サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大宮アルディージャ

2017-11-08 14:41:32 | 日記
前鹿島監督の石井さんが大宮アルディージャの監督に就任した。残り3試合、現在勝ち点24で17位で降格圏内を脱するには15位の勝ち点28の甲府と競うことになる。残り3節だから、石井さんへのオファーは来季も含めたものと思ったが、社長の会見を見ると来季のことは白紙のような言い方である。つまり残り3節で勝ち点4を巻き返すという仕事である。これはタフである。


もちろん残り3節を3連勝できれば可能性は高いだろう。しかし常識的に考えて無理だろう。いくら石井新監督が「勝者のメンタリテイ」を植え付けると意気込んでも、選手がこれにどう反応するかである。監督を代えるのであればせめて3試合前くらいにしてほしかった。石井さんはずっとフリーだったのだ。


さて残り3節の大宮と甲府の対戦相手をみてみよう。


32節 仙台(H)v大宮(A)、新潟(H)v甲府(A)
33節 大宮(H)v甲府(A)
34節 川崎F(H)v大宮(A)、甲府(H)v仙台(A)


勝ち点4をひっくり返すということは大宮が咲いて勝ち点6をあげて。甲府が勝ち点2でなければいけない。これでやっと並ぶが得失点差で現在甲府のほうが8点もリードしているのでこれではだめ。勝ち点5以上の差をつけなければいけない。


大宮は32、33節を連勝して34節で強敵フロンターレとドローできれば勝ち点7取れる。しかし甲府が1試合でも勝てばそれでおしまい。勝ち点計算で希望的観測で計算してみても、大宮の降格はほぼ間違いないでしょう。敢えて火中の栗を何故拾うか、石井さん。