サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

香川の代表戦観戦をどう思うか

2017-11-19 17:49:12 | 日記
香川が先日のブラジル、ベルギー戦をわざわざ観戦したことをどう思うか。筆者は代表ウイーク期間をクラブの練習に専念すると思っていたので、2試合とも観戦しに行ったことに驚いた。香川の行動を良しとするか否とするか。


ハリルに直談判するために観戦したと思われているので、実際に話したかどうかはわからない。西野さんと話したと出ていたが、選手起用は西野さんではなくハリルが決めることだから、これはハリルのご機嫌を損ねる可能性がある。そこまでした香川の思いとは何か。


①香川の代表へのこだわり
2010年は23人に選ばれず、帯同メンバーだった。ドルトムント移籍を目前にして帯同ならば参加したくなかったが、JFAに説得されて代表に貢献するつもりで参加した。2014年は主力として参加したが、惨敗だったのでその悔しさを晴らすために2018年は期するところがある。


②代表への貢献
これはヨーロッパ組には誰にでも言えることだが、日本との長距離移動のためにコンデイションを崩してクラブでのポジションを失うことも多かった。単なる人気取りの親善試合にもつきあって長距離移動を繰り返してきた。代表にはこれまでかなり貢献してきた。


③シリア戦での負傷
6月のシリアとの親善試合で肩を脱臼して、それが長引いてシーズン開幕からポジションを失い、フォームもなかなか戻らなかった。それが原因からか8月のオーストラリアとの大一番にも出番がなかった。しかしこれは代表戦での負傷といういわば公傷であり、リハビリも終わりフォームも戻ってきたのだから、以前と同様に主力としてスタメン復帰させてもらって当然である。


④今回のブラジル、ベルギー戦はメンバーを固定する前提の重要な試合と位置付けといたし、ブラジルとはぜひ試合をしたかった。日本の顔として試合に出るのは当然である。それが何の説明もなくはずされてしまった。せめて電話で説明くらいして欲しかった。


といったところだろう。つまりこれまで2010年以降に代表に定着して以来、いつも自分はクラブでのポジションを犠牲にしてまで代表に貢献してきたのに、この仕打ちはなんだという怒りである。これは実も最もだと思う。


選手選考は監督の専権事項だろうが、重要な選手には丁寧な説明が必要だと思う。それこそ義を欠いている。