる。
90分で1-1のため、延長戦に突入。それまでもマリノスは足の速いウイングを走らせてのカウンター狙いだった。延長前半5分にセレッソが水沼のゴールで勝ち越し。すぐにそれまでの4-4-2からFWの山村をDFラインに組み込んで5-2-2-1のようにした。マリノスの攻撃時は完全に5バックだった。
さて延長前半5分からだから、残り時間はATを合わせて25分はあった。ここで疑問が出てくる。25分も守り切れるだろうか。自信があるからフォーメーションを変えたのだろうが、ボールを持たせてもOKという守備をするには、マリノスのウイングを封じなければいけない。いいクロスがサイドから上がれば何が起こるか分からない。
実際、守備固めに自信があるという割には、マリノスは容易にサイドをえぐっていいクロスを上げることができた。セレッソのサイドバックはさほど守備が強くなかった。決定機も2回ほど作られた。そのたびにセレッソベンチが画面に映されて、ああ、危なかったという柿谷などの顔をクローズアップしていた。
つまりセレッソの守備固めはさほど機能していなかったのだ。5人でDFラインを作ってもピンチはできる。選手の心理が守りに入りすぎて逆に攻められる。これならば前線に山村を残して2トップでハイプレスをかけていたほうがよかったと思う。もちろん結果論であるし、守備固めの25分間は失点しなかったのだから成功ともいえる。