グループリーグからの出場は3年ぶりとなるヤマザキナビスコカップ。対戦相手のC大阪はリーグ戦開幕3連勝と好スタートを切った勢いもあり、選手もサポーターもリーグ戦と同様に優勝という目標を目指して乗り込んで来ることは間違いないでしょう。連戦を考慮して柿谷、山口らの主力選手をどれほど温存して臨んでくるのかは不明ですが、現時点でのチームとしての実力を考えればチャレンジャーにまわるのは明らかに名古屋です。
後ろ向きと言われるかもしれませんがカップ戦については結果を度外視しても若手選手を可能な限り起用して戦ってほしいというのが個人的な希望です。幸か不幸か?闘莉王、増川、ダニエル、ダニルソン、小川と主力に故障者が続出していることもあり、先発メンバー総入替えの条件は揃っているともいえます。さらにわがままを言わせてもらうならば、本来採用するはずの3-4-3で臨んでいただければなおありがたいのですが・・・。
悲しいかなただでさえレギュラー陣が体現するサッカーが“ご存じの状態”のため、当然のことながら実戦経験の少ない選手達に実のある内容を要求するのはあまりに酷というもの。試合結果が厳しいものになるのは覚悟のうえです。彼らに求めたいのは出場を果たしたら失敗を恐れずひたむきではつらつとしたプレーを見せてほしい、ただそれだけです。