サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

CL ドルトムントvトットナムでの香川

2017-11-23 08:40:01 | 日記
トットナム戦、次節のシャルケとのダービーで連敗すればボス監督は解任という動きである。不調のドルトムントの問題点は、脆弱なCB,迫力のない攻撃である。だから弱いのだが、最初の7節まで怒涛の快進撃だったのが、嘘のようである。


さてトットナムに1-2と逆転負けをくらったドルトムントで、香川は後半65分前後に交代させられることが多いが、それでも毎試合先発している。インサイドハーフはゲッツエがほぼ固定で、相棒を香川、カストロ、タフードで途中交代も含めてローテーションしている。監督が代われば香川の出番は少なくなるだろう。


チーム全体が不調だから香川だけの責任ではないし、そもそもインサイドハーフに爆発的な得点は期待できない。それを考慮しても香川のプレーにはワクワク感がない。香川がボールを持っても何かが起こるという雰囲気がない。


香川のプレースタイルは、周囲の選手をワンツーでマークをはずして、空いたスペースに飛びこんでシュートすること。昔はそうだった。現在はワンツーも少ないし、スペースには飛び込まない消極滝なプレーばかり。


インサイドからウイング、サイドバックにボールを散らして、崩せなければCBに戻す。これの繰り返し。以前ならば同じポジションにいても自分もサイドに流れて、そこから相手の裏を取るようなクロスを上げて自分のSBの選手のヘッドに合わせるというプレーが多かった。香川がいうところの「缶蹴り」である。「缶切り」だったかな?


守備もさほど強くないし、周囲の選手と連動できなければ自分ひとりでは局面を展開できない。これでは代表で先発を取り戻すことは無理だろう。