サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

三苫礼賛はいつまで続くのか

2023-01-19 07:41:07 | 日記

サッカーキングで配信されている記事の中に、OPTAデータで今季の5大リーグの中で、ドリブル成功回数が多いにはメッシが1位、三苫が2位だという紹介記事があった。ちなみに3位はアーセナルのジェズス、4位はレアルマドリードのヴィ二シウスである。

 

ドリブル成功回数って、少ないよりは多いほうがいいとは思うが重要な意味があるとは思えない。ドリブルが多いからゴールに直結するわけでもない。たとえば王様のポジションにいるFWはあまり動かないから、ドリブルは少ない。ドリブルしなくても周囲の選手からパス、クロスがくるので、それに合わせることに集中する。つまり役割が違うのだ。

 

他にもブライトンの公式SNSでチームメイトが三苫を称賛したという記事が多い。聞かれればチームメイトのことを悪くいう選手はいないし、褒めるにきまっている。またイングランドの解説者が三苫はビッグクラブに行くだろうとコメントすると、それがすぐに紹介される。移籍を決めるのは解説者ではないだろう。

 

筆者は三苫選手のプレーが好きだし、ブライトンからCLに常連のビッグクラブにステップアップして欲しいと思う。しかし今季の三苫は周囲の選手を使おうとするあまり、シュートできるところでもパスをだしていたり、ゴールに直結するプレーが少ない。もっとできるはずだ。

 

左ウイングなんだから、シーズン10ゴール+10アシストはノルマだろう。そのくらいの成績を残せなければステップアップは無理だろう。現在のままでヴィニシウスやソンフンミンと渡り歩くのは無理だろう。

 

自分のドリブルスキルに酔ってしまい曲芸師で終わる選手がよくいる。三苫選手にはもっとスケールの大きな選手になってもらいたい。しばらくは日本のメディアは称賛するだけではなく、物足りない面も厳しく指摘すべきだろう。