安田理大が引退を発表した。３５才。安田と聞くと若い坊というイメージが強かったが、もう３５才になったのか。ガンバ大阪からオランダを含めていろいろ渡り歩き、最後は松本山雅でキャリアを終えた。お疲れさまでした。
安田といえば２００８年の東アジア選手権に召集されて、韓国戦で削られて「安田、痛いです」と漏らした。明るい性格で弱音をはかないタイプの安田が痛がったので、よほど痛かったのだろうと思った。
岡田監督時代にはよくA代表にも呼ばれたが、２０１０年南アWCには呼ばれなかった。２００７年のU-20WC, ２００８年の北京五輪、２００８年の東アジア選手権と若い年代では常連だったから、２０－２３才くらいが選手としてのピークだったのかも知れない。
２００７年U-20ＷＣでは、日本は１次リーグを２勝１分で突破したが、ラウンド１６でチェコと対戦。２－２でPK戦で敗退。ちなみにこの大会はアルゼンチンが優勝して、得点王はアグエロだった。日本チームでまだ現役の選手は、権田、香川真司、柏木陽介などがいる。権田はまだフル代表でWCも全試合フル出場だからGKは息が長い。
大会後に日本に戻ってから、ガンバ大阪の西野監督から、プレーは大したことなかったが、ゴールパフォーマンスは一流だったといじられた。
2007年U-20WCでの安田理大。