大陸間プレーオフ 第２戦 オーストラリアｖホンジュラス ３－１

ホンジュラスはあまりにも弱かった。シドニーでのプレーオフ第２戦はオーストラリアが３－１で快勝。これでアジアから５カ国がＷＣに出場となった。


試合はホンジュラスがべたっとと引いて守るだけ。普通はしっかり守ってカウンターだけど、ホンジュラスの場合は守るだけ。オーストラリアのボールポゼッションは７４％くらいである。それでもオーストラリアは攻めあぐねて前半は０－０。


ホンジュラスは前半終了間際に選手の負傷交代したが、交代で出てきた選手がチョンボを繰り返して敗戦の戦犯となった。まずＰＡ手前からのオーストラリアのＦＫをクリアミスしてオウンゴール。これでホンジュラスは前に出て来るようになったが、その分守備が不安定になった。


そして次にＰＡ内でハンドのＰＫを取られて２失点目。なんと途中から出てきたくせに２点を献上。そして懲罰交代。途中から出てきての交代は屈辱そのもの。その後オーストラリアがさらにＰＫで加点。ホンジュラスは終了間際にＣＫから１点を返したものの３－１でオーストラリアが快勝。


ホンジュラスはあまりにも弱い。日本が出ても勝てたことでしょう。試合終了後にシドニー湾では祝福の花火も上がった。シドニー・オリンピック・スタジアムは７７、０００人で満員。大観衆も満足できたことでしょう。あのスタジアムは交通の便が悪いし、観客席の傾斜がなだらかすぎて見にくい。現在はサッカー・ラグビー専用だが、もともと陸上トラック兼用だからピッチまでは遠いし、とにかく見にくい。


さてオーストラリアはブラジルＷＣで３敗したが、いいサッカーをしていたということで将来は明るいと言われた。しかし４年たってもアジア予選で苦しんだし、とてもレベルアップしたとは思えない。アジアからの出場５カ国の中で１次リーグを突破できそうなのはイランくらいでしょう。

日本ｖベルギー

ベルギーがベストメンバーなのかどういう状態なのかは知らないが、ＦＩＦＡランク５位とはいえブラジルよりはすべてが下だった。とはいえ、そんなベルギー相手にもゴールできないのは情けない。日本の問題点は、この選手がボールを持てばゴールのにおいがするという選手がいないことだ。


そしてボールを奪うのにはかなり苦労するのに、ボールをロストするのは簡単。どのような形であれ、いったんボールを持てばシュートまでいかなければチャンスにもならないし、カウンターをくらいやすい。


ベルギー相手に失点するのは仕方がない。日本の守備力を考えれば２失点は想定内だろう。それに対して日本の攻撃は散発で単調。森岡が入って来てからワンツーで抜けたり活性化したが、あのような形を前半からできればよかった。しかし浅野は役に立たなかった。


左の原口は守備の人だったし、浅野はＰＡ内にボールを持ち込めない。右にもっといい選手がいればかない違うと思う。武藤でも岡崎でもいいと思うけど。


この２連戦をＷＣに想定すると、ポット１のブラジル、ポット１だがその次のクラスであるベルギーに２連敗したことになる。ベルギーぐらいにドローできなければ１次リーグは敗退だろうね。