木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

感動価格フランス7日間の旅 5 パリ セーヌ川ディナークルーズ

2012年10月09日 | フランス旅行
フランス旅行から1ヶ月
 遅ればせながらようやく最終章のアップです

パリ 自由行動日 Ⅰさんとふたりでの行動です
 
出発する前からこの日の事を考えるとドッキドキ
 地下鉄メトロの乗り方は? 迷子になったらどうしよう 言葉は? 
何しろフランス語はボンジュール(ボンソワールも)とメルシー
 そしてこの旅で覚えたばかりのSORTIEソルティ(出口)だけしか知らないんですもん^_^;
そして スリや置き引きに遭った話などを聞き ドキドキは益々つのるばかり

前夜 オプショナルツアー「ヴェルサイユ宮殿」に参加する人達に
 添乗員Gさんが付き添って7時半にホテルを出発するという情報を得て
「ちょっと早いけれど一緒に出かけよう」とⅠさんと決めました

メトロの駅まで歩いて15分ほど

真っ直ぐ行ったら駅と聞いていましたが 実は曲がったり横断歩道を渡ったり…
 良かった~ 駅に着く前に迷子になるところだったわ

   

私達が泊まったホテルは メトロ1号線の端 ラ・デファンス地区に在り
 ここは超高層ビルが林立し大企業の本部などが在る現代的な景観の町で新凱旋門もここにあります

メトロのチケットを機械で買おうとしたら 故障中(-_-;)
 Gさんに通訳して頂き 窓口でチケットを購入

フランスの地下鉄は 「次は〇〇です」の放送は無し
 なので自分の降りる駅は何番目かあらかじめ数えて 降りるひとつ前の駅をちゃんとチェックして…と

私達は「コンコルド」で下車

SORTIEソルティの文字 オランジュリー美術館方面の文字を確かめつつ 階段を上がった所がコンコルド広場

まず最初にオランジュリー美術館へ

開館までの時間 チュイルリー公園 噴水の所のベンチで休憩
 緑の中をジョギングされている方が時折通り過ぎ 長閑な風景 
エッフェル塔 よく見ると遠くに凱旋門も見えます… そう ここはパリなのね

オランジュリー美術館
 壁面ぐるりのモネの睡蓮を観るのが長年の夢でした

前に 会社で一緒の方がこの睡蓮と一緒に撮った写真を見せてくれ
 去年訪れた友人もいっぱい写真撮影してらっしゃったから
此処も写真撮影OKと思ったのに…

写真を撮ったら 黒スーツを着た係りの方がツカツカと寄って来て
「×××××…」
フランス語なので「???」だけれど
 たぶん「写真撮影はやめて下さい」って言ったんじゃないかしら?
言葉が分からないだけにビクビク

 

次に地下に在る



ポール・ギョームのコレクションの数々
 ルノワール セザンヌ ピカソ マティス マリーローランサン などなど 

写真の右上に描かれているのがポール・ギョーム
 当時無名だったモディリアーニを支えた唯一の画商で
同時代の画家達を発掘 支援し 先見の明もあった稀なる画商として知られるそうです

こちらのフロアは撮影OKだった様ですが…係りの方の前でバシバシ写真撮影している方も見受けられ
 先ほど何をか言われた私はまだドキドキでこれしか撮れませんでした^_^;


次は モンブランで有名なサロン・ドゥ・テ「アンジェリーナ」へ
 チュイルリー公園を横切って リヴォリ通りを渡って少し行った所に ありました ありました
「ANGELINA」

8月にⅠさんは4年検診 私は4年半検診を無事に通過したお祝いをアンジェリーナでしましょう
 旅の始めに決めていて…



行列ができると聞いていたので心配されましたが
 運よく空いていて すぐに席に案内され

座ったは良いけれど何て言えば…
 ケーキはなんて言うんだっけ?紅茶は?

おじさまって感じの方がメニューを持ってきてくれ
 英語読みをすれば何となく分かるけれども…

「ティー」とお願いしたら「アンジェリーナ?」と応えてくれ
 「あ~“アンジェリーナ”ってお茶が在るのね」

本日のケーキはなんて言えばいいの?とアタフタ
「モンブラン?」って聞いてくれたので
それ それって身振り手振り

本当は「本日のケーキ」を持って来て貰って 
 その中からモンブランともう一つチョイスして二人で半分こ 
なぁんて思ってたんだけれど…なんて言えば良いのか分からない^_^;

お昼も近い事だし…モンブランを一つ 紅茶を二つにしましょ
 これも指を使って伝え

運ばれてきたモンブランはと~っても美味しく
 かなり甘いのを予測してたんですが あっさりとしていて重たくなく
紅茶“アンジェリーナ”はほんのり甘い香りが癒される感じ
 しかもポットでのサービスで たっぷり3杯ほどの量 
美味しいケーキと紅茶に しあわせ~感 満喫

そこからオペラ座方面へ地図を見ながら…
 Ⅰさんが頼まれた探し物が在ると ヨーロッパ最大級のデパート“ギャラリー・ラファイエット”へ向かう事にしました



デパートと言うのに中央が吹き抜けになっていて
 ステンドグラスが美しいドーム 100年以上の時を生き延びた歴史的建造物だそうです

ヴィトンのウインドウや飾り付けが楽しくってパチリ
 この水玉模様 日本人草間彌生さんのデザインなんですよね

残念ながら“スミレ”グッズは季節が違うからか見つからず


夕方までアチコチ

 

ウインドウショッピング



夕方19時頃…と言ってもまだまだ明るいパリの街
 セーヌ川ディナークルーズ参加のためマイバス社へ
此処は日本人スタッフが応対してくれ ホッ! 

そこからバスで
 船の発着場所のエッフェル塔近くまで移動
これで夜8時頃



20時30分いよいよディナークルーズへ出発



夕焼けに浮かぶエッフェル塔 
 セーヌ河でもっとも装飾が美しいと言われるアレクサンドル3世橋
 
ディナー
 食前酒で始まり カニ身のマリネ 牛ヒレ肉フォアグラ添えなどなど
  すべて美味しく  





ボンヌフ橋とは新しい橋という意味だそうですが
 一番古い橋なのだそうです 出来た時に「新しい橋」と言う事で付けたんでしょうかネ
映画「ボンヌフの恋人」の舞台になった橋 DVDが出ているかしら?
 いつか観てみたいものです

ゴッホの「星降る夜」を連想するような景色に酔いしれ
 下船した23時ちょうどにはエッフェル塔がダイヤモンドフラシュに煌き
…毎時ちょうどに5分間エッフェル塔はキラキラ輝くのです
きれ~い

帰りはマイバス社の送迎バスにてホテルに帰着
 23時半ごろ 夢見ごこちで眠りに付きました


翌日いよいよフランスとお別れです

お昼前バスにてドゴール空港へ



13時40分発MU554便にて上海乗り継ぎMU529便
 9月8日お昼過ぎ中部国際空港に帰着

盛りだくさんの観光 
 なんとかバテなく無事に行って来られたことに感謝 感謝

アップ終了までに一ヶ月掛かってしまい
 いつしか日本もフランス滞在中の気温の様な 過ごしやすい季節になってきました

長々と書きましてm(__)m

感動価格フランス7日間の旅 4 ルーブル美術館 

2012年09月26日 | フランス旅行
ルーアンからパリに移動

到着後
 夕食を先に…
この日は2種類のメニューから選んだもの
 
前菜が野菜サラダorエスカルゴ
 主菜は牛肉のポーピエットorフライドチキン
  デザート ミルフィーユor…何だっけ?アイスクリームだったかしら???^_^; 

私もⅠさんも折角フランスに来たんだから
 普段は食べられない“エスカルゴ”がいいね と迷わずチョイス
他は牛肉のポーピエットにミルフィーユ

 

エスカルゴには パセリとガーリックとバターのソースが入っていて
 エスカルゴを食した後はそのソースを器に出して フランスパンにつけて食べたら
美味しい~
 もう いくらでも食べられそう

牛肉のポーピエット 
 薄い肉で牛ひき肉を包んで煮込んであり
  お味は ほぼハンバーグって感じでした

ミルフィーユは ちょっと甘 甘
 上に砂糖の溶かしたものがたら~り ですもんね 

食後はそこから歩いてルーブル美術館へ
 水曜日と金曜日は22時まで見学できるので… ナイトツアーです

でもフランスの夕暮れは遅いんですよね

もう7時半を過ぎていると言うのに…
 こんな感じです



ピラミッドのところから入場して インフォメーションで日本語のパンフレットを頂き


ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」




神秘的な微笑を浮かべた表情は完璧と評される「モナリザ」とご対面



ナイトツアーのおかげかほとんど待たずに(*^^)v
ガラスのケースに収まっているので 筆のタッチなど細かいところまでは見られませんでした
 
カナの婚宴



ルーブルで最大サイズの絵画
 カナという村の婚礼で起きた水がぶどう酒に変わる聖書の奇跡の話を王侯貴族の登場する華やかな場に置き換えて描いています
正面からでは反対側にくっついてもカメラに収めきれないので 斜め方向から何とか…
 なので斜めってます^_^;

あっそうそう フラッシュを使わなければ写真撮影OKなんですよ


そしてナポレオン1世の戴冠式 これは見なくっちゃ はずせません
 と~っても楽しみにしてました



1804年にノートルダム寺院で行われた戴冠式の一場面が描かれています
妻のジョゼフィーヌに冠を授けているナポレオン
 191人もの人物が描かれているのにナポレオンに目が行くのは人々の視線や顔の向きなどがすべて彼の顔に焦点が合う様に描かれているからだそうです

これと同じ絵が ヴェルサイユ宮殿にも在り
向かって左方向 前列に並んだ4人の女性
 その左から2番目の女性のドレスの色がピンクなのだそうです

翌日ヴェルサイユ宮殿に行かれた方が撮ってきた写真を見せて頂き
 確かにピンク 品のいい華やかな色でした


サモトラケのニケ
 風になびいている布の素材感にため息



ミロのビーナス
 この向きだと…腕の位置は… なぁんて想像したりして



夕食の時間が押してしまって 短くなってしまった見学時間

それでも館内はだいぶ空いていたようで…これでもね
 ほぼ予定の作品は 観られたようです

ただ自由時間がほとんど無く
 自由時間になったら跳んで観に行こうと思っていた
フェルメールの「レースを編む女」にはお目にかかれませんでした


夕景のピラミッド…これで夜9時近くです 逆さピラミッド



モンサンミッシェルからオンフルールを経てルーアン
 そしてパリ ルーブル美術館ナイトツアー

今日も充実した一日でした 
 次に続きます





  

感動価格フランス7日間の旅 3 オンフルール ルーアン

2012年09月23日 | フランス旅行
朝もやの中モンサンミッシェルを出発
 次の目的地は ノルマンディー地方の港町“オンフルール”
大西洋に面したセーヌ河口にある古い港町です

旧港には船やヨットが係留され その風景は印象派の絵の題材にもなったそうで
 どこを観ても 切り取っても絵になる様な風景です



オンフルールは木組みの家が立ち並ぶ古い街です

 

木造のサント・カトリーヌ教会は鐘楼と共に町のシンボルになっています



百年戦争で壊された教会は その後跡地に建てられ
 船大工達が造船の知識や技術をもってフランスで最大の木造の教会を建てたのだそうです



昼食は遠くにノルマンディー大橋が見えるお店で



久しぶりにたっぷりのお野菜(^^♪


古都ルーアンに向かい1時間ほどバスを走らせ
 お腹が満たされて バスは心地よいゆりかご ルーアンまでのバス旅はお昼寝タイムになってしまいました

ルーアンノートルダム大聖堂
 


内部には13世紀~20世紀のステンドグラス



恥ずかしながら 今回の旅で初めて知った事があります
 
旅の下調べをするうちにノートルダム大聖堂がアチコチに在る事に??? エッ?どういう事?

“ノートルダム”とは聖母マリアに捧げられた教会堂という意味だそう
  パリを始めフランスの近隣に“ノートルダム”と名の付く教会堂が点在するのです
シャルトルのノートルダム大聖堂 ルーアンのノートルダム大聖堂 っていう具合です
 
ルーアンの大聖堂は1063年の創建から数世紀にわたって建設が進められ
 ファサード(建物の正面の立面)や尖塔に見られる繊細な装飾は後期ゴシック様式のものだそうです
まるでレース模様のような繊細さです
 高さはフランス一だそう 全容を写真に納めるのは地面に這いつくばっても無理そうです

季節や時間帯によって印象が変わる大聖堂 
 印象派のモネはこのファサードの華麗さに魅了されここに滞在し何枚も描いています

古都ルーアンの街並み 
 大時計はゴシック建築の鐘楼とルネッサンス建築のアーチを組み合わせた16世紀の建物



近代的な不思議な建物が目の前に…ジャンヌダルク教会です
 逆さにした船と海をイメージしたものだそうです

傍らには1431年5月30日
 ジャンヌダルクがわずか19歳にして火あぶりにされた処刑地に十字架が建てられています



古い木骨組の家が立ち並ぶ風景 おとぎの国に足を踏み入れたよう



ルーアンを後にしていよいよパリへ



シャイヨ宮から眺めるエッフェル塔

またまた長くなりましてm(__)m 次に続きます

感動価格フランス7日間の旅 2 モンサンミッシェル

2012年09月18日 | フランス旅行
9月4日 朝7時半バスはモンサンミッシェルに向かい出発
 朝が遅い此処では 朝もやの中の出発でした

トゥールからモンサンミッシェルへの約3時間のバスの旅
 田園風景 可愛い街並み そしてまた延々と続く田園風景
広大な田園風景は 私の知らなかったフランスのもうひとつの顔でした

フランスの食料自給率 約120%とか 
 なんとほとんどの品目で100%を超えているのだそうです



はるか彼方にモンサンミッシェルの姿がうっすらと見えた時の感動
 この旅行を決めた一番の目的地が目の前 ワクワク



観光のために作られた堤防が海水を堰き止め土砂が堆積して水深が浅くなってしまい
 このままだと潮の干満がなくなり海に浮かぶ姿が見られなくなると危惧され
いずれは堤防を取り壊し 橋を架け 電車を通す予定で 現在その工事が始まっています

今年の4月末から島から2km離れた対岸側に駐車して無料シャトルバスにて向かいます



シャトルバスを降り 歩きながらどんどん近づいてくるモンサンミッシェルの光景に気持ちも高揚
 


向かって左側の木の橋を渡りラヴァンセ門から入場 
 大通り門を過ぎるとすぐ左に ふわふわオムレツで有名なプーラールおばさんのお店があり
オムレツを焼いている所も見学できるようになっています

オムレツは疲れ果てた巡礼者たちの身体を癒す為にプーラールおばさんが考案したとか…



王の門を通り過ぎると 道の両側にお店が立ち並ぶグランド・リューが続きます 
 その中に郵便局も…ここのポストに投函するとモン・サン・ミッシェルの消印入りで届くそう
自宅に届く様にあらかじめ用意して行けば良かったな

最初に向かったのは昼食のためラ・メール・プーラールの系列店レ・テラス・プーラール



このオムレツも食べるのがと~っても楽しみだったの
写真で見ると大きくって 「これが前菜?コース料理を全部食べられるかしら?」
と心配でしたが
 オムレツはフワフワ 中はほとんど泡状態 なので軽くってぺろりと食べられます
中の泡…メレンゲ状態のソースはパンにつけて食べると

私は美味しく頂きましたが
 味はほとんどないので 好みで味気なく思う人もいるかも…
前に来た人から聞いてケチャップをそっと持参した方もいらっしゃいました

サーモンのソテーもアップルタルトも
 
お腹を満たしたところで さあ出発

此処まで辿り着くにも巾が狭い道は石畳のうえに坂道
 あの高い所に在る修道院まで辿り着けるかしら?
最近 足腰に自信の無い私はドッキドキ
でも 頑張るぞい

テラス・プーラールから少し歩いた所から 階段が始まります


 
左上の写真の階段を上りきった先にある修道院の入口 
 哨兵の門を通り…チケットはこの中で購入…私達は案内の方から日本語版パンフレットを頂き
教会へ向かう為の通路を通り過ぎ90段の階段を上ると展望台に




西のテラス前に立つ 修道院附属の教会
 祭壇にある聖ミカエル像 祭壇は聖地エルサレムの方向を向いているのだそうです



列柱廊 四角と円 光と影が美しい中庭
 天国を象徴しており ラ・メルヴェイユ棟最上階にある 修道士憩いと瞑想の場だそうです



食堂



モンサンミッシェル修道院は
 もともとあったピラミッド型の山の形を考慮しながら花崗岩の周囲を包み込むように建てられています

708年 アヴランシュ司教オベールが夢の中で大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」
 とのお告げを受けたが悪魔の悪戯と思い信じなかった
再び同じ夢を見たがまだ信じなかった
ついに3度目には大天使ミカエルはしびれを切らし今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところオベールは稲妻が脳天を走る夢を見た
翌朝オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が空いている事に愕然とし
 ここにいたって大天使ミカエルのお告げが本物であると確信ししてここに礼拝堂を造ったのが始まりです

 

大天使に指を差し込まれるオベール司教の彫刻
 次の間への通路に あります


                        岩山の一部

案内人の通訳を添乗員Gさんにして頂き
 我々はそれをイヤホンガイドで聞き…

このイヤホンガイドが優れもの
 ちょっと離れてもちゃあんと聞こえ ベテラン添乗員Gさんの案内も的確で
旅行の間中 アチコチで活躍してくれたのでした


ひと通り案内をして頂き 布施分配所跡の売店で解散
 
添乗員さんの「SORTIE (ソルティ…出口の事)の表示を見ながら降りてください」
 約1時間後に入口付近大砲の所に集合です

Ⅰさんは用事で先に降りて行ったから 気が付いたら見知らぬ人ばかり
 SORTIEの表示を探しながら… 
行きと帰りは違う道なので 元の道に無事に戻った時には ホッ!

時間までお土産やさんを覗きつつ
 欲しいと思っていたラベンダーのサシェを売っているお店を見つけ
娘の好きなクリムトの絵が描かれたデミタスカップも見つけ…飾り用でしょうけれど

以前友人からお土産に頂いたキャラメルが美味しかったから
 同じ物は無かったけれど モンサンミッシェルのパッケージの物を購入

もうちょっとゆっくりしたかったけれど…
 楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまいます


いつしか空も明るくなって青空



2kmほど離れた対岸のホテルにチェックイン



夕飯は隣のレストランで



夕食後 暫く休憩

ホテルから歩いて5分ほどの所に在る橋の上が モンサンミッシェルの夕景を眺められるベストスポット
 ライトアップされる姿が美しいのは8時半過ぎくらいからとの事で…
ツアーで一緒になった若い方たちと連れ立って出かけました



此処からではちょっと遠く
 やはり近くで見たいと シャトルバスに乗り モンサンミッシェルすぐ近くまで



モンサンミッシェルの夜景
 何枚も何枚も撮り でも普通のデジカメではこれが限度

最後には目の奥に記憶させようとばかりに何回も何回も振り返っては見て名残を惜しんだのでした 


備忘録の為 長々と書きましてm(__)m
 パート3に続きます  

感動価格フランス7日間の旅 1 シャルトル ロワール

2012年09月15日 | フランス旅行
12時間の飛行時間を経て9月3日朝6時半 パリ シャルルドゴール空港到着
 6時半というのにまだまだ夜明けには程遠く真っ暗

空港はバカンスを終え帰国した人たちや観光客でごった返して
 入国審査を受けるための列は長蛇の列

審査を受け 荷物を受け取って
 バスに乗る頃には 辺りも明るくなって

最初の目的地はシャルトル
 いよいよフランスの旅の始まりです



車窓から眺める移り変わる景色にもワクワク
 どこを観ても おっしゃれ どこを切り取って撮ろうか迷ってしまいます

最初に訪れたのは世界でもっとも美しいといわれるステンドグラスを有する
 世界遺産「シャルトルのノートルダム大聖堂」



この大聖堂は元はロマネスク様式で建てられていたものですが1194年の大火災で大半が焼失し
現在見られるものは13世紀以降に再建されたもので大火災を免れた南塔(向かって右で12世紀に建てられた)以外はゴシック様式になっています
北の尖塔は16世紀に入り再建され シンプルな南塔と比べると違いがはっきり分かります

中に入ってみると高い 高い天井
 そのすぐ下 見上げる程の高窓にステンドグラスが嵌め込まれて
深みのある色で荘厳な中に静かに まるで心を洗ってくれるかのように光を放っています

青の美しさは比類なく「シャルトル・ブルー」の固有名詞がつけられたそうです

左上の写真は 西のバラ窓とステンドグラス
正面入り口の真上にあるのが西のバラ窓
 1216年頃の建築で直径約14m 主題は「最後の審判」その下のステンドグラスは
  左から「キリストの受胎 生涯 系譜」の物語が説明するように画かれている 



こちらはブルーのマリア
 有名な「美しき絵ガラスの聖母」
他とは異なる独特な青のガラスのマリア
この部分は12世紀のもので 大火災のあとに残った破片を集めて再構築されたのだそうです

聖母が着ているのがこの大聖堂に収められているという聖衣サンクタ・カミシア
 火事にも聖衣は奇跡的に残ったのだそうです




次に向かったのがロワール地方

シャンボール城を見学する前にランチ
 主菜は牛肉の赤ワイン煮



ここで日本ではちょっと考えられない事が…

前菜に添えられているピクルスやトマト
私の隣のWさんのは「何か色が…???」と思ったらトマトがのっていません
 その隣のⅠさんのはピクルスが無いんです
で、お店の人に訴えたら 「ウイ」って手を上げて返事してくれ
 今か今かと待ったのですが とうとう最後まで出てきませんでした^_^;

もう品切れだった様で 
 次への移動中に添乗員さんから「お店の人が謝っておいてください」と言ってましたと…^_^;

盛り付けもパスタが多かったり少なかったり
 お野菜が見るからに少ない人も… これってフランス的なのかしら?

さて次はランチした所から程近くに在る
 レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関わったとされる世界遺産のシャンボール城



フランソワ1世の命で造られたロワール最大級の豪勢なお城

おびただしい数の尖塔
 何故あんなに沢山 いろいろな形をして存在するのでしょうね

巾156m 奥行き117mの巨大な城内部には440の部屋と365の暖炉と14の階段があるのだそうです
 完成したのがルイ14世の時代にあたる1658年
  着工から実に139年後のことだったそうです

時間の都合でしょうか内部は見学できませんでした
 もっともそんなに広かったら一日掛かっても見終えられませんね

でも 城中央部分にあるフランス・ルネッサンス様式のダ・ヴィンチが画いた理想の都市の階段を実現させた目を見張るほどの複雑さと言われる二重螺旋階段
それだけでも見たかったものです 

次に「6人の貴婦人の城」と呼ばれるシュノンソー城

左端はマルクの塔              イタリア式回廊
                                                  ルイ14世のサロン

ロワール河の支流のシェール川に浮かぶようにして立つ城
16世紀初 王の財政出納官を努めていたボイエの妻カトリーヌ・ブリソネを筆頭に
このお城は何代にもわたって女性が城主として君臨した歴史があります

観光終了後1時間ほどバスを走らせトゥールへ

可愛いプチホテル
 ディナーは鶏肉料理



ホテルの写真 これで夜8時半頃です
 8月には10時頃まで明るかったそうです

上海を出発 シャルル・ドゴール空港に到着
 そのまま観光に出掛け 少々お疲れ気味

一日半ぶり いや二日近く?
 ゆっくり足を伸ばして休んだのでした