木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

術後9年検診結果&4人会ランチ

2017年01月29日 | 乳がん
27日 朝9時前 マイカーにて病院に向かいました
 9年前手術したのは1月31日 
  晴れ渡った空 太陽がキラキラ眩しい朝でした

空気感が同じ 運転しながら 当時のことがいろいろ思い出され…

検査結果 めったなことはない…と思う反面
 もしかして何か在ったら…

いろいろな想いが錯綜
 いつまでたっても もう大丈夫って思えないのが

乳腺外科受付を済ませ
 同じ受診日と分かっていたIさんとお話ししながら待ち

9時半過ぎ「353番の方 ○番診察室へどうぞ」受付番号を呼ばれ入室

変わりないですか? で始まり

血液検査結果

「腫瘍マーカー 異常なし」

CEA     1.0
CA15-3  5.3  

「中性脂肪 LDLコレステロール値がちょっと高め 気を付けて…」

お歳暮やお年賀で頂いたお菓子 食べっちゃったし
 ウォーキングはサボっているし…

数字は嘘つきません

マンモグラフィー 以前と同じ石灰化はありますが変化なし 異常なし
胸部レントゲン  異常なし
胸部エコー    異常なし

骨塩定量検査 去年と同じ値

触診

「術側の手を挙げると前より突っ張るんですけれど…」と訴え…

脇の辺りまでしっかり確かめてくれ 終了

次回は1年後 
 来年の1月半ばに検査 その10日後に検査結果の予約を入れて

半年後の夏は無しですって
 嬉しい反面なんだか不安がよぎります

「ありがとうございます
  スッキリして今からランチに行ってきます」

アハハッ 行ってらっしゃい

先生の笑い声に送られて退室

放射線科へ

放射線かけた辺りの 皮膚の乾燥や色具合をチェック
 首の辺りの様子を触診して 終了

血液検査の結果を見て
「脱水症状があったのかも…」ですって

そういえばあの頃 寒い日が続き 
 汗をかかない 喉が渇かないのを良いことに水分取るの忘れてたかも…
検査終了後のランチで水 2~3杯飲んだっけ


この日 旅仲間とランチの約束
 京都へ旅してから2カ月ぶりの再会

なかなか揃う日が無くこの日が新年会兼ねてのランチ
 私の病院受診があったから時間をちょっと遅らせてもらい…

着替えて急ぎ
 集合場所のNちゃん宅へ

ランチは袋井 南欧料理ピエーノさんへ



明るい外観に比べ
 内装は漆喰とレンガの壁にステンドグラス等のアンティークな調度品のあるシックな感じ

注文したのは魚料理 鯛のムニエルアーモンド風味
 サラダ パン コーヒーが付いています

鯛の切り身に乗ったスライスされたアーモンドの香ばしさが程よく 美味
 ナイフフォークを忙しなく動かせ おしゃべりが花咲き

4人だもの 姦しいを超えて 
 運ばれてきたお料理 写真撮るのを忘れてパクパク(^-^;しちゃうのも うなずけるでしょ

ランチの後は 近くに在る お花屋さんへ

わたしはブルーデージー1鉢と多肉植物 エケベリア シャビアナを購入
 
シャビアナは花のような姿と紫がかった色が魅力
  
可憐なブルーデージーやみやこわすれが好き



こんな寒い時期 枯らさずに育てられるか心配だけれど 可愛さに惹かれ連れて帰りました

次に行きたい所は
 
「美味しかったから また行きたい!」

皆の思惑が一致

と去年訪れた ケーキ屋さん「IETA」さんへ
 
ここでお茶しましょ
 それぞれ好みのケーキと飲み物を注文

ここでも写真を撮りわすれ…ちゃんとカメラ持ってたのにね

皆が美味しいっておすすめのケーキ「黒真珠」

帰りにショーケースを覗いたら1個在って(^^♪

黒真珠と主人の好きなモンブランを購入



珈琲とピスタチオクリームをチョコで包み込んだケーキはまろやかな舌触り
 濃厚なのにしつこくなく と~っても美味 

9年検診無事通過のお祝いにしました









第33回スノードロップ学習会

2017年01月26日 | 患者会
25日 スノードロップ勉強会が開かれ参加してきました

患者会に出席するお仲間から
 「勉強会の前にランチはいかが?」とのメールをいただき

他のお仲間数人にもメール

寒い時期だから途中の移動が楽だからと
 病院内8階に在る展望レストランに集合 

5人で一緒にランチ

10月以来の再会 近況を話したり
 
以前の患者会講師をして頂いた吉田真譽さんの長楽寺
 小堀遠州作と伝えられる回遊式の庭園 
「今年は行きたいね」 

などなど話しが弾み(^^♪


13時半からはスノードロップ勉強会
  
今回は「乳がん診療の最近の話題」と題して主治医O先生のお話しでした

昨年の報告

昨年の推計値では
 女性が罹ったがんは乳がんがダントツ1位 罹患予測数約90,000人
  2位の大腸がん 約62,500人 3位が肺がん 約43,200人

乳がんは11人に1人が罹る割合ってことですね

年齢別では45~49歳と60~64歳にピーク
 次に50代 70代 80代が続き 30代は少ない

それでも死亡者数の推移をみれば 乳がんは5位
 
早期発見早期治療がしやすいということ
 自己触診 検診に足を運びましょうってことですね

他には

再建手術・内視鏡下手術の方法
dose-dense化学療法
ホルモン療法の治療期間
遺伝子

などなどのお話でした

後半は

主治医を囲んで交換会

「10年過ぎたらもう大丈夫ですか?」の質問

「乳がんに罹った方は 罹ってない方に比べ 乳がんに再度罹る可能性が4倍といわれています
  なので1年に1回あるいは2年に1回の検診は10年後も続けることを勧めます」と…

4倍か…(+_+)

「化学療法は術前が主流だそうですが 先に手術をするのはどの位の大きさですか?」の質問

「基本 ミリ単位の腫瘍は先に手術します 
  先に針生検よりさらに太い針を使って広範囲の細胞を含む組織を採取して検査
 悪性度 ホルモン感受性などをいろいろ調べ それによって必要なら術前化学療法をします」

1㎝以上は先に化学療法…

先に化学療法をやれば 抗がん剤が効いたかどうか分かりますね
 私みたいに 先に腫瘍取っちゃったら 抗がん剤の効果が分からないもの
  
…そういえば 術後化学療法の前に「これ効くかどうかわかりませんよね」って先生に質問したっけ
 先生が「そうだね…」
それでも 今 見えないがん細胞をやっつけるであろう事 効くことを信じて抗がん剤治療に臨んだっけ


この日 化学療法中の方が出席され…あと1回とか
 「何か不安なことなど 聞いてみたいことありますか?」の質問に

「何もかも不安ばかりです」

そうですよね

先に抗がん剤が済めば あと手術は『俎板の上の鯉』もうひと踏ん張りです
 此処にいる人ほとんどが抗がん剤経験者ですもん 踏ん張ってね

エールをおくりました





   

 

今日は術後9年目検診

2017年01月17日 | 乳がん
1月17日 今日は術後9年目の検診でした

胸部超音波 血液検査 マンモグラフィー 胸部レントゲン 骨塩定量検査
 
骨塩定量検査が午後1時45分からなので 
 それに合わせ逆算して 予約を入れてくれてあります

11時30分に胸部超音波検査

予定より早く11時頃に着いたので先に血液検査科へ
 
もう混む時間は過ぎ去り 受け付け済ませてすぐに順番が回ってきて(^^♪

右手 肘内側の真ん中辺り
「此処ではいつもここから採血して頂いてます」と訴え

指で押しながら「???」
 血管が見つからないみたい…
 
また手の甲からかな? 心配
 でも肘の内側真ん中あたり 一回で決めてくれました\(^o^)/

次は乳腺外科外来でエコー検査

顔見知りの方にばったり
 以前ウォーキングのグループでご一緒した方です

彼女も今日は術後6年目の検診ですって

「お元気?」で始まって
心配なこと 気になること…あれこれ

例えば咳が続いたり 術側の肩ばかりこったり…
 そんなことがあると 病気と繋げて心配しちゃいます

でも家族には愚痴れません だって心配するのは目に見えているものね なんて

あるある話 もろもろ

彼女は次にCT検査 
 わたしは 一番のイベント マンモグラフィー検査へ

今回も若い男性の検査技師
 顔を隠す意味もあって 金具のついていないマスクをしたまま検査に臨みます

上下 左右にはさんだ画像を 右 左 2枚

のし餅のように広げてのされて
 顔は痛さを堪え 目はギュッと瞑って

でも手や身体は力を抜くことが大事
 力を入れると筋肉の作用で せっかくのされた部分が身体側に戻っちゃうんです

頭の中で「力を抜いて 力を抜いて」お題目のように唱えます

術側の画像を撮るときには
 思わず「ウッ!」呻き声を出しちゃいました(:_;)

検査技師の方「ごめんね」
 「イエイエ」m(__)m

もうちょっと長い時間だったら失神しちゃいそう(^-^;

ちゃんと問題なく撮影できているか チェックの間 カーテンの中で待機

「ごくろうさまでした ちゃんと撮れてました」の声に ホッ! 思わず拍手

1回の撮影でOKは嬉しい 良かった~ 

次は胸部レントゲン 金具のついてない下着 着用だから サクッと済み

骨塩定量検査の受付時間まで
 展望レストランにて 昼食をとることにしました

カキフライ定食が季節限定メニューで登場



小振りながら5個の牡蠣 美味しい~(^^♪

時間まで 持参の文庫を読みながら過ごし

13時過ぎ 放射線科受付へ

骨塩定量検査を無事済ませ 全検査終了


検査結果を聞くのは10日後の27日

無事であることを願って…
 ザワザワ ドキドキの10日間 何か探して気を紛らわさなくっちゃ


今日の検査料金 3割負担で 7350円ー





シネマ歌舞伎『阿古屋』

2017年01月15日 | 映画

市街地にある映画館では 今 何を上映しているかしら?
 …最近では郊外にある映画館ばかり利用しているんです 

あらッ 虫の知らせだったかしら? 
 シネマ歌舞伎『阿古屋』が7日から上映じゃないですか

上映時間が13日までは9時30分~ 18時05分~
 日中の上映がありません

13日過ぎのスケジュールを期待して…17日夜の部に行こうか?

ところが11日夜遅く14日からのスケジュールをチェックしたら
 なんと朝9時15分~1回しかありません

慌ててNちゃんに連絡
 急遽日程変更 13日夜の回にNちゃんとふたり連れ 観に行ってきました



高度な技術、表現力、美しさが必要なことから、演じられる人間が極めて少ない演目『阿古屋』
 坂東玉三郎さんが演じています

あらすじ

平家滅亡後 鎌倉の源氏方に追われる平家の武将・景清の行方詮議のため
 引き立てられた恋人阿古屋
景清の居場所を知らないと言う阿古屋に 代官・重忠は偽りを言っているのなら
 演奏の音色が乱れるはずだと 琴・三味線・胡弓の三曲を演奏させます
しかし、阿古屋は乱れの無い見事な演奏を披露し、解放されるのでした

冒頭 舞台裏で『阿古屋』という作品を支える人々の様子が流れ…衣装さん照明さん大道具さんなどなど
 玉三郎さんも 照明の具合 鳴り物の具合 細かいところまで気を配っています

場面が展開 幕が開き

最高級の遊女である阿古屋の華やかな衣装 孔雀の羽は立体的で見事な刺繍です
 …本当の舞台ではこんなに近くで見られませんね

この作品

『阿古屋』は通称「琴責め」とも言われ、琴・三味線・胡弓の三曲を阿古屋自ら演奏するという趣向が眼目の演目です
3つの楽器の弾き分けをはじめ、傾城の気品や色気、景清を想う心理描写も表現しなければならず

女方 屈指の大役と言われている阿古屋役です

今 女形最高峰の阿古屋を演じられるのは玉三郎さんだけ…
 といわれる所以が観て 納得でした

観る前は 琴 三味線 胡弓を普通に単調に弾いている くらいに思ってました

シネマ歌舞伎ならでは 手元もアップで映ります
 玉三郎さんの独奏のあとを鳴り物方の演奏が追いかけます

寸分違わぬ演奏 素晴らしい!見事です
 息をとめる様にして見入ってしまいました


岩永左衛門役 坂東亀三郎さんの文楽の人形のような振りは面白く
 …途中 演奏に気持ちよくなったのか退屈したのか眠ったりする場面もあったりして
重忠役の尾上菊之助さんはかっこよく

とっても楽しめ 良いもの見せていただきました






あけましておめでとうございます

2017年01月03日 | 日々つれづれ
謹んで新年のお慶びを申し上げます
 


今年も恒例 タオルのハンカチで作った干支の酉を従妹からいただきそれとともにごあいさつ

温かで穏やかな年明け
 娘家族 息子家族 どちらも受験生を抱えているので帰省が叶わず
静かなお正月です

お正月くらい着なくっちゃ と 母の大島紬を着てみました
 あらたまった感じでシャンとしますネ
 
初詣に出かけた車窓から はるか遠くだけれど富士山がはっきりくっきり美しく 
 神々しく幸先良い感じ 良いものですね~


ことしも佳き年でありますようお祈りいたしますと共に
 相変わらずのお付き合い よろしくお願いいたします