サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

Jリーグ秋春制を考える

2017-11-21 09:54:24 | 日記
JFAの田嶋会長が性懲りもなく、2002年シーズンからの開催時期変更を提案している。これまで何度もJFAから提案されてきたが、その都度Jリーグ側から拒否されている。秋春シーズンのメリットとデメリットを考察してみよう。


メリット
①真夏の暑い時期を避け、ゲームの質の向上ができる。

②11-12月の過密日程の緩和

③ヨーロッパとシーズンを合わせることができ、移籍がスムーズになる。


デメリット
①寒い時期、降雪地帯での試合開催は観客動員数に影響する。

②12月後半から2月前半の2か月間は長期中断となるし、6,7月もオフだからリーグ戦開催不能期間が1か月も多くなる。



などなど。過密日程の緩和という観点からすると、秋春制は全然緩和になっていない。1月後半から1か月くらい沖縄で全試合をするくらいの覚悟が必要である。まあ、非現実的である。一番の問題は寒い時期に試合を見に行く人が少なくいということだ。JFA案では寒い時期は、できるだけ降雪地帯でのホームゲームをしないということだが冬は日本中どこでも寒い。


座席の下にヒーターを付けて毛布を無料で貸し出してくれればいいが、それでも雨が降ったら最悪である。風邪をひきにスタジアムに行くようなものだ。ヨーロッパでは真冬でもサッカー観戦できるが、そもそも西ヨーロッパと日本では真冬の寒さが違う。日本の冬は極端に寒い。夏は暑くて冬は寒い。日本の気候は最悪である。真夏のサッカーを避けるために真冬にサッカをするのでは本末転倒だ。


秋春制はデメリットのほうがはるかに大きい。