木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画『ベットタイムストーリー』『レッドクリフPartⅡ』『トワイライト』『スラムドック$ミリオネラ』

2009年04月30日 | 映画
アッと言う間に4月も最終日

去年今頃 脱毛が始まりました

手で梳いても梳いても絡みつき…覚悟して静かに受け入れていた様な…
 今 当時を振り返って<切なく>感じます
  “よく頑張ったね”って

こんな事書くと「また凹んでいるの?」って思われそうですが
 感慨深いというか 今元気で日々過している事が 素直に嬉しい 

脱毛し始めから 元の自分に戻れる日 自毛デビューの日を
 指折り数えて待ち焦がれて…時間の流れが長く長く感じた日々でした

その頃からすると今の時間の経過がなんて速いんでしょう

今脱毛中の方 嵐のさなかにいらっしゃる方
 明けない夜はありません 冬の後には必ず春がやってきます

一年経った今 私は以前の私に復帰しています
ショートだった私の髪は去年脱毛したなんて想像すらできないほど元に戻っています
もう少しの辛抱ですp(^^)q


さて旅行のアップで遅れてしまった今月楽しんだ映画の紹介

『ベットタイム・ストーリー』

作り話が現実となる奇想天外なファンタジー



寝る前に子供たちに聞かせるベッドタイム・ストーリーが現実の世界で起こったら? ミュージカル映画『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督が、摩訶不思議な世界を、VFXを駆使して描くファンタジー・アドベンチャー

字幕版が観たかったのですが残念ながら吹き替え版の上映のみ

もしも、子供たちの空想が現実となって繰り広げられたら?  
ベッドタイム・ストーリーの《禁断の掟》を守らない大人には、とんでもないできごとが起きてしまいます

その掟とは
1.子供に語らせてはならない。
2.自分を主人公にしてはならない。
3.ハッピーエンドでなければならない。

子供達のいたずら心が作り上げるストーリーが面白く
 コメディ性もあり幸せ気分にもなり楽しめました


『レッドクリフPartⅡ-未来への最終決戦―』

三国志の中でも最大の山場のとして知られる“赤壁の戦い”をダイナミックに映像化した作品



アジア映画としては歴代最高の大ヒットを記録した、『レッドクリフ Part I』の続編となる歴史スペクタクル。『レッドクリフ Part I』から連なる赤壁の戦いもクライマックスに突入し、孫権軍と劉備軍との連合軍が曹操の大軍に立ち向かう様をダイナミックに描く。(シネマトゥデイ) 

見どころは曹操軍と連合軍との頭脳戦
戦いまでに10万本の矢を集めるための、孔明の天才的な作戦なども見ごたえあり面白かったし 火を使った大迫力の合戦シーンは凄まじく見ごたえもありあの迫力満点のシーンは映画館で観るのがお勧め 
 
一話と同じく立ち回り(殺陣っていうのかな)が歌舞伎を見るような美しさです
 
頭脳明晰な孔明 冷静沈着な周瑜 カッコいい趙雲 民を慮る劉備、孫権、豪快な関羽、張飛 
中村獅童さん演じる甘興 それぞれ見せ所があります
 
闘いの後の周瑜の言葉「勝者はいない」はウ~ゥンさすが周瑜
 
小喬演じるモデル出身のリン・チーリンさん 監督の要請でなんとスッピンでの出演

信じられない! 

リン・チーリンさん 朝のとく○ネ!インタビューの中で
  1日に水を5リットル程飲むっておっしゃっていました
 やっぱり水分を摂るって健康にも美容にも 良いのですね


『トワイライト~初恋~』

ステファニー・メイヤーの世界的ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。



人間の女子高生ベラと美しきバンパイア、エドワードの禁断の恋の物語が展開する

主人公ベラを『イントゥ・ザ・ワイルド』に出演していた クリステン・スチュワートが演じ美しきバンパイアを『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のロバート・パティンソンが演じています
私好みではないけれどエドワードのあの冷たい美しさ バンパイア役にぴったり!
 いろんなシチュエーションがあり あの目で見つめられたらフラッ!でしょ^^;
べラの透明感も良いですネ

それにしてもバンパイアたち あんなに白塗りにしなくっても…不自然じゃない?
純愛がベースだから胸キュンとしたり 映像もきれい SF的な場面もありで私は楽しめました
あの終わり方 シリーズ第2作の製作も決定したとか 


『スラムドック$ミリオネラ』

2009年・第81回アカデミー賞作品賞受賞
主題曲「Jay Ho」アカデミー賞音楽賞受賞
鬼才ダニー・ボイルの最高傑作といわれる感動的なヒューマン・ドラマ。



インドを舞台に、テレビのクイズ番組に出演して注目を集めたある少年が、たどってきた生い立ちと運命の恋をボリウッド風の持ち味を生かしながらつづっていく。主演はこの作品でデビューし、数々の映画賞を受賞したデヴ・パテル。底知れないパワーと生命力を感じさせる人間讃歌に息をのむ 

インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。(シネマトゥデイ)

ジャマールが生きてくる過程で得た知識 背景には凄絶なものがある
 答えはジャマールの今までの人生が教えてくれた 
  ある意味 運も良いのだけれど…
インドという場所の設定もこの映画を生かしています

本作はインドでは物議をかもしだし 公開が危ぶまれたとか…

ところで<クイズ・ミリオネア>って、世界中でやってるの?
 あのスタイルで、音楽も一緒なの?驚きました

あの音楽が鳴った時 み○さんを思い浮かべたのは私だけ?

最後に、インドの映画といえばダンスなのですが…やっぱりありましたねえ


今月も映画を楽しみました
  
 映画ってやっぱり良いですね


映画「マルタのやさしい刺繍」

2009年04月28日 | 映画
昨年3月抗がん剤治療を前に訪れた美容院で読んだ本の「お勧めの映画」欄で紹介されていて観たいと思っていた作品です

なんと同年公開の「ダヴィンチ・コード」「パイレーツ・オブ・カリビアン」を抜き、
 動員数世界No1 になった映画なのだそうです

そして昨年12月<ひいふうみいよ>さんのブログにて静岡で上映されているのを知り
 ネット検索してシネマイーラ(CINEMAe_ra)で4月に上映されると情報を得 心待ちにしていました



スイスの伝統的な小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインしランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために行動し始める



ベルンの東に広がる丘陵地帯緑の牧草地が広がり牛がのんびりと…
  大きな屋根にのどかな風景が本当に素敵

夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。
 マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。

幾つになっても人生は変えられる
マルタが夢に向かって動き出した時からどんどんチャーミングになってゆきます
 夢は人を若々しく生き生きとさせるということね

夢見るパワーとは、あきらめないココロ 

この映画を観て元気を貰い
 マルタと一緒に夢に向かって歩いた様に夢が叶えられた時には涙していました



この主演のマルタを演じているシュテファニー・グラーザーさんのお年はなんと88歳
 スイスの“グレート・レディ”ことお茶の間の人気女優ですって 
とってもチャーミング
 あんなおばあちゃんになりたいものです

乳がん患者会が立ち上がりました

2009年04月23日 | 患者会
私が通っている病院に
「乳がん患者会」が立ち上げられました

第1回目は1月28日に開催されたそうです

<されたそう>とは…
今年になって急に現実の話になったそうで
3ヶ月に1度の通院の私は「乳がん患者会を立ち上げます」の案内を見る機会を逃し
開催された後…検診日の2月11日に知った訳です

10月末の検診の折 <患者会の発足>を計画しているという事を聞き 心待ちにしていました

<立ち上がった>との報告に嬉しいと素直に喜び
 お手伝いできることがあったら協力したいと…

でもその思いとはべつに
<患者会が発足するほどの病気>に罹ったという事に
  今更ながら ちょっとブルーになったりして…複雑な胸のうち


患者会への参加は 座席の都合もあり前もって申し込む方法をとっています  

そして昨日 第2回目が開催されました

初めて参加する私は 前の晩から少々ドキドキ
 相変わらず初めての事には 緊張しいの私

出席者は34名
 平日なのでお勤めの方はなかなか都合がつかず aiさんも年度代わりで忙しく欠席です

はじめに 
主治医のO先生から
「当病院で治療を受け 乳がんという経験をされた方が<笑顔で集まる場にしたい>
 会の内容は 研修会 交流会 趣味の講座などの案が出ています
今日出席の方の中にはこれから手術を受ける方もいますし
 残念な事に再発された方もいらっしゃいます
色々な状況の方がいますから お互いを思いやる配慮をお願いします」と挨拶があり

前回決まった役員の方達の紹介

そして今回の研修
医大栄養部管理栄養士 仲川先生のお話

「がんになってからの食生活」
米国対がん協会著 東北大学教授坪野吉孝先生解説をベースに最近の話題提供も含め…
おもしろくお話してくださり 楽しく聴かせていただきました

おすすめ食習慣の改善 両手一杯の生野菜 片手一杯の温野菜
食習慣の改善 夕食は夜6~7時頃に 
こまめに水分を補給

食事、栄養とがん予防に関する米国対がん協会ガイドライン
 ・食べ物の大半を、植物性の食べ物から選びましょう
 ・高脂肪食品、特に動物性の高脂肪食品を控えましょう
 ・身体を動かし、健康体重を目指し、維持しましょう
 ・お酒を飲む場合でも、控えめにしましょう

などなど…
日本人はもともと農耕民族
 身体は脂肪をたくさん摂取する様にはできていない
と言う様なお話でした

その後いくつかのグループに分かれ…椅子を適当に丸く合わせ交流会 

今日初めて会う人ばかりなのに
 <同じ病気に罹り治療している>という共通点はもう何年も前から知っている様に
「そうそう」
 「私も突っ張って痛かった」
  「足まだ痺れているのよ」「私も…」
「前髪とトップがなかなか伸びないのよね」
  「伸びてきた髪はちょっとくせ毛でね」
と話が弾みます

それでも楽しいことばかりではなく
 私の隣に座った方は9年目にして再発が見つかったそうで
  これから抗がん剤治療をされるそう

厳しい現実を目の当たりにしてあらためて<がんの脅威>に心重くなりました

3ヶ月毎の開催予定
 せっかく立ち上げてくださった患者会…次回名称も決定するでしょう

会の主旨
<笑顔で集まる場にしたい>

次回は7月22日(水)予定 
 しっかりスケジュールに書き込みました
 


足立美術館

2009年04月21日 | 春の旅行
9日

山陰の旅 最終日 今日の行き先は足立美術館

皆生温泉 米子市観光センター9:30発 無料シャトルバスが出ています

皆生温泉から約40分で足立美術館到着

足立美術館入館する前に徒歩5分程の所に在る「安来節演芸館」へ

「アラッ、エッサッサァ~♪」のかけ声で始まり、
安来節に合わせて腰にビク、ザルを手に、コミカルに踊る
「どじょうすくい」を楽しもうと…

平成18年に発祥の地、ここ安来市に作られたそうで
 安来節保存会による唄、踊りの「民謡 安来節」が演じられています

到着したのが10時少し過ぎたばかり 平日という事もありお客はなんと私達4人だけ
昨日い~っぱい歩きお疲れモードの私は民謡の調べを子守唄に上の瞼と下の瞼が仲良くしそう
 必死で目を見開いて見学しました

4代目の方が唄う民謡は素晴らしいものでした
でも<安来節 どじょうすくい>は名人…あのポスターの人…の踊りが見られず残念

安来節保存会の方達が交代で出演しているらしいので当たり外れがあるのでしょう
 ホント残念!


そして本命の足立美術館へ

ここは地元出身の実業家・足立全康氏が昭和45年 71歳のときに開館した美術館です

横山大観の作品は総数130点にのぼり常時20点程展示されているとのこと
  質量ともに日本一なのだそうです
横山大観のほかにも竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、など近代日本画壇の巨匠たちの作品も展示されています 

またこの美術館は美しい日本庭園でも有名で
米国の日本庭園専門雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、全国803箇所の名所・旧跡を対象に

「庭そのものの質の高さ」
  「建物との調和」
    「利用者への対応」などを総合的に判断し

2003年~2008年まで、6年連続で庭園日本一に選出されています

また フランスで出版されている旅行ガイドブックとしてはミシュランと双璧をなす、
「Guide Bleu Japon(ギッド・ブルー・ジャポン)」
  (ブルーガイド)が2008年10月 13年ぶりに新装復刊され
その中でも足立美術館は写真付で紹介され、最高評価の「三つ星☆☆☆」に選ばれたそうです


受付を入って行くと、迎賓の庭、苔庭と続きます
「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれ、面積5万坪に及ぶのだそうです

全康さん自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたといわれます

この日本庭園は、
横山大観作の絵画をモチーフにして製作されたもので、

「庭園もまた一幅の絵画である」

という足立全康さんの言葉通り、絵画のように美しい庭園です

専属の庭師や美術館スタッフが、毎日手入れや清掃を行っていて
  私達が訪れたこの日も 松の手入れが施されていました



窓枠がちょうど額縁の役目をしてまるで絵を観るように配されています


長崎平和公園の平和祈念像でも知られる、
 北村西望さん作成の「案内する足立翁像」が庭園を指差して案内してくれます



そして童画コーナーには誰でもが幼い頃 手にしたことがある
フレーベル館の「キンダーブック」などで知られる林義雄さん 武井武雄さんらの童話や絵本原画 紙芝居原画など展示されています

優しいタッチや大胆な表現 ワクワクしたり 思わず笑みがこぼれる絵でやさしい気持ちになります 



座敷の床の間の壁が細長く くり抜かれていて
 そこから観る庭園の景色はあたかも一幅の掛け軸や衝立に描かれた自然の絵画です



お昼は外に出掛け 出雲そばの代表的な食べ方の割り子そばをいただき
 …割り子そばとは三段重ねの丸い器に冷そばを盛りダシで食べる方法です 

出雲そばは
江戸時代、当時の藩主・松平不昧公により広められたそばで
 製粉時、そばの実の甘皮まで引き込むため、とにかく色が濃い。
ただその分、香りと風味が強く、そば本来の素朴さに満ちた味を満喫できるのだそうです


昼食後また美術館に戻り
「横山大観特別展示室」を観てまわり

次に「陶芸館」へ
此処には安来出身の陶芸家河井寛次郎さん、
 料理人として陶芸家としても名を馳せた北大路魯山人さんの陶芸作品が展示されています

魯山人さんの陶芸作品に盛ったお料理を見てみたいものです
 目から口から堪能し さぞかし美味しいでしょうね

最後に日本庭園をゆっくり眺めながらティータイム  

ミュージアムショップで
 笑みを誘われ 心温まる童画の絵葉書 クリアファイルを買い求め




いつか秋に来る機会に恵まれたら大観のコレクションの中でも最高最大の作品といわれ
 群青に彩られた流水にプラチナ泥のさざなみ、真紅の紅葉を描いた「紅葉」を観てみたいものです



足立美術館発15:50のシャトルバスに乗り20分

安来駅発16:18発<特急やくも24号>に乗りこみ


しばらく経った頃
窓の外には<大山>がきれいな姿を見せてくれ見送ってくれました
「こんなに裾まで見られるのは珍しいですよ」と車掌さん

ちょっと富士山に似て…伯耆(ほうき)富士と呼ばれているそうです



3日間 お天気にも恵まれ 良い旅ができました


列車が停車してしまったのはこれからまもなく…20分程後の事でした

世界遺産 石見銀山

2009年04月17日 | 春の旅行
4月8日

松江発8:36<特急まつかぜ>大田市駅着9:29 
コインロッカーに大きな荷物を預けタクシーにて石見銀山へ

~石見銀山遺跡とその文化的景観
  石見銀山は2007年7月にユネスコ世界遺産に登録されました~ 

今回<石見銀山>を訪れる機会に恵まれ
 疑問に思っていた<世界遺産に登録された経緯>
ネット検索していたらこの様な記述がありました

<大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、
  さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます
 石見銀山の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した
 「自然環境と共存した産業遺跡」であることです。
 そしてこれが、世界遺産として評価された重要なポイントです>

観光案内所から銀山地区へのタクシー等の乗り入れは禁止
 <龍源寺間歩>をめざして往復4.5km程 歩きました

銀山地区は石見銀山の中心となる地区で
 間歩(まぶ)と呼ばれる坑道が点在し鉱山であったことがうかがえます

 

自分時間の私達は 
 ゆるゆると上っている道を カメラを片手に 里山の風景を満喫しながら
  あっちにフラフラ こっちにフラフラ

椿 さくら 菜の花 レンギョウ 木蓮 雪柳 山桜 アオキの実の赤
  スミレ きんぽうげ にりん草 山吹 アケビの花

色とりどりの花が春を告げ 気持ちよく歩けます 

 



龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ) 
島根県中央部の大田市大森町を中心とする仁摩町,温泉津町にまたがって点在する石見銀山遺跡の一つです。
1526~1626年の100年間をピークに大名の軍資金、江戸幕府の財源として、この地から大量の銀が採掘されました。世界各地に輸出されたそうで、一時世界の1/3を占める量だったそうです。
1600年以後は取れる量も減り銅を採掘するようになり、その後1923年に閉山。
江戸時代の中頃1715年に掘られた代官所直営の坑道です。
公開されているのは273mですが、実際は600mあるそうです。
坑道に入れるのはここだけなのだそうです。



内部はノミで掘った跡が当時のままの状態で残されていて

古文書の石見銀山絵巻が電照版で展示してあり当時の坑内の様子を知る事ができ苦労が偲ばれます


「ゆっくり歩いても1時間半あれば行って来られるよ」とタクシーの運転手さん

いえいえ 私達は寄り道が多いんです 行って帰って2時間半…

行きしなにレトロな感じで気になった<CAFÉ 住留(ジュール)>にて昼食
メニューは牛すじのカレー・ハヤシ・うどんなどなど

私達は<牛すじとろとろハヤシライス>をチョイス
 このハヤシライス と~っても美味しく
   「私達 食時運に恵まれているネ」って



お腹を満たしたところで 

次は代官所跡や古寺・古社など歴史的な建物などが残されている町並み地区を散策

ひとつ残念な事 この日は水曜日 定休日のお店が多かったこと…

もっとも寄り道の多い私達の事
 全部のお店が営業していたら時間が幾らあっても足りません
  これで良かったのかも…

郵便局 床屋さん お医者さん お菓子屋さん 昔のたたずまいが懐かしい
 床屋さんは展示だけですが…

地元の人たちの手により当時の面影をそのままに残されていて…
 このたたずまいを遺していくだけでも大変でしょうね



銀の店でピアスを買い求め(友人達はイヤリング)

予約しておいたタクシーに乗り
 大田市駅15:52発<特急隠岐4号>米子17:07着

今日はいっぱい歩きました
  心地よい疲れで 皆生温泉へ

宿泊場所の華○亭の向こうは日本海
 今日も夕日にお目にかかれました


ブログ開設1周年

2009年04月13日 | 日々つれづれ
 
放射線治療が終了し抗がん剤治療を始めるまで半月ほど時間の余裕ができ
 …旅行の計画を友人が立ててくれ
  主治医からも旅行から帰ってから抗がん剤治療始めようと言って頂き…

そこで これまでの経緯を書き留めようと手帳の厚いのを購入
 殴り書き メモ書きをまとめようと書き始めました
でもでも 色々な想いがよみがえって胸に迫って 書き進められません

そこでパソコンなら機械的で書き留められるかも…と


実は3年ほど前パソコン講座で
 「ブログの立ち上げ方」を教えて頂ける機会がありました

講座の終わり頃ブログの立ち上げ方の手順の説明があって
「詳しくは次回パソコンをネットに繋いで説明します」と…

で、次回の講座の頃
広島県在住の息子から「下の子供が入院したから手助けしてほしい…」と要請
 <お助けバアバマン>となってお出かけ

という事でブログ開設は保留

パソコン仲間達がブログを立ちあげた中 私は訪問させていただくだけで
  文章力も無く
   書く材料も無く
    タイトルを考えるのもあれこれ考えすぎ
…立ち上げずに不便もなく月日が流れ過ぎ… 


去年<乳癌の告知>を受けてから
 頭の中が真っ白! <書き留める>なんて事に思いもいかず

抗がん剤<TC療法>の事を調べるうち
同じ病気に罹った方が
 落ち着いて 早い時期にブログを立ち上げていらっしゃる事に感服

私も<何とかしなくっちゃ>と奮起!

18日の抗がん剤投与初日を控え 慌てて立ち上げたのです


自分の記録の為に立ち上げたから 当初誰にも伝えないで
 当然コメントはなく ちょっと寂しく

今まで読み逃げばかりしていた私は大いに反省 ホントごめんなさい

その後 私と一面識もない方から コメントを頂き 励まされ
 独りじゃないって思え いっぱい いっぱい元気を頂きました
 
ホント パソコンが出来てよかった ブログ立ち上げてよかった


去年の今頃は抗がん剤治療を控えて 
 不安で凹んで逃げ出したい気分で過ごしていた日々

ブログに書くことで 気分的に随分助けられたと思います


拙いブログにいつもおいで下さりありがとうございます

最近では映画鑑賞ネタばかり…
 それだけ穏やかに日々過ごせているって事ですね

無事1周年迎えられ(^^)感謝の気持ちでいっぱいです
 継続は力なり これからも細々でも続けていかれたら嬉しいです

山陰の旅 松江

2009年04月12日 | 春の旅行
4月7日

浜松発7:10新幹線<こだま>
 名古屋で<のぞみ>に乗り換え
  JR伯備線<特急出雲7号>に乗車し 一路松江へ

車窓に春の景色が次々と展開しワクワク
 山桜 新緑が春霞の空によく似合ってステキです 

 
松江到着12:35


ホテルに荷物を預け
 <ぐるっと松江 レイクラインバス>に乗り「堀川めぐり」の乗船場所に向かう

このバスは赤いレトロ調のデザインが目を引き
 松江市外の観光スポット32箇所を巡回しています



11番の堀川遊覧船乗り場で下車

堀川めぐりの船は松江城を囲む堀川を遊覧船でゆっくり約45分かけて回ります
  船の上から城下町のたたずまいや花を眺め16もある橋をくぐります
低い橋をくぐり抜ける時には橋の高さにあわせ屋根が下がるので皆かがんでワイワイキャッキャッ

船内には炬燵が用意されていてこの日は温かい日でしたが
 川面を渡ってくる風がひんやりとしてちょっと冷えてきた身体にほとほと暖かく気持ちよく
  …4月10日まで炬燵が用意されているのだそうです

江戸時代の城下絵図と現在の住宅地図とを比較すると、城下の堀・町の構造がほとんど変化ないのだそうです 



下船して次は松江城

お城の桜が 今が丁度見ごろ
 今年の春は早かったので「もう葉桜かしら?」と懸念しましたが
寒の戻りのおかげで間に合いました 

見事に満開!本当に運の良いことです



松江城は松江開府の祖 堀尾吉晴(ほりおよしはる)公が慶長12年から足掛け5年の歳月をかけて、
慶長16年(1611)に築城されました
千鳥が羽根を広げたように見える千鳥破風の屋根が見事なことから、
 別名「千鳥城」とも呼ばれています
山陰地方で唯一現存する天守閣は黒塗りの下見板で覆われており古い様式を保っています

桜餅の実演販売の出店で桜餅を買い 食べながら花を愛でながら…

お城の周りは散策する事ができ
 苔で覆われた林や椿や山吹などなど楽しみながら散策
  小泉八雲記念館 旧居 武家屋敷へ向かいました

途中「へるんの小途」茶店風のお店
 店頭にだんごが並んでいます 白色や桃色や蓬色の団子
  そしてふき味噌 あんこ 味噌ダレも



今さくら餅を食べたばかりなのに
 おばさんたち4人は蓬団子にふき味噌に興味をそそられ…わいわいがやがや
ふき味噌が良いとか味噌が良いとか
 今食べたばかりだから1本全部じゃ多いとか…

結局 蓬団子を2本買いそのうちの2個ずつにふき味噌を付けてもらい
 残りの1個に味噌ダレを付けてもらい
一人分が<ふき味噌1個 味噌ダレ半分個>ずつで解決!

このふき味噌が香りがよくって春の香り
 と~っても美味しく

私達が
 あれが良いこれが良い
   ああしてこうしてって言った挙句
食べたら食べたで「わっ!このふき味噌良い!」
 「さっきのさくら餅も美味しかったけれどこれも美味し~いネ」
とワイワイ言うもんだから

人の良さそうなおじさんが
「あんた達いいねえ 楽しくていい仲間だねえ」って笑ってた…呆れてたのかも

“へるんの小途”ってこの辺りを小泉八雲が散策してたのでしょうね

小泉八雲記念館 旧居 武家屋敷を見て堀川沿いをそぞろ歩き

そろそろ夕焼けを観る為に夕日スポットに移動しなくっちゃいけない時間
タクシーで宍道湖のほとりに移動

 

春霞の空だから 
 くっきりはっきりとはいきませんでしたが
  観られたから(^^♪


再びぐるっと松江レイクラインバスに乗車して市内に戻り<お食事処>探し

観光案内本などでチェックしたお店を探すがなかなか気に入ったお店が見つからない

お店を片付けていた薬局の方に声を掛け教えていただき
 先程入りかけて躊躇したお店が<美味しい>と聞き 向かいました


先付け お造り 白魚と若竹のお吸い物 生麩の田楽
 のどぐろの煮付 筍ご飯 シジミのお味噌汁 水菓子(ソースはバジルの種ですって) 



…<のどぐろの煮付け>の写真は食べちゃってから気付き 無いんです

どのお料理も天然物や旬の食材が使われていて
 と~っても美味しく大 大 大満足!


目から口からいろいろ堪能して一日目がアッと言う間に終わりました

  つづく

帰れない?…かも

2009年04月10日 | 春の旅行
7日から3日間 友人達と山陰の旅を満喫した帰途 ハプニング発生!

岡山に向かう<特急やくも24号>の車中
 お互いに撮った写真を見せ合ったり和やかに旅の余韻に浸っていた17時少し前 
特急が停まらないと思われる駅「生山駅」に停車

「この先の沿線で空き家火災により一時列車の運行を見合わせています」との車内放送  

10分程で回復するだろうと慌てもせず友人達と歓談

ところが20分経っても列車は動かない
 岡山駅で新幹線への乗り換えの時間は10分ほど
列車指定 座席指定のチケットには
<指定列車以外に乗車の際には別途乗車券・特急券の購入が必要>
 と記載されている…

友人が携帯を取り出しJR○海ツアーズに問い合わせてくれる

その間 私はドキドキしてJR○海ツアーズから受け取った 
 <ご旅行にあたってのご案内>の黄色の用紙を取り出し内容を細かくチェック

私達が持っているのは○契乗車票 
<券面に「指定列車以外に乗車の際は別途乗車券・特急券の購入が必要」と記載がある○契乗車票は指定列車に乗り遅れた場合、後続の列車への乗車は一切出来ません。ご乗車される場合は別途乗車券・特急券が必要です。出発駅までの交通機関の遅れによる不可抗力の場合も同じ扱いとなります>と記載されている

JR○海ツアーズの回答は
 「車掌さんの指示を受けてください」との事

ちょうどその時車掌さんが通りかかり
 乗車票を持ってオロオロしている私達の乗車票を見ながら

「大丈夫です代替の乗車券を用意しますから…」と言って下さる

とりあえず「ホッ!」

1時間ほど経った頃
 バスで事故のあった先の駅「新見駅」までバスで移動するとの情報

18時23分 2台用意されたバスに乗り換え新見駅に向け出発
   
  駅員さん達の対応は丁寧で優しく
    大きな荷物を持った人の手助けなどをしている

  移動時間は1時間ほど掛かると…

19時13分  新見駅にバスが到着

19時37分  新見駅発 用意された列車で岡山に向かう
  1時間10分程で岡山に到着するらしい

その車内 車掌さんが慌しくそれぞれの行き先を聞きに回って


のんきな私達は<夕飯は?>の心配をしているところに車内販売

地獄に仏?…事故の報に 急ぎ調達して運んできたのでしょう

鯖寿司(お弁当は鯖寿司一種のみ)を2個購入 
 4人で切り分け食べたこの鯖寿司が また<美味しかったこと!>


倉敷駅辺りまで来た頃 それぞれの行き先毎の案内の放送
 
 東京・横浜へお帰りのお客様は 寝台特急○○に…云々
 
 名古屋へお帰りのお客様はのぞみ…云々

 浜松へお帰りのお客様は ありません 係員と相談してください

エェ~ッ! ありません?

おもわず4人で大笑い!

 人間 こんな時は笑っちゃうもんなんですね

…この放送の前に 時間を追っていくと名古屋までは確実辿り着けるけれど
 「その後の列車はあるのかしら?」って言っていた私達
車内に張ってあったポスター<ホテル東○イン>を見て
 「あそこに泊まるしかなかったりしてね」って暢気に言っていたのです

20時45分 岡山駅到着

慌てて改札口に向かい係員さんを捕まえ「浜松は?」と聞く

<ありません>は新幹線が無いという事

2つの案を提示してくれました


岡山21:14発<のぞみ96号> → 22:51名古屋着
名古屋23:20発<ムーンライトながら> → 浜松着0:45


名古屋までは同じ<のぞみ>に乗り名古屋~浜松間のチケットを払い戻してもらい
そのお金でタクシー帰宅する…足りない分は自分持ち

私達が持っている乗車票は証明を貰って後日ツアー会社に行ってから払い戻しする物

<ムーンライトながら>で帰る方法を選択

すぐにチケットは用意され業務連絡表が添付されている
 この業務連絡表には事故理由や変更列車の内容が書かれています



岡山駅ホームで新幹線を待つ時 ふと時計を見たら 
 なんとこの旅の本来の浜松に到着する時間 9:04頃を指していて
「今頃『お疲れさま~また行こうね 気をつけて帰ってね』って言ってる筈だったね」と笑いあい

岡山21:14発<のぞみ96号>に乗り
 名古屋で23:20発<ムーンライトながら>に乗り換え
  
日付も変わった0:45 無事に浜松に辿り着きました

安来駅で電車に乗ってから約9時間 長~い復路になりました


「ありません!だ~って面白かったネ」 
「9時間あったら何処まで行けたかしらねぇ 外国まで行けたね」
「行く時じゃあなくって良かったね~」
「思わぬ所で良い勉強をしたねぇ」

等と言いながら 笑いあい お礼を言いあい それぞれ帰途に着きました 
 


今朝ネット検索して見つけた昨日の事故の記事です
 



「浜松城公園」「緑化推進センター」の桜

2009年04月03日 | おでかけ
今年のサクラの開花は例年より早く
 4月にはもう葉桜かと懸念されましたが
3月下旬に花冷えと言うより冬の再来
 咲き始めた桜も凍えて足踏みしていた様です

4月に入って温かさが戻り 桜の開花が進んだ昨日
 浜松城公園に桜を見に行ってきました



お天気にも恵まれ 透き通った青い空
 青空に桜のピンクが一層映えます


実はこの日 4月2日は 私と主人が結婚式を挙げた日
 37回目の結婚記念日です

去年は心配掛けてしまいましたm(__)m
 穏やかに歳を重ねていけたら何よりです



そして今日
浜松市緑化推進センター 愛称「みどりーな」の桜を見に行ってきました



ここは娘の家から歩いて数分

鯉や亀や鴨が泳ぐ池や芝生広場があり
  花も木もいろいろ植えられていて楽しませてくれます



毎年この時期 桜の見頃を逃してはいけないとそわそわ
 桜の良い時期を見なくっちゃ 私の春が過ぎ行きません