また一人、名古屋生え抜きの若手選手がクラブを去ることに・・・昨年前半のヴィトーリアSCに続いて今年は水戸へ期限付き移籍となっていたしゅんぺいですが、シーズン前半こそ出場機会が少なかったもののその後は出番を増やして20試合に出場、計5ゴールを記録して終えておりました。
こうしてレンタル先で明確な結果を出したにもかかわらず名古屋復帰に至らなかったのは、構想外とかレギュラー争い云々とかいう以前に、彼自身があくまでも試合に出ることにこだわった結果なのかもしれません。ただ、ジュニアユースからトップ昇格を果たしている選手だけに、名古屋で再チャレンジする姿を見てみたかった気がするのは私だけでしょうか。「またいつか必ず名古屋グランパスに戻って来たい」というコメントのとおり、彼の武者修行が続いていると受け止めてその日を楽しみに待ちたいと思います。
今回のような発表を見聞きするにつけ、同様に期限付きでクラブを離れている考起や榎本、青木がどのような決断をするのかが大いに気になってきます。なかでもレンタル先の徳島で多くの出場機会を得てJ1昇格に貢献した杉森考起の動向には特に注目したいです。