おせじにも出来がいいとは思えないチーム相手に2点をリードしながら優位に試合を進めることが出来ず1点差に迫られ終盤には猛攻を招くも、2-1のままかろうじて逃げ切りシーズン初勝利を手にした大宮戦から一週間、チームには一試合毎に改善は見られるものの一方で新たな課題も露呈しながら第3節柏戦に臨む名古屋です・・・。
戦力補強は必要最小限にとどめ少数精鋭でタイトル奪還を目指す柏の注目はなんといってもWレアンドロでしょうか。共に引分けに終わった2試合でゴールこそない2人ですがその存在は脅威となっていたとのこと。レアンドロ本人もG大阪時代の西野監督との“因縁”もあり、明日の対戦には特に期するものがあるはずです。ネルシーニョ体制も6年目を迎え円熟期に入ったチーム力も合わせて考えると、その実力は清水や大宮より明らかに格上のチームだけに苦戦は必至でしょう。
名古屋は新たな怪我人こそ出ていないものの大宮戦の試合終盤に足がつる事態となった本多と田鍋が別強化メニューを課せられており、図らずもフル出場もままならない選手を使わざるを得ないという情けない現状をあらためて実感することとなっております。また、リハビリが続く野田の長期離脱が明らかとなり貴重な戦力を欠いたまま前半戦を戦うことになりました。唯一の明るい話題といえば4月から地上波で応援番組が復活することぐらい。チーム再建に向けて名古屋の厳しい戦いは続きます・・・。