木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

山陰の旅 松江

2009年04月12日 | 春の旅行
4月7日

浜松発7:10新幹線<こだま>
 名古屋で<のぞみ>に乗り換え
  JR伯備線<特急出雲7号>に乗車し 一路松江へ

車窓に春の景色が次々と展開しワクワク
 山桜 新緑が春霞の空によく似合ってステキです 

 
松江到着12:35


ホテルに荷物を預け
 <ぐるっと松江 レイクラインバス>に乗り「堀川めぐり」の乗船場所に向かう

このバスは赤いレトロ調のデザインが目を引き
 松江市外の観光スポット32箇所を巡回しています



11番の堀川遊覧船乗り場で下車

堀川めぐりの船は松江城を囲む堀川を遊覧船でゆっくり約45分かけて回ります
  船の上から城下町のたたずまいや花を眺め16もある橋をくぐります
低い橋をくぐり抜ける時には橋の高さにあわせ屋根が下がるので皆かがんでワイワイキャッキャッ

船内には炬燵が用意されていてこの日は温かい日でしたが
 川面を渡ってくる風がひんやりとしてちょっと冷えてきた身体にほとほと暖かく気持ちよく
  …4月10日まで炬燵が用意されているのだそうです

江戸時代の城下絵図と現在の住宅地図とを比較すると、城下の堀・町の構造がほとんど変化ないのだそうです 



下船して次は松江城

お城の桜が 今が丁度見ごろ
 今年の春は早かったので「もう葉桜かしら?」と懸念しましたが
寒の戻りのおかげで間に合いました 

見事に満開!本当に運の良いことです



松江城は松江開府の祖 堀尾吉晴(ほりおよしはる)公が慶長12年から足掛け5年の歳月をかけて、
慶長16年(1611)に築城されました
千鳥が羽根を広げたように見える千鳥破風の屋根が見事なことから、
 別名「千鳥城」とも呼ばれています
山陰地方で唯一現存する天守閣は黒塗りの下見板で覆われており古い様式を保っています

桜餅の実演販売の出店で桜餅を買い 食べながら花を愛でながら…

お城の周りは散策する事ができ
 苔で覆われた林や椿や山吹などなど楽しみながら散策
  小泉八雲記念館 旧居 武家屋敷へ向かいました

途中「へるんの小途」茶店風のお店
 店頭にだんごが並んでいます 白色や桃色や蓬色の団子
  そしてふき味噌 あんこ 味噌ダレも



今さくら餅を食べたばかりなのに
 おばさんたち4人は蓬団子にふき味噌に興味をそそられ…わいわいがやがや
ふき味噌が良いとか味噌が良いとか
 今食べたばかりだから1本全部じゃ多いとか…

結局 蓬団子を2本買いそのうちの2個ずつにふき味噌を付けてもらい
 残りの1個に味噌ダレを付けてもらい
一人分が<ふき味噌1個 味噌ダレ半分個>ずつで解決!

このふき味噌が香りがよくって春の香り
 と~っても美味しく

私達が
 あれが良いこれが良い
   ああしてこうしてって言った挙句
食べたら食べたで「わっ!このふき味噌良い!」
 「さっきのさくら餅も美味しかったけれどこれも美味し~いネ」
とワイワイ言うもんだから

人の良さそうなおじさんが
「あんた達いいねえ 楽しくていい仲間だねえ」って笑ってた…呆れてたのかも

“へるんの小途”ってこの辺りを小泉八雲が散策してたのでしょうね

小泉八雲記念館 旧居 武家屋敷を見て堀川沿いをそぞろ歩き

そろそろ夕焼けを観る為に夕日スポットに移動しなくっちゃいけない時間
タクシーで宍道湖のほとりに移動

 

春霞の空だから 
 くっきりはっきりとはいきませんでしたが
  観られたから(^^♪


再びぐるっと松江レイクラインバスに乗車して市内に戻り<お食事処>探し

観光案内本などでチェックしたお店を探すがなかなか気に入ったお店が見つからない

お店を片付けていた薬局の方に声を掛け教えていただき
 先程入りかけて躊躇したお店が<美味しい>と聞き 向かいました


先付け お造り 白魚と若竹のお吸い物 生麩の田楽
 のどぐろの煮付 筍ご飯 シジミのお味噌汁 水菓子(ソースはバジルの種ですって) 



…<のどぐろの煮付け>の写真は食べちゃってから気付き 無いんです

どのお料理も天然物や旬の食材が使われていて
 と~っても美味しく大 大 大満足!


目から口からいろいろ堪能して一日目がアッと言う間に終わりました

  つづく