DAZNがg津岳3000円から3700円に値上げする。2年前は1950円だったから、かなり高くなったし700円もアップするは唐突感がある。それでもまあいいやと払い続けるかどうかは、何を見たいか、DAZNでなければ視聴できないコンテンツがあるかどうかにつきる。
比較としてオーストラリアのペイTVを検証してみよう。サッカーを見るにはすべてを網羅するには3種類の有料プラットフォームに加入が必要である。ただし各コンテンツはシーズンごとにプラットフォームが変わる可能性がある。特にCLはコロコロ変わる。
①FOXTEL
ケーブルテレビが基本で、ドラマ、映画などチャンネルも多い。スポーツはESPN, FOX SPORTSなどをまとめていて追加料金が必要。FOX SPORTSではAリーグ、AFC主管大会のオーストラリア戦などが見られる。多分2024年のアジアカップも全試合見られる。逆に言えばアジアカップを見るにはこれに加入しなければならない。
料金は基本パッケージ+スポーツで、現在サマーキャンペーン中で月額60ドル(5500円)程度。かなり高い。スポーツだけというパッケージはないのが痛い。
②OPTUS SPORTS
これはストリーミングのみ。PCとスマホで視聴できる。EPLとラリーガのほぼ全試合、Jリーグが毎節2,3試合。UEFAネーションズリーグなどが見られる。なかなかすぐれものである。CLとELがないのが痛い。
OPTUSは電話とインターネットなどの通信会社であるので、筆者は固定電話とインターネットに加入していて、OPTUS SPORTSは追加550円で視聴できる。OPTUS SPORTSを単独で視聴するには2300円くらい。
③STAN SPORTS
ここもストリーミング配信。基本パッケージは映画やドラマなどが中心。スポーツは追加でラグビーなどが多いが、サッカーではCLとELが見られる。2024年のアジアカップはひょっとしてSTANになるかも知れない。
料金は基本パッケージが900円、スポーツが900円で合計1800円。スポーツだけというのはダメ。
筆者の場合は、OPTUS SPORTSだけを視聴している。海外在住者向けの日本の地上波、BS, CSを見られるネットチャンネルに加入していて、それが月額5000円くらいかかっている。その中のWOWOWのライブ番組でレアルソシエダなどのラリーガが見られる。これにOPTUSの追加料金を含めると毎月5550円も使っている。
筆者からすればDAZNは3700円はまだ割安感がある。