木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

今年もありがとうございました

2016年12月31日 | 日々つれづれ
大晦日

今年も残すところ5時間を切りました



この猿さんは去年 春の旅で訪れた津和野でめぐり合った繭玉で出来たもの
 親指ほどの大きさなんですよ 表情の面白さに惹かれ
  今年が申年なのでちょうど良いなって連れて帰ってきました

トリさんは今年秋ランチに出かけた折 お花屋さんで見つけました

コロンコロンと転がるけれど ちゃんと起き上がるの

七転び八起きで頑張りましょう

今年一年 ありがとうございました

来たる年も穏やかな日がするすると続きますように
 
そして相変わらずのお付き合いをよろしくお願いいたします








浜松市美術館「女性を描く」

2016年12月27日 | 美術館
12月23日浜松市美術館で開催されている「女性を描く」をKちゃんと鑑賞してきました

体育館の跡地にある駐車場に停め
 浜松城公園を散策しながら 美術館までそぞろ歩き

12月下旬というのに温かい日差し
 名残の紅葉が美しく 得した気分 



クールベ、ルノワールからマティスまで
 名作絵画に描かれた女性から輝きを放つフランスが見えると副題が書かれています 



主に19世紀後半から20世紀前半にかけてフランスで活躍した画家たちが描いた女性像が並び

産業革命による近代化が進む激動の時代 ブルジョアのマダム つましい暮らしの農婦 社会における様々な女性の一面が描かれています



この日は ロビーで
 クリスマスコンサートが開催され



小沢諒子さんバイオリン 立川訓子さんチェロが奏でる
 トロイメライで始まった コンサート

「女性を描く」にちなんだドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」
 「G線上のアリア」チャイコフスキーのくるみ割り人形から「序曲」「葦笛の踊り」 

ラストはクリスマスの曲 「We wish a merry Chrisutmas」きよしこの夜

慌ただしく過ごして 肩もコリコリの暮れのひと時
 ゆったり 気持ちが和み 身体までほぐれるような感じ

良い時間が過ごせました




 



 

ミュージカル「わたしは真悟」

2016年12月13日 | コンサート
ミュージカル「わたしは真悟」を鑑賞してきました



朝ドラ「ごちそうさん」で初めて耳にした高畑さんの声
 その後CMなどで耳にするたび 透明感がありステキな声 と気になっていました

聞けばミュージカル「ピーターパン」で8代目ピーターパンを6年間勤めあげた伝説のピーターパンとか
 過去にさかのぼって観るのは叶わないし…

で、とと姉ちゃん終了後 今回のミュージカル「わたしは真悟」に主演されることを知り
 運の良いことに 地元での開催スケジュールもあり

「私も行きたい!」ってKちゃんも賛同 一緒にチケット購入 その日を楽しみにワクワク


ミュージカル「わたしは真悟」

原作 楳図かずお『わたしは真悟』(小学館刊)

演出・振付はフィリップ・ドゥクフレ
 アルベールビルビル冬季五輪の開閉会式の演出や
  シルクドソレイユが初めてブロードウェイに進出した「PARAMOUR」の演出を手掛けた方


小学生真鈴(まりん…高畑充希)と悟(さとる…門脇 麦)
 二人は産業アームロボットに遊びで毎日 文字 カタカナ漢字 挨拶や言葉などをインプットしていた

二人の愛が大人によって引き裂かれようとしたとき 一つの奇跡が…
 遊び相手の無機質だった産業用アームロボットに真鈴と悟を両親と認識する自意識が目覚める

それは真鈴と悟から1文字ずつもらい 自ら真悟(しんご…成河)と名乗る

離れ離れになった真鈴と悟に危険がせまった時 真悟は二人を助けるため 進化を始める…

奇跡は誰にでも一度起きる
 だが 起きたことには誰も気が付かない

映像を取り入れられ 宇宙的な音 不思議なストーリー
 シリアスな演技と幻想的な部分が織り交ぜられ 観た人それぞれの感性で受け取り方が様々でしょうね

高畑さんの透き通った声は小学生真鈴の純粋さを感じさせてくれ
 門脇麦さんはミュージカル初挑戦とか 悟がとっても似合ってました

そして産業アームロボットが擬人化した「真悟」を演じた成河さん
 身体能力の高さに驚愕! 素晴らしい!
  アクロバティックな動きの連続 機械的な動き でもと~ってもなめらか 凄い! 

この人何者? 感嘆でした 







今日は12月8日

2016年12月08日 | 日々つれづれ
いつの間にか12月
 年々 季節感が薄れていく様な…

それでも師走と耳にするだけで 気持ちだけ慌ただしくなって…気分や行動は全然12月になっていないんだけれど(^-^;


今月末に胃カメラの予約を入れてあって
 …2年ちょっと前にピロリ菌の除菌できているかどうかで胃カメラ検査を実施して以来 
  バリウム検査もなにもしてなくって…

ここらへんでやっておこうかな? と

で、検査を前にして今日は血液検査

検査室にて
 看護師さん 「お名前 生年月日をお願いします…」
  私     「Rグレイ 昭和○○年12月8日… アッ誕生日だ!」
 看護師さん 「あらっ おめでとうございます」

採血できそうな所が決まらなくって
 手首あたりの確実に採血できそうな所をお教えして

…そこはちょっと痛いけれど ブスブス何回も刺されるより良いものね

で無事採血 

と 思いきや…

しばらくして
「すみません ちょっと足りなかったから また採らせて下さい」 だって(:_;)

で もう一度 採血
 足りない分だけ採血するのかと思っていたら 違うのね

ちゃんと一回分採血 



なんか損した気分

「お誕生日なのに 何回も採血しちゃってごめんなさいネ」の声におくられて退出したのでした

帰宅する途中
 たまにはケーキ 食べたいな?

近くのケーキ屋さんに車を入れたのはいいけれど…
 カーテンしまって…  駐車場にも車が一台も停まっていません 

アラっ? 定休日
 
ま、自分の誕生日に自分でケーキ買うことないか

と納得させて 帰宅

午後
 宅配便が届き 荷送り人を見たら エッ!

ケセラセラさんから プレゼント



ありがとう
 檸檬(タルト)ラスク ラーメン 弥三郎漬け ねぶた漬けなど


コーヒー淹れて ま~ったり 
 チーズが入った檸檬タルト味わっていただきました 心もほ~っこり 美味しい~(*^▽^*)



偶然 誕生日に到着 
 倍増し 嬉しいプレゼントとなりました








日帰り京都旅行

2016年12月03日 | 秋の旅行
11月29日 いつもの旅仲間4人連れ 7時10分発新幹線こだま号に乗車
 一路京都へ向かいました

出発少し前まで 名古屋の美術館へ行く予定でしたが
 美術館だけではちょっと寂しい やっぱり旅気分を味わいたい 京都に変更しない?

急遽京都に行くことに決まりました

会って相談する時がなく メールでやり取り
 
二条城 北野天満宮方面はどう? 
 三十三間堂にも行きたい

いろいろ案が出て

私はふと ちょっと前のクロワッサンに載っていた「京都美術散歩」を思い出し
 あの中に載っていた 白象に会いに行きたい…杉戸に描かれた絵画なんですが…

ページをめくって調べたら なんと三十三間堂のすぐ隣じゃないですか(^^♪

早速 「三十三間堂の隣にある養源院に寄りたい…」とメール 
 
あとは新幹線の中で相談しましょということで…


9時少し前 京都到着

早速 タクシーにて三十三間堂へ

 

さすが京都 着物姿の方たちがアチコチに

正式には蓮華王院(れんげおういん)国宝 といい
 正面の柱間が33あることから三十三間堂と通称されているそうです

堂内には中央の大きな中尊「千手観音座像」を中心に左右計1000体の千手観音立像がまつられています

観音像には必ず会いたい人に似た像があるとか
 ひとつひとつお顔を拝見してみるとほっそり ふっくら 男性的 うりざね顔などなど
  ホントに個性があります

次は三十三間堂の東向かいに位置する「養源院」へ



表門から本堂に至る参道は紅葉におおわれて きれいな色で迎えてくれました



ここは豊臣秀吉の側室淀殿が 父浅井長政を供養するために秀吉に願って創建されたお寺で
火災で焼失後 2代将軍徳川秀忠正室の崇源院(江姫)の願により伏見城の遺構を移して再建されたのが今の本堂だそうです

今回のお目当ては この本堂にある俵屋宗達の筆による「白象」


入場の際頂いたポストカード…4種類あってその中から1枚ずつ そのうちの2枚です

杉の扉に描かれたもので白い部分は胡粉で描かれて茶色の部分は元の杉戸の色が生かされています
 まだ見ていたい 愛嬌があるなんとも味のある白象に魅せられました 

杉戸は全8面あり 他には獅子 麒麟などが描かれています

鴬張り廊下 血天井 襖絵など みどころ満載のお寺でした

タクシーで二条城へ 
 
二条城の辺りならお食事処が在るのでは? 
 でもでも辺りにはなくって…
道を隔てた向かい側にあるANAクラウンプラザホテルを見つけ オムライスランチ



お腹を満たしたところで二条城へ
 ここは高校の修学旅行以来かも…
 
ここは徳川幕府初代将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し
 三代将軍家光が後水尾天皇の行幸に合わせて改修したものだそうです



切妻造,桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています
 見事な彫刻がふんだんに施された唐門をくぐり 二の丸御殿へ

見事な欄間 襖絵 絵画
 
家康と秀頼の会見 城内にて慶喜が15代将軍職を継ぎ
 二の丸御殿で慶喜が大政奉還の意思を発表した事など

歴史の重み 驚異を感じます



二の丸御殿内を見学している間に さき程まで垂れこめた雲は青空に 
 見れば足元の玉砂利も濡れていて …ザーッと降ったのだそうです
  今回はなぜか誰も傘を持っておらず 運の良いことです



お庭めぐり 冬支度 ソテツの菰掛け作業をしていました
 イチョウ並木 黄色の絨毯が美しい

そこから北野天満宮へ
 近いけれど 歩くのにはちょっと距離が…
またまたタクシーにて移動



菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮 天神社の総本社

北野天満宮の境内西側には豊太閤が京都の整備事業の一環で築いた史跡の「御土居」の一部が残存しており秋にはもみじの景勝の地 紙屋川に沿って約300本のもみじが愛でられるもみじ苑になっています


 
散りもみじの絨毯
 
今年はいつまでも暑く冷えなかったから もみじの色具合が良くなく
 そこへ急に寒くなったから 枯れ始め散り始め… もう終わりの様子です
綺麗なところを選んで パチリ です



茶店で入場券についていたお茶菓子…利休居士が考案したと伝わる麩の焼きを再現したものだとか
 美味しくってお土産にしようかと伺ったら 人気で生産が追い付かないとか…残念

本殿を参拝後
 孫のhonちゃんの高校受験の合格祈願のお守りを
  Oさんも孫のYちゃんの為に頂き 無事合格を祈ったのでした

そこからまだ時間に余裕がありそうね と

金閣寺へ向かいました



お釈迦様の「舎利」をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ金閣寺とよばれていますが
 正しくは「鹿苑寺」といい 臨済宗相国寺派の禅寺です

金閣の二層と三層は漆の上から純金の箔が貼ってあり屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた
 こけら葺きで上には鳳凰が輝いています

一層は寝殿造で法水院 二層は武家造で潮音洞とよばれ
 三層は中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ 三つの様式を見事に調和させた
  室町時代の代表的な建物です


 
ここには修学旅行以外でも何度か訪れたことがあります が…



こんな光景は初めて見られました
 写真では分かりにくいかも…ですが
西からの夕日に染まって 金閣寺が光るように見え 神々しい

夕方に訪れたのは初めて
 何度来ても 違った光景に出会えるものですね 

順路通り進んで 金閣寺を出る頃には 夕闇が迫り

タクシーで京都駅に



京都タワー 1964年12月に完成
 そういえばはるか昔 修学旅行で訪れた時もお目に掛りました

お土産を選び 夕飯に「京湯葉ご膳」を頂き
 19時59分発こだま号に乗車 9時半過ぎ浜松に到着
 
寺社への移動はすべてタクシーを使用したにもかかわらず本日の歩数 なんと14507歩
 疲れたけれど見どころ満載 中身の濃~い楽しい旅でした