木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

名古屋市美術館 イレーヌに会いに行ってきました

2018年09月13日 | 美術館
Kちゃんと二人連れ
 名古屋市美術館へ行ってきました



娘の所へ手伝いに行ってたり
 猛暑のなかなかなか出かける気にならなくって

それでも開催前から「行きたいね」って話していていたから 見逃す訳にはいきません

18切符の使用期限が迫る頃 ようやっと重い腰を上げ

まずチケットショップで18切符を探し
 …期限が迫っているから 1枚か2枚残りのが良いよね

1枚のを見つけ\(^o^)/
 私はジパングクラブで切符購入

朝8時32分発 在来線に乗車 豊橋で乗り換えて
 名古屋到着は10時20分頃

地下鉄東山線乗り場への表示を確かめつつ歩みを進め
 1区間の伏見駅で下車

5番出口から 地上に出たら斜め右前方に「御園座」
 そのまま南に 足を進め

この日は雨の予報 
 美術館の中では邪魔になるから 折り畳み傘を持参

曇り空だけれど 雨が落ちてこないのは(*^^)v
 
10分ほど歩いたところで白川公園が左手に



公園の緑の中を歩き 心地よい風が気持ちいい

開催されているのは
 名古屋市美術館開館30周年記念 「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」



スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)
 生涯を通じ絵画収集に情熱を注いだ傑出したコレクターとして知られています

主に17世紀オランダ絵画から20世紀の近代絵画に至る作品
 中でも印象派・ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い 

ビュールレ・コレクションの全ての作品がチューリヒ美術館に移管されることになり
 コレクションの全体像を紹介する最後の機会として 日本での展覧会が実現することになったそうです

雨の予報だからか 混雑してなくって(^^♪ 
 ネットからプリントアウトした割引券を提出して チケット購入
100円引きでも嬉しいでしょ

音声ガイドをお借りして入場

スイスチューリヒのビュールレ・コレクションは世界でも有数のプライベートコレクション
 と 解説に載っています

それでもこれほど豊富とは…
 いくつか本などで目にした作品があり 驚き


    記念に購入したA4サイズのファイルを開いたところ 

ルノアールの
「イレーヌ・カーン・ダンヴェール・嬢(可愛いイレーヌ)」「泉」

クロード・モネの「ジヴェルニーのモネの庭」「ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑」

そのほか マネ ドガ セザンヌ ゴーギャンなどなど多数の作品に感動

最後の部屋に展示はモネの「睡蓮の池、緑の反映」

この作品だけは撮影OK





高さ2m 幅4mの大作


偶然ですが この展覧会に出掛ける前にちょうど読み終わった
 原田マハ著「たゆたえども沈まず」



史実に基づくフィクション
 ゴッホの兄弟テオ側から描いた小説です

ゴッホが日本の「浮世絵」から受けた影響を
 「日没を背に種まく人」の絵の前方に描かれている木に感じ

ゴッホがサン=レミの療養院を退院した後
 多くの時間を過ごしたといわれるポール・ガシェ医師

「花咲くマロニエの枝」はかってガシェ医師が所蔵していたと…
 
…読んだばかりの本に出てきた人物の名前が…
  なんだか絵まで生き生きして 目に映ります


美術館を出る頃には 珍しく天気予報が外れ
 日差しいっぱいの夏

暑くなったけれど 雨の中 足元を気にして歩くよりずっと良い
 傘を日傘にして 

夕方4時頃の電車に乗車 

可愛いイレーヌに ハートは
 本物の力に魅せられました