赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
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アジアカップ 対カタール戦

2007年07月10日 | 日本代表

 怪我の駒野に代わって左サイドバックに起用されたのは今野、FWは高原の1トップで、中盤は右に中村俊、左に山岸という布陣。前半は日本がボールをほぼ支配しながら無得点で終えるも、後半日本が攻勢をかけた時間帯に高原のゴールで先制するという理想的な試合展開。だったのだが、試合終了直前に相手のFKで失点を許し、1-1の引分けに終わった。

 同じ日の南米選手権の準々決勝。ペルーを相手に4-0の大量リードで迎えた試合終盤、あのアルゼンチンでさえ恥も外聞も無く執拗なまでに相手陣内でボールキープをして見せた。指摘されている阿部のファールやFKに対する壁云々よりも、むしろそこまでに至る終了間際の試合運びが「アマチュア」だったといえる。

 昨日は90分間を効率よく戦うために省エネプレーに徹したせいか、日本選手の運動量は少なく動くのはボールのみで、しかも足下へのパスが異常に多かった。時折、日本らしいパス回しも見られたものの、理想とするサッカーとは程遠い内容に批判もあるようだ。しかし、今大会の気候やピッチコンディションを考えると、日本としてもこういう展開の試合が多くなるのは仕方ないのではないだろうか。

 同じBグループのベトナムがUAEに勝ち日本が初戦で引分けたことで、明らかに当初描いていたプランは狂ったといえる。が、日本にはこれくらいのハンデがあっていい。残り2戦の戦い方も当然変わってくるだろうし、個人的にはかえって面白くなったと思っている。なにより日本の三連覇を当たり前のことのように吹聴する(それこそアマチュアな)メディア連中には昨日の結果がいい薬になったに違いない。 


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