木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

第45回スノードロップ勉強会

2020年01月24日 | 患者会
22日 患者会 スノードロップ勉強会が開かれ参加してきました

今回は 「椅子に座ってできる ぽかぽかヨガ」 
 講師は患者会のお仲間 M先生

以前患者会の折 自己紹介の中でM先生が「ヨガ」をなさっていることを知り 
 「いつか講師をお願いします」とお願いしてあったのが実現したんです

椅子に座って はじめに普段の呼吸をしてください
 目は開いてても良いし 閉じても良いし…

しばらく後 リラックス呼吸

からだの力を抜いて鼻からゆっくり息を吐いて
 吐き切ったら鼻から息を吸いましょう 5回から10回
おへその上に手のひらを重ね置き
 お腹の動きを感じましょう

緊張しているときや不安な時は無意識のうちに呼吸が浅く 速くなっているそうです

片鼻呼吸法 情緒不安定な時に良いそうです

親指と人差し指をLの字型にして

 親指で右の鼻をふさぎ 左の鼻からゆっくり息を吸います
吸いきったら人差し指で左の鼻をふさぎ 親指を離し右の鼻からゆっくり息を吐いていきます
 息を吐き切ったらそのまま右の鼻から息を吸い 吸いきったら親指で右鼻をふさぎ
人差し指を離し左の鼻から息を吐きます そのまま左の鼻から息を吸います
 吸いきったら人差し指で左の鼻をふさぎ 親指を離し息を吐きます

この操作を 目を閉じて 5回~10回

片鼻呼吸は初めての経験
 なんだか す~っと肩の力が抜けて気持ち良い

もう一つの呼吸法

ハミングブレス 
 自信を持ちたいとき スッキリしたいときに

両眼をふさぎます
 手のひらの手首近くの所で 瞼の骨の辺りを軽く押さえ

あごを軽く引き鼻から息を吸い 鼻から息を吐きながら
 「ムーーー」と低いハミング音が頭蓋骨内で響かせる感じに…

自分の内面に意識を向けることで気持ちを安心させる呼吸だそうです

机にうつ伏せて手を枕にして光をさえぎって 
椅子に腰かけて ひざに肘を置き 手でおでこを支え目を閉じて

こんな格好で 病院の待合室や電車の中などで 声が出せない場所では自分にしか聞こえないくらいの声で試してみましょう
自分の声を体内に響かせて自分の声に静かに耳を傾けてみます

椅子に座って 両手を前で合わせ
 その状態で右にゆっくり捻り ゆっくり戻り 左も同じように 

大きな筋肉を動かそう
 ヨガスクワット

椅子や壁を使って
 上体伸ばし

などなど
 
寒い時期 固く縮こまっていた身体がのびのびリラックス

後半は交歓会

この日初めて参加された方
 ただいま 化学療法中 4月に手術の予定だそう

「自分の病気の事 いろいろ勉強しなくってはいけないでしょうか?
 調べても いろいろな情報があふれていて…」

そうよね

何が正しくって…何が余分な情報か…わからないものね

わたしなんか
 乳がんは全部一緒 悪性度とか種類があるなんて知らなかったもの

世界の標準治療を基準にすると間違いはない
 分からないことは主治医に質問してみる

術側の腕では注射しちゃいけない 血圧図っちゃいけない
 重たいものもっちゃいけない などなどいうけれど
ちょっとやってみてダメだったら加減してもとに戻り
 
そんな感じ 試行錯誤 繰り返していけば良いんじゃないか 

気持ちも身体も 工夫して折り合い付けてでしょうか

そして患者会「スノードロップ」と命名の由来は? 

スノードロップはヒガンバナ科ガランサス属の球根種 和名はマツユキソウ
 冬の終わりから春先にかけ花を咲かせ 春を告げる花

学名のガランサスはギリシャ語のgala(乳)とanthos(花)の合成語
 花言葉は「希望 慰め」

なんか凄いでしょ よく見つけたでしょ
 …その当時の担当事務員さんが見つけてくれたんです
いくつか候補はあったけれど gala(乳)と花言葉「希望 慰め」を知り
 その場に居合せた数十人の人たち 満場一致でスノードロップに決定!
 
乳がん患者会にピッタリの名前と思いませんか?






術後12年検診へ行って来ました

2020年01月21日 | 乳がん
術後12年目の検診 予約を入れたのは今年に入ってすぐの事
 かかりつけの内科から予約を入れてもらいました
術後11年からは1年毎予約を入れてもらっての検診 地域連携ってことです

「もう一年経つのね あれからまだ半年ぐらいの感じ…」と内科の先生 

20日が空いてるとのことで…10年過ぎた方の為に検診枠が設けられてます 

12年目 同じ干支がまた回ってきました
 年女の私は 特別な感慨があります

12年前 新年あけてすぐの乳がんの告知
 年女なのに よりにもよってなんで乳がん? どうして? 

1月半ばからの数々の検査 手術 そして放射線治療が済んだ4月
 乳がんが発覚する前に友人が予約してくれていた「こんぴら歌舞伎」への旅

その旅は抗がん剤治療が開始するころ…

主治医に「4月に旅行の予定が入っています 行ってきてもいいですか?」とお伺い

O先生 すかさず「行って来て 抗がん剤は旅行が済んでから始めよう…」って

で 4月8日 友人4人と金毘羅さんへの旅

「こんぴら歌舞伎」が始まる前に参拝
階段を上り 金毘羅本宮に向かいました
 そこで見つけたのは 今年の厄年一覧

男性も女性も60歳の文字が…
 へ~そうなんだ 知らなかった 

乳がんの発覚 そういうこと…なぜか腑に落ちたのでした

治療をちゃんとして12月の誕生日にはスッキリと 還暦を迎えようと思ったものです

さて 20日の検診

9時少し過ぎ病院到着 1年ぶりの受診
 駐車場がずいぶん混んでいて 北の一番奥しか空いてなく(◞‸◟)
年々患者さんが増えているのかな?

総合受付済ませ 乳腺外科で問診票に記入

早速 マンモグラフィー検査へ

今回の技師さん
 その都度の声掛けが的確で…肩の力を抜いて~ 息をふ~
そのまま息を止めてくださいネ

と~っても上手 

撮り直しなし 「あ~良かった 撮り直しなしで」って言ったら
 「私も 嬉しい」とニッコリ

10時前 乳腺外科に戻り 次はエコー検査

持参の本を読みながら 待つこと1時間以上
 なかなか順番が回って来ません 

12時半頃ようやっと エコー検査

13時 主治医にご対面

「石灰化は在るけれど これは普通の事 問題なし…」

触診のための支度をしていると

「Rグレイさん…(主治医の声)
 成人式の翌週の月曜日は混むから 来年はそこを避けて予約入れた方が良いよ」

めちゃ混みは そういうことだったのね

来年はそこを避けて予約入れることとしましょ

検診の予約を入れた頃から
 日に日に 不安がよぎり
めったなことは無い!って思い直しても やっぱり不安に駆られ…

無事12年目の関所を通過 ホッとして病院を後にしました


 


シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」&映画「ダウントンアビー」

2020年01月17日 | 映画
9日 Nちゃんと二人連れ シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」を観賞してきました

伊左衛門を片岡仁左衛門さん 夕霧を坂東玉三郎さんが演じています
 
新春に相応しい豪華な顔合わせ
 


この作品は男女の恋心が織りなす上方歌舞伎の代表作

放蕩の末に 勘当された藤屋の若旦那伊左衛門は
 恋人の夕霧が病に伏せっていると聞き  落ちぶれた身も省みず吉田屋へやって来ます…

伊左衛門は身なりは貧しくても大店の若旦那に相応しい色気と気品にあふれる役どころ
 夕霧もまた 最上位の遊女 太夫の品格と艶やかさが求められる大役

映画ならこそ 表情もアップで観られ
 夕霧を想う伊左衛門の表情 嫉妬してすねてつらく当たる表情

豪華な衣装も素晴らしく 登場と同時に ほ~っ(*^_^*) 
 
夕霧演じる玉三郎さんの艶やかさに ため息
 
最後はめでたし めでたし


そして「廓文章 吉田屋」の上映スケジュールを検索するときに
 見つけた 映画「ダウントンアビー」上映のお知らせ

NHKで放映されたころ 毎回楽しみに観ていた「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」

これは観に行かなくっちゃ 
 ひとりで観に行ってきました 

英国貴族と使用人たちが織り成す人間模様を描きヒットしたドラマシリーズ「ダウントン・アビー」の劇場版
 ドラマの最終回の数年後を舞台に 大邸宅でのロマンスや陰謀を映し出しています



最初に主な登場人物を 料理長パットモア役のレスリー・ニコルさんが紹介して始まります

国王夫妻が訪れることになった大邸宅ダウントン・アビー

グランサム伯爵家の長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)は パレードや晩さん会の
 準備のために引退していた元執事のカーソン(ジム・カーター)を呼び戻すが
国王夫妻の従者たちは 自分たちが夫妻の世話や給仕をやると告げる…

一方、先代伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)の
 従妹モード・バッグショー(イメルダ・スタウントン)は
自分の遺産をメイドに譲ろうと考えていた…

あぁ 懐かしい

家具や調度品 数々の素敵な衣装を見るのも楽しみのひとつ

今回は映画の大画面
 壁に飾られた絵画などもグッとひいたアングルで全体が見渡せ より一層豪華さが増し
 
そしてお屋敷を囲む景色も とっても美しく

空からの景色や夕暮れの景色など そこに佇むように 楽しめました


そういえば伯爵夫人の従姉モード・バックショー役のイメルダ・スタウントンさん
 いろいろな映画に出演されてますが 
ハリーポッターではドローレス・アンブリッジを演じてました

なんとカーソン役のジム・カーターさんとはご夫婦だそう

伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミスさん…この方もハリーポッターに出てましたネ
 お元気な様子が嬉しく

懐かしい人々にまたお目に掛れ
 良い時間を過ごせました




あけましておめでとうございます

2020年01月03日 | 日々つれづれ
あけましておめでとうございます

温かく穏やかな年明け
 
昨年は災害が多い年でした
 この年明けのように穏やかな一年となりますように 祈るばかりです
 


毎年恒例 従妹からタオルで作った干支の飾りをお年賀に頂きました
 年女の私を思って可愛く作ってくれたとか…

ピンクのマントを羽織り 頭には花の飾りを付けて ウフッ!

向かって左側に居る ネズミさんは
 岡崎美術博物館で見つけたもの

リアルなネズミは鳥肌もの…と~っても苦手な私
 これなら子供っぽくないし 味わいあって可愛いかな?

と連れ帰ってきました


拙いブログに いつもおいでいただきありがとうございます(*^_^*)
 最近ではぽつぽつのアップで…(^-^;

これからも
 マイペースでぽつぽつながらも続けていかれたらと思っています

佳き年になりますようにお祈りいたしますと共に
 本年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m