オフに大型補強を敢行、優勝候補筆頭の期待に応え開幕戦では前年王者・広島を下して勢いに乗るチーム相手に、主力2人を欠くだけでなく戦術の浸透及び完成度で後れをとるチームがはたしてどれだけ戦えるのか・・・明日はこの一点に尽きるでしょうか。
開幕戦で負傷退場した闘莉王の欠場に備えてトップ下にヤキモフスキー、増川とダニエルがCBを組む4-5-1での練習に臨んだとのこと。守備と連携面で不安を残すヤキモフスキーのトップ下はもちろんですが、やはり増川、ダニエル両DFにそこはかとなく漂う“心もとなさ”が一番気になるところです。ここは将来のためにもあえてルーキー・牟田を起用し、磐田戦ではしっかり味わえなかった本物のプロの洗礼を浴びてもらっておくのも一考かと。
お得意様だった浦和戦も今は昔の話で、昨年はシーズンダブルを喫するなどピクシー体制5年で僅か3勝という相性の悪さです。ただ、立場がすっかり逆転し、かつてのように名古屋がチャレンジャーとして臨む今回はかえっていい結果が出るのかも・・・などと淡い期待を抱きつつ明日の一戦を待つ私です。