スカパー契約をしていない我が家ではひたすらネットで戦況をチェック。苦手なチームと苦手な敵地での一発勝負の一戦とはいえ対戦相手はACLの関係でこの日が連戦10試合目。主力選手の海外移籍と合わせて名古屋にとって多少なりともハンディになるのではと思いきや、それ以上に好調を支えてきた名古屋の選手達の疲労の蓄積はいかんともしがたかったようで、戦力の量と質で上回る強豪チーム相手に内容、結果ともに完敗。昨年と同じく準々決勝で今大会を終えることとなりました。
疲労度が小さい太田、ジェソク、相馬、山崎の先発起用も実らず、この日のシュート数は相手の14に対して僅か2本。0-0で90分をしのいでのPK戦狙いならともかく、これだけゴールが遠いようではどうしようもございません。夢生や米本、阿部を投入して立て直しを図った後半も状況は変えられず逆に追加点を献上。試合終盤には豪雨に見舞われる不運も重なったようで、毎度のことながらこの大会と名古屋の縁の無さを痛感させられた一戦でした。
得点力という大きな課題をつきつけられている名古屋としてはファミリー全員が待ちわびていた阿部と米本の復帰は朗報ですが、残念ながら選手全員の疲労の蓄積が解消できるわけではなく、今後も容赦なく続く連戦のなかで上位争い生き残りを狙う名古屋にとって今がまさに正念場なのではないでしょうか。リーグ戦第12節を境に暗転した昨シーズンの二の舞になってしまうのか・・・名古屋の今シーズンの命運はもしかしたら中2日で臨む今週末の鹿島戦が握っているのかも・・・。