フランクフルトの鎌田大地が今夏で契約が切れるため、オファーをもらっていたフランクフルトには残留せずに移籍する腹を固めたようだ。フランクフルトからは年俸250万ユーロ、約3億5千万円をオファーされてたようだが、それよりも多い年俸をオファーしてくれるクラブがあるのだろう。6月まで待てば移籍金なしのフリートランスファーになるので、その分を年俸に反映できる。
EPLなのかブンデスの他のクラブなのかは知らないが、5億円、6億円でも払うブンデスクラブはある。たとえばドルトムントは2021/2022の年俸だが、5億円以上の年俸の選手が13人もいた。最高額はフンメルスの13億円程度。財政規模の小さいフランクフルトとは比べようもない。
EPLに目を移すと、鎌田に興味を示していると言われているトットナムでも5億円以上の選手は10人いる。これはエバートン、レスター、ウエストハムあたりでも似たようなもので、鎌田ならばEPLのどのクラブに行っても5億から6億円、あるいはそれ以上の年俸をもらえるかも知れない。選手寿命の短いサッカー選手なんだから稼げるときに稼いでおいたほうがいい。
セルティックの前田はサザンプトンから興味を示されているそうだが、現在最下位のサザンプトンに行っても残留争いで苦労するだけ。セルティックにいれば来季のCLにも出られるだろうし、日本人選手も多いし監督はなんといってもポステコ。前田にしてみれば最高の環境だろう。
前田のセルティックでの年俸は1億5千万円程度で、サザンプトンに行けば3億円くらいに跳ね上がるのであれば前田も考えるかも知れない。しかし移籍金もかかるだろうし、サザンプトンはどこまで本気なのか。トランスファーマルクトでは前田の市場価値は5百万ユーロである。
トランスファーマルクトに出ている写真。