木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

抜糸してきました

2012年06月30日 | 骨折
27日水曜日 9時病院到着
 受付済ませ5番診察室前へ 

持参した本を読みながら待つ事40分くらい
 「Rグレイさん 5番診察室へお入りください」

どうですか?

どう?
 傷の痛みはそんなに無くなりました
…こんな応えで良いのかな?

前にプレートを入れた時とどう?

だいぶ楽でした

そうですよね
 具合よければ今日抜糸しよう

で 包帯を取り
 貼ってあるジェリー状のシートを剥がし

ウン 良いね
 ベットに寝る? このまま此処で?

糸を抜くところを見たいので此処でお願いしますと応え
 
起きたまま 腰掛けに座って 机の上にシートを敷いてその上に手を乗せ

ウッ! イタッ!
 予測して無い痛みに思わず声が洩れ

ごめんね 
 このジェリー状シートに糸が貼り付いてるからね

縫った糸がジェリーシートの乾いたところにしっかり絡まって剥がす毎に引っ張られ

糸をピンセットで挟み ハサミでチョッキン!
 一本一本切られ 抜かれ こちらはほとんど痛みはありません

今日一日 これを貼っててね
 と 透明のシートを患部に貼って…糸を抜いた跡を保護する為でしょう

無事に抜糸終了



今までプレートに守られていた骨は弱くなっているそうで
 …ビスで留められていた所に穴もあいてるし…
暫く…1ヶ月くらいは極度に重い物を持ったり荷重を掛けない様にとのこと

そして術跡の皮膚は薄くなっているから紫外線にも弱く
 日に焼けると後々色が残るそう

アームカバーやリストバンドでカバーしなくっちゃね

左腕は元通り 右腕と一緒という訳にはいきませんが
 金具を抜いてもらったという事で精神的にも随分楽になりました
捻った時にはちょっと違和感はありますが痛さは随分軽くなりました


そして 整形外科通院は今日で終了で良いそうです

痛みが出たり 変形が出たらいつでも来て下さい
 …エッ そんな事あるの?(心の声) 一瞬ドキッ!
まぁ "無きにしも非ず”の事は一応言うんでしょうから…

先生の心強い言葉に送られて 8ヶ月ちょっとに渡った整形外科受診が終了しました

又 来ました
 って 事が起きないように気をつけて過ごさなくっちゃ


左腕 プレートを抜いてもらいました

2012年06月21日 | 骨折
10月4日に骨折「橈骨遠位端骨折 尺骨茎状突起骨折」
 10月12日プレートを入れて固定する手術を受けました

手術から半年~1年の間に抜く手術をしましょう
 と言う事で 予約を入れたのは4月末

アッという間に日が過ぎて

6月18日
 挿入したプレート&金具を抜く手術をしてきました 


朝8時半前 受付済ませ整形外科外来
 看護婦さんに付き添われ手術室へ

手術着に着替え…肩衿口から袖口までホックで止める様になっています
 手術室用のゴムのスリッパに履き替え

手術台に上り…手術台にはスポンジのボコボコ凹凸が在るマットが敷かれています

最初に右手 点滴の為の血管確保
なかなか出なくって 
 手の甲で…ダメ
  腕で…これもダメ
   最後に親指の付け根手首辺りでようやっと確保
久々にブスブス針を刺されてしまい 痣がくっきり



手術箇所を消毒 ヨードチンキ? 
 塗られて茶色に

脇の下に麻酔注射 その後抓ったりして
 麻酔の効き具合を確かめ 痛みがあるところに追加の麻酔注射

ライトが点けられ

お~ 綺麗!
 LEDライトだそうで 白色だけではなくって 
  ダイヤの様な白色の中に 青色 緑色のライトも混ざっています
以前のライトは熱を持つのが難点だったようです 

看護婦さん〇〇です 医師〇〇です そして私も Rグレイです
 手術に携わる人々がそれぞれ名乗り

「手術箇所は左で間違いないですね?」
最終確認

手術開始

プレートを固定したビスを外すのにも具合よく出来る順序があるらしく
 助手の先生にいろいろ説明していました

プレートの最後の方は苦労されていた様で
 「そう言えばいれる時も大変だった様な気がする」…っておっしゃったり
お世話お掛けしました

「プレート 外れたよ」

ホッ!

それから尺骨側のビスとワイヤーを外してもらい

手術完了



抜いて貰ったプレート&ビスはこちら



手術室に入ってから2時間半
 お昼過ぎ 会計を済ませ帰宅

麻酔の影響かそれとも緊張から解放されたせいか
 フワフワ目眩がするような感じ&頭痛 ドドッと疲れが押し寄せ
帰宅後は昼食もそこそこに寝付いてしまいました


20日
 朝8時半過ぎ 自分で運転して病院へ

手術跡は順調だそうで 
 「包帯はどうする?」ですって



それでも手術痕と血糊が見える患部をさらすのも痛々しく
 貼ってある物が敗れるのも心配
軽く包帯を巻いてもらいました

抜いてもらった左手は何だか軽くなったみたい
 S医師にそう言うと
「抜いた人 皆 そう言うね」ですって

来週水曜日に抜糸だそうです

プレートを外す手術が無事終わり 気持ちが緩んだのか
 はたまた遊びすぎが祟ったのか^_^;
  …この1ヶ月で3回も旅行させてもらって
本格的な風邪を引いてしまいました

熱はすぐ引いたのですが咳が… 
 ゼロゼロ グズグズ 咳がゴホンゴホン

気持ちの緩みという事にしておきましょう



 

いま読んでいる本 

2012年06月15日 | 読書
いま読んでいる本がこれ
 


有川 浩著 「三匹のおっさん」

60歳停年退職した清(キヨ)さんとその仲間シゲとノリ
 “ジジイ”じゃなくって せめて“おっさん”って言ってほしいと…
還暦男性三匹のおっさんがご近所の事件に遭遇しこれを解決
 この事件が結構重たいのに3人のキャラからかワクワクして読み進めてしまう

とにかく三匹のおっさん達が 小気味良くってカッコイイ(*^^)v
  
この先は? 読み進むのが楽しみです

「三匹のおっさん ふたたび」も在る事を知って早速図書館に予約
  もっと早くに入れれば良かった 360人待ちですって

そしてちょっと前には

息子から借りた
東野圭吾著
「新参者」シリーズ 数冊
 「放課後」「卒業」「どちらかが彼女を殺したか」「悪意」「私が彼を殺した」

東川篤哉著「謎解きはディナーのあとで2」
東野圭吾著「プラチナデータ」
佐倉淳一著「ボクら星屑のダンス」
乾くるみ著「イニシエーション・ラブ」

などなど
 ドキドキ ワクワク読みました

その中で感想ではないのですが
 「ボクら星屑のダンス」「イニシエーション・ラブ」のふたつ




どちらも「王様のブランチ」や雑誌の紹介で知って
 “面白そう”と図書館に予約したと思います

なので作者の事など前情報はなし

読み進めるうちに???…「ボクら… 」
 浜名湖 ガーデンパーク 高塚町 踏切を渡って…???

風景がくっきり思い描けるんです

そこで作者の紹介欄を見てみたら
 著者の佐倉淳一さん浜松出身だったのです

読み進めながら色々な町名 地名 などから風景を思い浮かべる事もでき
 読書の楽しみプラスαで得した気分でした

同じ様に「イニシエーション・ラブ」の著者乾くるみさんは静岡県出身

曲金(まがりかね) 小鹿(おじか)新静岡センター 谷島屋書店
 150号線 静波海水浴場(叔母が在住) などなど

こちらは地元ではないから地域の情景細かいところまでは思い浮かべられませんが
 それでも実在する書店や町名に親しみわきながら読み進めました

この本を読み終わった時
 そういう事だったのね… やられた! …しばし沈黙 
って感じ そしてもう一度パラパラと本をめくり…
くれぐれも最後から2行目は先に読まないでください


ちなみに私の旧姓はあの“たっくん”と一緒
 むかし中学かな高校かな? この姓がクラスに10人居た事があります

これを書くために調べたら
 乾くるみさんって男性なんですね
有川 浩さんは女性…

勝手な思い込みはいけませんね^_^;

「三匹のおっさん」の後は何を読みましょうか
  何か読んでいないと落ち着かなくって… 
 

源氏物語の舞台 京都宇治散策

2012年06月09日 | おでかけ
郡上八幡への旅行申し込みをして間もなくの事
 
ご当選おめでとうございます
 「源氏物語の舞台 京都宇治散策」
の封書が届き(@_@)

昨年暮れ 地元のショッピングセンター内に在るファッション広場「IKE〇〇YA」の
 “歳末お客様感謝フェア”に応募したものが運よく当選したそうです
応募してから 半年も経とうとしています^_^;
 応募した事もすっかり忘れていました

京都宇治散策 
 世界遺産の平等院や宇治上神社

京都には何度か行った事がありますが 宇治にはなかなか足を延ばせず
 10円玉で有名な平等院は一度行ってみたいと思っていた場所

実施する日取り見たら
 母をショートステイに預ける日が入っているではありませんか(*^^)v

早速 主人にお伺い(もう気持ちは行く方向に動いているんですが…一応^_^;)

そして独り参加もちょっと寂しい…かな
 追加参加費 平日¥4800 これもお得でしょ
近所の友人を誘って申し込みました 

そして
 6月7日「源氏物語の舞台 京都宇治散策」の日帰り旅行に参加してきました

心配していた台風も早めに通り過ぎてくれ お天気にも恵まれ  
 浜北駅6時50分集合 7時ちょっと過ぎ出発
 
最初に目指すのは愛知県に在る…
 招待旅行お約束…今回は宝石の展示販売会社 Be-〇〇s

デザイン性のある素敵な授賞作品を観た後
 もう今更 こういう品への物欲が沸かない私達は 早々に見学を終え 休憩室でおしゃべり^_^;


そこから2時間ちょっとバスを走らせ 京都宇治に到着したのは1時頃

宇治川のほとりに在る「喜撰茶屋」で“宇治味くらべ御膳”の昼食 

散策時間を少しでも多くとりたいから
 お昼ごはんをサクサクッと済ませ…運よく食事処が平等院のすぐ近くでした

お待ち兼ねの「平等院」へ



平等院は永承7年(1052年)関白藤原頼通によって開創され
 鳳凰堂はその翌年 天喜元年(1053年)に建立されたそうです

鳳凰堂に入場するには別料金300円掛かります

平安時代を代表する仏師“定朝”作であることが確実な現存唯一の仏像
 本尊阿弥陀如来坐像(国宝)はふっくらとしたお顔で穏やかな表情でお座りになっています 
優しい佇まいに包み込まれる様な思いがします

阿弥陀様は木造 漆箔 寄木造りだそうで
 二重天蓋などその彫り物のみごとな事 言葉で言いつくせないほどでした

左右の壁の上部には雲中供養菩薩像が懸けられています
 …52体懸けられていましたが いまは数体は外されて鳳翔館に展示されているそうです
そして9通りの来迎を画いた壁扉画(かなり傷んで色褪せていますが)など素晴らしいものでした


次はやはり世界遺産の宇治上神社 宇治川を渡り対岸へ向かいました

宇治神社の前を通り過ぎ 宇治上神社へ
 元は宇治神社と一体で平等院の鎮守杜ともいわれています

本殿は平安時代後期に建てられた現存するわが国最古の神社建築だそうです

 

ひとつうっかり見過ごしたのは平等院「鳳翔館」
 宇治上神社に立ち寄った後気がついたので 引き返す時間も無く

他に「源氏物語ミュージアム」や「興聖寺」などにも行きたかったのですが
 時間に限りがあり断念しました

いつかゆっくり…興聖寺は春秋が美しいそうだから紅葉の時期に訪れたいものです
 そのときには忘れずに平等院「鳳翔館」にも寄らなくっちゃ 


次は滋賀県に在る
 狸の置物で有名な信楽焼きの郷へ

狸は「他を抜く」に通じ 商売繁盛などの縁起物でもあります

愛嬌の在る狸が一同揃ってお出迎え



信楽は奈良 京都に近い事から 茶陶信楽焼きが発展した要因と考えられているのだそうです
 
江戸時代に土鍋 徳利 茶壷 など日常雑器が大量に生産され 
 明治時代に なまこ釉を使った火鉢生産が始まり
  一躍全国の需要をまかなう程に大きな成長を遂げたのだそうです
 
驚いた事に狸の置物で知られていますが 狸の生産量は10%にも満たないのだそうです


心配された集中工事渋滞も大した事無く 浜北駅に8時半頃 帰り着きました

後で知ったのですが
 平等院の国宝「鳳凰堂」が今年9月から56年ぶりに修理される事が6日に発表されたとの記事が
この日の朝刊に載っていました

工事期間中 今年9月3日~2014年3月末までは鳳凰堂 内部拝観はできないそうです

修理前に見られて良かった 
 今の姿を覚えておいて修理完了後にまた訪れたいものです

この旅行 私は1枚の応募券で当たり連れて行って頂いたのですが
 近所のSさんは5~6枚応募したのに当たらなかったのだそうです

当たった上に母のショートステイの日に合致して 楽しませて頂いて 感謝 感謝です  

東京&軽井沢へ行ってきました 2

2012年06月02日 | 春の旅行
26日朝 8時16分発の長野新幹線あさま561号に乗り軽井沢に向かいました
 朝ごはんは東京駅“キオスク”で購入したサンドイッチとお茶

軽井沢着9時26分 
 東京から1時間ちょっとで軽井沢に来られるんですね



駅総合案内所に立ち寄り
 地図や割引券が付いたパンフレットを頂き 
目指すは予約したホテル・ド・ヴァルト 駅から10分位でしょう

ネット検索して見つけたペンション プチホテル
 ヨーロピアン風 オーナーこだわりの内装とアチコチに配された花のおしゃれな事
女性はひと目で気に入る事請け合いです

荷物を預かって頂き

この日はお天気もよく 青空に緑が映える中軽井沢 塩沢エリアへ行くことにしました
 まず2009年にオープンした“ハルニレテラス”へ

100本近い春楡(ハルニレ)の巨木が立ち並ぶ自然の中に作られた
 「美しい景観と文化が調和する小さな街」
訪れる人達が川辺の植生を傷つけることが無いように
 高さ2mのデッキで木立の中を散策できるよう配慮されています

木製品 インテリア 北欧雑貨のお店
 イタリアン カフェ ベーカリーレストラン
おいしそうな高原野菜も色々並んでいます
 まだまだ旅の途中 今買ったらせっかくの新鮮野菜が泣いちゃいます

アチコチお店をのぞいた後
 川上庵で「くるみだれせいろ」を頂きました
腰がある蕎麦とくるみだれが と~ってもおいしく



昼食後タクシーで塩沢エリア タリアセンへ移動

車窓から眺める景色はどこも新緑が眩しく癒されます

ここは江戸時代に造成された「鷲穴用水」を引き込んで造られた塩沢湖の湖畔に
 美術館 イングリッシュローズガーデン 遊具施設などを設営し 遊歩道が配された施設です

入場してすぐに目の前に広がる景色に わ~っ



湖 木漏れ日差し込む林 ベンチ 遥か向こうに見えるモダンな建物
 何もかも絵になる風景に 皆 歓声 



湖畔を散策しながら一番最初に立ち寄ったのは睡鳩莊(すいきゅうそう)旧朝吹山荘
 ここはフランス文学者 朝吹登水子さんが過ごされた別荘です

朝吹登水子さんはフランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」を翻訳された方
 それがベストセラーになりその後サガンの翻訳を手がけ
ボーヴォワールの翻訳 サルトルとの交流で知られた方です


そこから又湖畔を進み 坂と階段を上った小高い丘に「深沢紅子野の花美術館」が在り
 八重桜やすすらんが咲き 庭には八重桜の花びらが絨毯の様に彩っていました
やはり軽井沢は寒いんですね

野の花美術館の建物は深沢紅子さんの作品を鑑賞出来るように
 平成7年に旧軽井沢郵便局舎の移築とともにその2階に開館したのだそうです 

緑の木立の中
 花を愛で おいしい空気をいっぱい吸い込み
次に訪れたのは 前々から来たいと思っていた「ペイネ美術館」

むかし… 学生の頃でしょうか
 目にしたメルヘン調のイラストはシンプルなのに心温まり 好きな絵のひとつでした

この建物は建築家アントニン・レーモンドが昭和8年に建てた
 「軽井沢・夏の家」と呼ばれるアトリエ兼別荘を移築したものだそうです

優しさ溢れ ほのぼのとした絵は観ているだけで温かくなり癒されます




ぐるっと湖畔を一周した後は有島武郎別荘だった「浄月庵」
 ここは今 ライブラリーカフェ「一房の葡萄」として開放されています



温かい珈琲と焼きたてのスコーンを注文
 このスコーンが 絶品!
バターの香りが香ばしく 香り豊かな珈琲とともに歩き疲れた身体に染み渡りました

循環バスに乗りホテルに帰着
 この日の歩数 10,139歩なり



夕飯はフルコースディナー

クラシック音楽が流れる中
 前菜のテリーヌ スープ 魚料理 肉料理 焼きたてのパン デザート
すべておいしく

オーナー御主人がチェロで「メモリー」などの曲をを弾いて下さり
 暖炉には薪がくべられ
ゆったり豊かな時間の流れに酔いしれました


翌日27日は
 旧三笠ホテル見学から始まり 旧軽井沢ショップを覗いたり買い物したり
レースのお店 軽井沢彫りのお店 気になるものはいっぱいです

そして万平ホテルでお茶をして

いちばん気になったのは“軽井沢彫り”
 今回初めてその存在を知りました

鎌倉彫に似た感じですが …上手くは言えないんですが
 鎌倉彫より素朴で オーソドックスで身近な感じ…

珈琲やお茶を楽しむ時に使える 小さなお盆が欲しいな…
 いつか気に入ったものと出会える日を楽しみにすることにしましょう
 



楽しい時間はあっと言う間に過ぎ行き 
 18時発の長野新幹線あさま542号に乗り 
東京で東海道新幹線こだま683号に乗り次ぎ 浜松に着いたのは21時半近く

この日の歩数 13,102歩


3日間 浮世を離れ 何だか夢の世界を旅してきた感じ

命の洗濯 充電完了 
 現実の世界に戻って またいろいろに励みましょうp(^^)q