サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

謹賀新年 ブライトン対アーセナル 2-4

2023-01-01 15:23:58 | 日記

大晦日の夜のEPL ブライトン対アーセナルは、前半からアーセナルがガンガン飛ばしてそれに対応できなかったブライトンを圧倒した。これでアーセナルは16試合を消化して2位のマンCITYと7ポイント差で首位。独走とまではいかないが、イギリスの解説者は16試合時点での首位のチームの優勝確率などを論じていたが、これはちょっと早すぎないかい。

 

今季はリバプールが不調で、マンCITYも爆発的な強さがない。3位はニューキャッスルだから瞬間的なものだろうとみんなが見下している。だからアーセナルの優勝予想なんて出てくるのだろう。好調アーセナルの中で弱点をあげてみよう。

 

①CBサリバの不安定さ
この試合でもハイボール処理で相手のFWに振り切られて失点。PA内でPKを与えるのはサリバだけなので不安定さが目立つ。サリバがアーセナルに戻ってからDFは安泰だと言われているが、フランス代表でも控えのCBだった。決して安泰にはみえない。富安の稼働率にもよるのだろうが、サリバをはずしてホワイトか富安をCBにしたほうが安定するはず。

 

ここで問題になるのが富安の怪我の多さである。毎試合15-20分くらいのプレーならば大丈夫かも知れないが、フル出場を続けるとまた故障する。富安は実に使いにくい選手になってしまった。今季はもう控えでいいのかも知れない。

 

②ジェズスの代役
好調だったジェズスの長期離脱に伴い、冬の移籍市場で補強するのかどうかは知らないが、サカとマルテイネリが絶好調なのでCFは偽9番のようなものなので、ジェズスの不在も目立たない。来季はサカが他のクラブから狙われるだろうから、その時にどうなるかが見物である。

 

一方ブライトンはどうか。この試合の敗戦で8位に後退。ここからEL圏内に上がるにはCFの補強が必要。このところトロサールをCFにして、三苫を左ウイングにしている。トロサールのCFは合っていないように見える。純粋なストライカータイプではないし、やはりウイングの選手なんだろう。

 

しかし三苫をウイングで使いたい。ならば三苫をララーナがやっているセカンドストライカーまたはトップ下で起用するのはどうか。そこでトロサールをポジションチェンジを繰り返していけば機能するはず。

 

三苫は左ウイングで起用されていればドリブルを見せてくれるが、それは曲芸にすぎない。この試合でも真ん中にいて狭いスペースからゴールを決めたように、ゴールに直結できる場所に配置すべき。まあ、ブライトンの監督もそれをよく理解しているだろう。

 

今季の2点目を決めた三苫さん。シーズン10ゴールは欲しい。