木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

おんな城主直虎 大河ドラマ館へ行ってきました

2017年09月26日 | おでかけ
旅仲間4人連れ おんな城主直虎ドラマ館へ行ってきました

今年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」は地元が舞台

「一度は観に行かなくっちゃ」
と早々に前売り券を購入 楽しみにしていました

なかなか皆の都合が合わず
 「真夏の暑さの中に行くのはやめようね」などもあり…

今回
高橋一生さん演じる政次が最期を迎え
 縁の品が展示されているとの情報も得 

展示が変わらぬうちに行こう! となりました

大河ドラマ館が在るのは「気賀(きが)」の街
 そう ドラマ所縁の気賀の港のあるところ



井伊谷の橘の木 井戸
 此処だけが撮影OK 



…数年前に訪れた「花燃ゆドラマ館」はもう少し撮影できるところが在ったような…

家康が着た甲冑や 瀬名さんの打掛 小道具いろいろ
 衣装や小道具の隣に 着用 使用シーンがモニターに映し出されています

あぁ あのシーンなのね って具合です
 
直虎シアター
 パノラマシアターに ロケのメイキング映像が流れています

中田島砂丘 棚田 高根城址などなど撮影シーンも
 地元ならではの旧知の場所も出てきて にんまり嬉しく 

政次と直虎が使った碁盤 政次の「辞世の歌」や衣装 


浜松でのロケ地や井伊直虎ゆかりの地の地図

この日は雲行きも怪しいので行けませんでしたが
 いつか竜宮小僧を探して歩いた岩の辺り 隠れ里の棚田 井伊谷城址などなど行ってみようと思います

入館するときに撮ってくれた写真を出口で頂き



午後から雨模様の予報に 近くでランチしましょ
 ということで 歩いてすぐのカフェへ

クリーム色の彼岸花
 最近よく目にするようになりましたね






日替わり定食 味噌カツとジャガイモのガレット

珈琲も注文してゆっくりランチタイム 
 久しぶりに時間も忘れておしゃべりの花が咲きました

来た時には素通りした気賀関所



大河ドラマ館開催期間中は入場料無料
 ドラマ館への通り道になっていて関所を通過して向かうようになっています
 
復元施設ですが 本番所 遠見番所 向番所内には牢屋もあり
 「入り鉄砲に出女」 時代がしのばれます



直虎ラッピングバス

地場産品のお店でイチジクや新生姜を求め お土産屋さんに寄り
 

ドラマ館に向かったこの日の朝
 NHKあさイチ プレミアムトークは直政役の菅田将暉君

見たかったけれど出掛けなくっちゃいけないし残念!

いよいよ菅田将暉君演じる「直政」も登場し 益々観るのが楽しみ
 

孫のhonちゃんの同級生には井伊家の末裔「井伊さん」がいるとか…
 そんな訳もありhonちゃんも毎週楽しみに見ているようです

歴史に興味持つきっかけになり(^^♪



帰り際 気賀の街に面白そうなお店を見つけ立ち寄り

そこは植物雑貨屋さん
 いろいろ趣きのある植木鉢など 庭遊びの雑貨がい~っぱい
見ているとわくわく
 
多肉を植え替えようか?と鉢2個
赤い葉が珍しい「アルテラナンテラレッドフラッシュ」…初めて見ました
 プチダリア「ハミングブロンズエターニティ」葉色が濃くって花は秋色を買い求め

その後 「鶴瓶の家族に乾杯」の中で柴咲コウさんがハンバーグを頼んだ
「さわやか」に寄り渋皮栗のプチパフェでしめのひと時を楽しく過ごしたのでした(^^♪ 


 
  

 
  

読書&CD「蜜蜂と遠雷」

2017年09月08日 | 読書
図書館に予約を入れたのは
 本屋大賞にノミネートされた1月中旬のこと

その前に直木賞2016年下期を受賞されていて気にはなっていたのですが
 本屋さんで手に取ってページをめくったとき

本の厚さ おまけに2段組み

図書館の貸出期間は2週間
 読み切れるかしら?
躊躇して 予約できずにいました

で、本屋大賞にノミネートされたと知り
 やっぱり読みたい!と…


8月にようやっと順番が回ってきて(^^♪



舞台は3年毎に開催される 芳ケ江(よしがえ)国際ピアノコンクール
 第6回を迎えるこのコンクールは 優勝者が世界屈指のコンクールでも優勝
近年評価が上がっている

出場者 審査員達だけでなく 調律師 テレビの取材者など
 さまざまな人の心情が交錯

恩田さんの見事な表現力で ぐいぐい物語に引き込まれ
 時には行間から音楽が聞こえるような錯覚も

この先どうなるの?
 先が気になって どんどん読み進め 

臨場感に溢れ ドキドキ
 まるで出場者の近親者のように寄り添ったり がっかりしたり…

題名からして風間 塵くんが主人公と思い読み始めましたが
 コンクールを通じて 刺激され切磋琢磨して才能が開花していく
人間の成長物語と

明石さんが栄伝亜夜ちゃんに
 「お帰り…  」
と涙 涙 のシーンには そうそう そうよね
と 嬉しくなってほろり

その様子を言葉巧みに表現され
 音楽表現も素晴らしく 恩田陸さんに拍手喝采です


読み終えて
 …クラシック音楽にはさほど詳しくない私は
「このコンクールでのピアノ曲を聴いてみたいな
 この本のCDって出れば良いのに… 」
って思ってました

しばらくしたある日 美容院で手にした厚い本に
 本の紹介と一緒に載ってました

「蜜蜂と遠雷」音楽集



CD2枚組
 
ディスク1は第1次予選~第3次予選 演奏曲
ディスク2はファイナル演奏曲

このCDに
 「蜜蜂と遠雷」登場曲への想い と題して恩田陸さんのエッセイが載っています

まず「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜とCDを資料として購入
 ピアノコンクールの課題曲の音源と楽譜を集めることから始めたそうです

プログラムを作ってはプログラム通りに曲を弾いていく日が続き
 …恩田さんは子供のころからピアノを弾いていたそうです

浜松国際ピアノコンクールのプログラムは大いに参考になったとも書かれています
 何度も足を運ばれ 実際に弾いているのを聴いて
「これを是非マサルに弾かせようと思ったのは バルトークのピアノ・ソナタ」とか

一番苦労した曲は リストのピアノ・ソナタロ短調
 
この長い曲をどう書いていいのか分からず パソコンを前に途方にくれ
 結果「ロ短調ソナタ」はうんうん表現を探しながら数百回も聴くはめになった


ご苦労がうかがわれます
 

CDを聴きながら
 また本の余韻に浸っているこの頃です

いつかCDを聴きながら もう一度 読み返したいものです

この本のモデルとなった浜松国際ピアノコンクール
 中ホールの様子 隣に大ホールがあって…とか
カレー屋さん あれかな?

なんて思い浮かべながら読めるのも楽しい出来事でした


3年毎の浜松ピアノコンクール

この前 Kちゃんと鑑賞した能狂言の折
 「蜜蜂と遠雷」の話題が出て

浜松国際ピアノコンクール
 今度いつか聴きに来ましょうと語り合ったのでした