三菱水島ＳＣ戦の勝利で連敗を脱出、全ての悪い流れを断ち切りたかったところだが、続く流通経済大学戦は０－１で敗戦とその願いも届かず。連敗は避けたい思いで迎えた佐川印刷ＳＣとの一戦。相手は後期引分けをはさんで４連勝と絶好調。対する刈谷は出場停止のＧＫ来栖に代わり盛田が今季初先発となった。
その盛田がゲームになじむ間もない開始わずか３分。相手選手がノープレッシャーで放ったシュートがゴールネットを揺らし佐川が先制。その後も中盤を完全に支配され終始攻め込まれる展開が続く。前半の刈谷のチャンスといえば、前線でボールを競り合った中山が抜け出しそうになったシーンの１回のみ。後半も同じような状況ながら刈谷にもチャンスは訪れるも、ゴールポストやバーに嫌われる不運もあり結局無得点。逆に相手に見事なカウンターを２度も決められ０－３の完敗で試合終了となった。
自分達のサッカーをピッチできちんと実践出来ている佐川に対して、刈谷は好守において中途半端で見ていてもどかしさを感じる。次節は同じ勝ち点２０で１７位のＦＣ琉球とのアウェイゲーム。まずは守備の意識を徹底して、とにかく９０分を無失点で戦いたい。
