日本人選手が多いリーグはベルギー、チームはシントトロイデンとセルティックというイメージだったが、ポルトガルリーグも多くなったので検証してみよう。ただ所属していればいいというものではなく、ちゃんと試合に出ているかどうかが重要。
①ポルテイモネンセ
日本人選手獲得の先駆けのクラブだが、今季は中村航輔がスタメンのGKとして定着。チームは現在１２位。
②ベンフィカ
小久保怜央ブライアンがいるが、まだGKのポジションが取れず今季もリーグ戦の出場なし。もうすぐ２２才だし、試合にも出られない状態ではいる意味がないのでは。
③スポルティング
守田英正がいるが、WC以降は出場できていない。監督がコンデイションが不足しているようなことを言っていたが、このままポジションを失うのは残念。
④サンタクララ
守田が以前いたのでなじみのあるチームだが、今季は田川両亨介と三竿健斗がいる。田川はスタメンとして定着しているが今季はまだ１ゴール。三竿は先発で１試合のみ。
⑤ヴィートリア・ギマランエス
いいにくい名前のクラブだ。ここには小川諒也がいる。ここまで先発２試合含む６試合に出場。FC東京からのレンタルなので結果が欲しい。
⑥カーザ・ピア
無名のクラブだが、邦本宜裕と加入したばかりの相馬勇紀がいる。邦本はほぼ毎試合先発の主力だがまだ１ゴール。
⑦ジル・ヴィセンテ
ここには藤本寛也がいる。レンタルで加入して３シーズン目。完全移籍にもなった。今季は全試合先発。
⑧ボアヴィスタ
ここには徳島にいた渡井理己がいる。レンタルで１シーズン目だが先発３試合含む８試合に出場。徐々にプレー時間を伸ばしている。
８クラブ、合計１０人も日本人選手がいるのだ。聞いたことがないクラブに無名の日本人選手もいる。彼らがステップアップして日本代表に呼ばれるようになるのはかなりの努力と運が必要。
ボアヴィスタにいる渡井君。この選手を知っている人はあまりいないだろう。