浜松市美術館で今日30日まで開催されている
チュニジア世界遺産「古代カルタゴとローマ展」
~きらめく地中海文明の至宝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/70/7cda9d415f16c6f6ddd5f936c9f2b29d.jpg)
観に行ってきました
観てきた人の「良かった」の声を聞き 行きたいと思いつつなかなか都合がつかなくって…
友人との日程も合わず 半ば諦めかけてた昨日 朝
その友人 Kちゃんからメール
「今日 都合がつきました あなたはどう?」
「バアバのお粥を炊いてお昼を出せば 出掛けられます」と返信
「私もおばあちゃんをお風呂に入れ お昼を出せば…」
という事で お互いの婆さん達のお昼の支度をして出掛ける事にしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f6/90580ed98e894b16fc79d679a278650f.jpg)
はるかむかし 北アフリカに「地中海の青い宝石」と呼ばれた都市国家があったそうです
その都市国家が「カルタゴ」
今から2800年前 海洋民族フェニキア人が現在の北アフリカ
チュニジアの地に建国したカルタゴは優れた航海術と巧みな交易により
東西地中海を結ぶ貿易中継地として栄華を極めます
が、その繁栄もローマとの軋轢を生み 名将ハンニバルの活躍もありつつも宿敵ローマとの3度のボエニ戦争の末悲劇的な結末を迎えてしまいます
しかし100年の時を経てローマ帝国の植民地としてカルタゴは「北アフリカのローマ」として蘇り
独自の伝統にローマ美術が融合し モザイクや華麗な文化芸術が花開いたのだそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/00/dffe9b27143651724890feeb2e4b05d3.jpg)
入場して最初に目に入ったのは50cmほどの大きさの恐怖の形相に見えるマスク
半開きにした口からうめき声がしてきそう 魔除けの意味があるようです
小さなマスク形のペンダントはお守り
大きな目はおどけた様にも見え それぞれの表情が豊かで 色も造形にも惹かれます
大理石製の石棺の蓋は 翼で腰の辺りを覆った<有翼女性神官>が彫られていて 美しく
頭部がない大理石のビーナス像の衣服のドレープは薄くって柔らかそうで風が吹いたらなびきそう
そしてなんといっても圧巻!目を見張ったのは
大土地所有者の邸宅の床を彩ったと言われる<モザイク画>
彩色ではなく黄色大理石のピンクグラデーション ガラス 自然石を砕いて作られているので色が鮮やかです
壁画じゃなくって床を彩ったの?
もったいなくて踏めないほどです
5ミリほどに砕かれた石を色鮮やかにグラデーションも美しく組み合わせられ
「狩猟からの帰還」「水を浴びる女性」「バラの蕾を撒く女性」「メドゥーサ」など
それぞれに物語があります
特別出品<モザイク作品>「地中海の島々と都市」
1995年に遺跡の一般家屋跡から見つかった物で世界初公開とか…
この作品 縦横それぞれ5Mほどもあります どうやって運んできたのでしょう
緻密さ 色彩 造形 とっても素晴らしいものでした
チュニジア世界遺産「古代カルタゴとローマ展」
~きらめく地中海文明の至宝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/70/7cda9d415f16c6f6ddd5f936c9f2b29d.jpg)
観に行ってきました
観てきた人の「良かった」の声を聞き 行きたいと思いつつなかなか都合がつかなくって…
友人との日程も合わず 半ば諦めかけてた昨日 朝
その友人 Kちゃんからメール
「今日 都合がつきました あなたはどう?」
「バアバのお粥を炊いてお昼を出せば 出掛けられます」と返信
「私もおばあちゃんをお風呂に入れ お昼を出せば…」
という事で お互いの婆さん達のお昼の支度をして出掛ける事にしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f6/90580ed98e894b16fc79d679a278650f.jpg)
はるかむかし 北アフリカに「地中海の青い宝石」と呼ばれた都市国家があったそうです
その都市国家が「カルタゴ」
今から2800年前 海洋民族フェニキア人が現在の北アフリカ
チュニジアの地に建国したカルタゴは優れた航海術と巧みな交易により
東西地中海を結ぶ貿易中継地として栄華を極めます
が、その繁栄もローマとの軋轢を生み 名将ハンニバルの活躍もありつつも宿敵ローマとの3度のボエニ戦争の末悲劇的な結末を迎えてしまいます
しかし100年の時を経てローマ帝国の植民地としてカルタゴは「北アフリカのローマ」として蘇り
独自の伝統にローマ美術が融合し モザイクや華麗な文化芸術が花開いたのだそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/00/dffe9b27143651724890feeb2e4b05d3.jpg)
入場して最初に目に入ったのは50cmほどの大きさの恐怖の形相に見えるマスク
半開きにした口からうめき声がしてきそう 魔除けの意味があるようです
小さなマスク形のペンダントはお守り
大きな目はおどけた様にも見え それぞれの表情が豊かで 色も造形にも惹かれます
大理石製の石棺の蓋は 翼で腰の辺りを覆った<有翼女性神官>が彫られていて 美しく
頭部がない大理石のビーナス像の衣服のドレープは薄くって柔らかそうで風が吹いたらなびきそう
そしてなんといっても圧巻!目を見張ったのは
大土地所有者の邸宅の床を彩ったと言われる<モザイク画>
彩色ではなく黄色大理石のピンクグラデーション ガラス 自然石を砕いて作られているので色が鮮やかです
壁画じゃなくって床を彩ったの?
もったいなくて踏めないほどです
5ミリほどに砕かれた石を色鮮やかにグラデーションも美しく組み合わせられ
「狩猟からの帰還」「水を浴びる女性」「バラの蕾を撒く女性」「メドゥーサ」など
それぞれに物語があります
特別出品<モザイク作品>「地中海の島々と都市」
1995年に遺跡の一般家屋跡から見つかった物で世界初公開とか…
この作品 縦横それぞれ5Mほどもあります どうやって運んできたのでしょう
緻密さ 色彩 造形 とっても素晴らしいものでした